2010年06月19日11:23 カテゴリ本IT 脱ガラパゴスの戦略 おととい著者にもらった本。彼は討論でも「利活用」にこだわっていたが、私もインフラよりそれを使う側の問題のほうが大きいと思う。先日の記事でも書いたように、日本のIT部門の生産性は必ずしも低くないが、それを使うサービス産業が情報革命に適応していない。その象徴がケータイである。 著者のつくったiモードがガラパゴス化の原因のようにいわれるが、周波数などの条件が内外で違う状況では、国内に最適化した商品が世界に売れないのは当たり前だ、と彼はアゴラで反論している。 総務省は「情報通信国際戦略局」をつくって南米に国産の地デジを売り込んだが、ブラジルで圧倒的に売れているのはサムスンのテレビである。総務省が日の丸技術PHSを育成するために、ドコモを排除して美人投票で当選させたウィルコムは倒産した。そのドコモのワンセグを使って総務省はクアルコ
![脱ガラパゴスの戦略 : 池田信夫 blog](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/da78a05937633f7a2b4b2219826151c370cd607b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fparts.blog.livedoor.jp%2Fimg%2Fusr%2Fcmn%2Fogp_image%2Flivedoor.png)