積読の山の中でソフトウェア工学の本が発掘されたら、twitterでもyuguiさんがソフトウェア工学が云々、とつぶやいていたので、読んでみました。 ソフトウェア工学 (岩波コンピュータサイエンス) 作者: 有沢誠出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1988/05/26メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 今は亡き……と思ったら、実はまだ一部は流通しているらしい岩波コンピュータサイエンスシリーズの一冊。というかこの本自体も流通してるみたいですね。 有澤誠と言えば、クヌースの翻訳でも知られている人ですが、私の中では「Bit人脈のひと」という印象が強いです。ナノピコ教室のひと、でもあったはず。まあ、要するにコンピュータサイエンス、あるいは情報工学の人で、読ませる文章を書けるひと、ですね。 文芸的プログラミング (ASCII SOFTWARE SCIENCE
_ コンピュータサイエンスのハイウェイライフ 入門書としては、ヒリスをまず読んで、パラダイムを頭の中に作ってから始めたらどうだろうか。問題の抽象化が見事だからだ。 思考する機械コンピュータ (サイエンス・マスターズ)(ダニエル ヒリス) 読んでから1年以上たったようだ。 論理和と論理積 有限状態機械 マージソート 進化論的アプローチと量子コンピュータ
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もしもこの世から「残業」が完全になくなったら 3年ぐらい前に読んだ本を思い出した。 1980−90年代の話ですが、残業について、 「時間外・休日労働の弾力的運用が我が国の労使慣行の下で雇用維持の機能をはたしている」(1985年労働基準法研究会報告)とか、「我が国の労働慣行の実情に合うような上限設定が可能かどうか定かでない」(1992年同報告)と、雇用維持の為のコストとして恒常的な長時間労働を是認する考え方が主流でした。 需要の低下に応じて、生産水準を下げなくてはならなくなっても、バッファがあるから解雇せずに大丈夫でしょ、という。。。 まぁ、 ところが、その後、労働法政策が内部労働市場の雇用維持から外部労働市場における移動促進に徐々にシフトしていったにもかかわらず、この長時間労働哲学には疑問が呈されないまま21世紀に至っているのです。 と著者は問題視しているわけだけど。 話変わって、最近友人
従来のソフトウェア工学は、属人性を排除して開発者の能力を均一化しようとしている。この点に置いて、従来のソフトウェア工学は決定的に間違っている。 ソフトウェア開発では、個人の生産性は上と下とで 30 倍違うと言われる。これが本当だと仮定したら、これだけ差がでるものを均一化なんてできるわけない (したところで間違った結論しかでない) んだから、属人性を排除することは大きな誤りである。 仕事が高度になればなるほど、属人性は排除できないし、人材の替えはきかない。問題を解決できない人間を100人集めても、問題は解決できない。問題を解決できるのは、問題を解決できる能力を持った人間だけ。頭の悪い大人100人より、すごく頭のいい小学生1人のほうが、成果物が出る。ソフトウェア開発はそういう類いの仕事。 よく、ソフトウェア開発を工場での作業に例える人がいるけど、これも「属人性を排除できる」という勘違いからもた
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