前回の続きのパート2、"Who ordered rvalue references? Part 2"の私訳です。今回で「誰が右辺値参照を決めたのか?」の「誰」(と言うよりも「何」がですが)がはっきりし、右辺値参照が概念レベルの思い付きでないことが明らかになります。ここらへんの経緯はおそらく余り知られてはいないのではないでしようか。私も時間があれば、D&Eやその他原資料にあたり調べてみたいと思っており、その結果を報告出来るやも知れません。 追記:5月19日 パート3も載せようと思ったのですが、余りにもマイナーな話題だし、もっと本質的なことが判明しましたので、パート2で打切りにします。 誰が右辺値参照を決めたのか? パート2 2008年10月26日 Bartosz Milewski 直近の投稿で、私は参照と左辺値/右辺値の関係を論じた。次のようなバインディングルールを使って要約されるだろう。