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ブックマーク / fukushimak.iza.ne.jp (12)

  • 中国の台湾系工場で連続する自殺:イザ!

    ■今年にはいってipodの城と呼ばれていた富士康国際の工場(富士康国際は台湾の鴻海科技集団の中国法人、工場は深センにある)で工員が次々自殺していることは、すでに報道されているのでご存知の方も多いだろう。今のところ、13人(16人という説も)が連続して自殺(うち10人死亡、3人治療)事件が発生し、ネットでは「自殺するなら富士康へ」なんて、ブラックジョークがあふれている。  ■富士康といえば、私が北京に駐在していた2006年ころ、汗血工場(労働搾取)の実態を勇気ある中国人女性記者(第一財経日報)が現場取材してルポを発表したが、その記者に対する企業と当局による圧力問題も発生、最終的には微妙な手打ちで、うやむやになったという事件があった。その後、労働法が改正され、労働条件も最低賃金もそれなりにマシになって汗血工場はずいぶん減った、というふうに思いこんでいたところに、この連鎖反応のような自殺である。

    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2010/06/03
    中国の台湾系工場で連続する自殺
  • 中国はちょっとオバマ大統領をなめている。:北京東京趣聞博客(ぺきん・とうきょうこねたぶろぐ)

    ■オバマ大統領とダライ・ラマ14世の会談が無事にすみ、中国はめちゃめちゃ怒るのか、と思いきや、実はそうでもない感じだ。いちおう、駐華米国大使を呼びだして厳重注意したのだが、そのかげで香港では米原子力空母ニミッツ乗り組み員が地域の春節イベントに参加して米中友好アピールなんて報道もある。 ■一方、米国側も中国側にタンカを切ったようにみえて、微妙に中国に気をつかっている。春節休みの中国庶民が外国ニュースなんて気にしないような時期に会談を設定して、なにより法王様を裏口のゴミ袋の積み上げているようなところから、出入りさせた(島田洋一ブログでとりあげられている)。当のところ、この2大国家の対立は、新婚夫婦のケンカレベルなのか、気で先鋭化しているのか、みわけにくい。というわけで、最近の中国メディアにみられる論評をもとに、中国音を想像(妄想ともいう)してみたい。 ■米中は仲がいいのかわるいのか 中

  • 偽の偽札と真の偽札と偽の真札と真の真札。:イザ!

    ■あけましておめでとうございます。大晦日から正月までは、賀状書きと実家の大掃除にあけくれ、3が日はほぼ10年ぶりに一族郎党が両親の実家にあつまりローカルなお正月を迎えていました。ところでその間、世界では中国とASEANのFTAがスタートしましたね。32億人市場が登場し、人民元決済が急激に広がっていく雰囲気に。China13億のお客さまが所望すれば、そりゃ人民元決済も広がるでしょうよ。というわけで、これからは人民元をもっているヤツが勝ち組? ■なら、虎の子退職金をいっそ、人民元に換金して中国工商銀行に全額定期預金しちゃいませんか、というアドバイスを先日うけました。人民元はユーロのような、アジア統一通貨になるんでしょうか。円やドルの資産は今のうちに人民元に換えておいた方がお得なんですかね。たしかに、私が北京勤務になったとき、全財産を人民元に換金して定期預金にでもすれば、いまごろかなり、増えてい

    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2010/01/03
    公然の秘密ってやつ?>「偽の偽札と真の偽札と偽の真札と真の真札。:イザ!」
  • 成田空港でただいま籠城中:馮正虎さんかくかたりき②:イザ!

    ■馮正虎成田籠城事件を日友達が意外に知らないことに驚いた。不謹慎だけど、映画みたいに面白いじゃないか。友人のマダム・チャンによると、実際、班忠義さんがドキュメンタリー映画をとるつもりらしい。班さんは、「ガイサンシーとその姉妹たち」などの作品で知られる映画監督で、中国のマイケル・ムーア?的な存在といったらいいか。マダム・チャンも「どうして日のマスコミは報じないの?」と言っていた。そう、どうして日のマスコミはあんまり騒いでいないの? ■で、調べてみたらけっこう報道されていた。当然だ。成田空港といえば立派な記者クラブがあり、記者がほぼ常駐している。取材しないわけがない。だが、その記事があまり目立たない。朝日新聞は大きく紙面をさいていたが、夕刊だ。夕刊ってあまりよくよまないから、朝日新聞をとっている友達も気づかないでいた。その内容もちょっと腫れものに触る感じだ。どうしてだろう。というわけで

    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2009/12/03
    成田空港でただいま籠城中:馮正虎さんかくかたりき
  • お知らせ:実は退職することになりました。:イザ!

    ■ツイッターでさきにつぶやいてしまいましたが、実は11月30日付で退職することになりました。家庭の事情やらなにやらが重なったところへ、早期退職制度の募集があったので、利用させていただきました。きょう、人事部にいって、離職届にサインしたり、失業保険の説明をうけたりして、えー税金ってこんなにとられるの、とか、国民健康保険ってどのくらいかかるんだ?とか、驚いたり不安がったり、なかなか新鮮でありました。 ■初めての失業経験です。どきどき。失業のあとはワーキングプアの道、まっしぐら??かもしれません。とりあえずは、早期退職制度なので、それなりの退職金が上乗せされますから、すぐに飢え死にすることはなさそうです。失業保険も240日出るそうです。じっくりリスタートの戦略をねることとします。 ■あと一カ月あまり時間があるので、その間は記者として取材もしますし、このブログも更新します。臨時国会のゆくえも追いま

  • 北朝鮮の核実験は中国の陰謀!?:イザ!

    ■何かきょうも長い一日だった。日という国はニュースの賞味期限がすぐきれる。きょうは、昼あたりから、鳩山総務大臣の辞任の話題一色。きのうは対北朝鮮の安保理決議が旬かな、と思ったんだけれど。ちなみに、今週末のネットインタビュー「福島香織のあれも聞きたい」は、産経読者にはあまり人気のない自民党内きってのリベラル派の加藤紘一氏に、日中関係とか北朝鮮問題とかお聞きした。ちなみに福島も産経社内ではかなりリベラル派だと思っているのだが、誰も信じてくれない。今晩、社にいって、土曜の朝にアップできるようタイマーをかけておく、予定。 ■鳩山総務大臣の辞任については、おそらく四面のほうで怒涛のような報道があるので、ブログではスルー。しかし、日の大臣というのは、せっかく手にいれた権力に執着しない人が多い。中国人なら絶対己の正義を貫くよりは、ひよって要職の地位を守る方を選ぶはず。だいたい正義なんて、相対的なも

  • 五輪開会式は見られなかったけれど雰囲気は味わった。:イザ!

    ■五輪開幕式を会場で見たいとおもったけれど、チケットもなければパスもない。なので、中国人といっしょに、できるだけ近くにいってかすかな音楽とか花火とか、レーザーの光で輝く鳥の巣の上の曇天とかを1㌔以上はなれたところから、眺めてきました。 テレビの開幕式はあとでみられるけど、この雰囲気は一回きりよ、とみんな言っていましたが、確かにそのとおり。しかしすぐに、警官に追い立てられて、帰ってきました。 写真でその雰囲気を紹介。 ↑花火は興奮するね。汗だくの体をくっつけるように夢中になって、開幕式の花火をとる中国人たち。私の周辺のほとんどが、地方からの人でした。北京人は、おとなしく家でテレビを見ている人が多いようだ。 中国加油はちまきに、五星紅旗の顔シールが、五輪定番ファッション。花火があがるたびに「加油中国」コールを絶唱。 ↑知る人ぞ知る五輪応援おじさん。ほんとうにどこでも沸いてでてくる人。

  • テロ警戒、戒厳令五輪!:イザ!

    ↑7月30日夜、初の五輪開幕式リハーサルが行われたメーンスタジアム鳥の巣。だが、開始40分で突然の豪雨におそわれた。写真は雨がやんで、みんなぶつくさいいながら帰るところ。 ■いよいよ、北京五輪が開幕する。30日の夜は、関係者を呼んで、五輪開幕式の初のリハーサル(非公開)があった。ところが、リハ開始40分後、突然の豪雨。見学のお偉いさんも、ずぶぬれで、惨憺たるリハだったとか。リハ終了後、会場から出てきた国名のプラカードを掲げる役の大学生によれば、みんなずぶぬれのまま、リハを続行。しかし客席は文句たらたらだったとか。 ちなみに開幕式リハは韓国SBSが盗撮に成功。それを人民ネットが流している。だめじゃん、人民ネットまで映像ながしちゃ。秘密なんだから。 http://vblog.people.com.cn/index.php?option=com_content&task=view&id=1

  • 被災地からもどって⑤哀悼のきもちが中国を変える:北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ)

    ■日の岩手・宮城地震を知ったのは、家のテレビNHKの週刊ブックレビューをみていたときだった。速報があり、おお日でも地震だ、これは大きいと、釘付けになった。しかし、当にびっくりしたのは、震のあとの地震警報で、NHKのアナウンサーが、「まもなく強い地震がきます。身の安全確保をしてください。時間がありません。身の安全確保をしてください」(うるおぼえ)と言い出したことだった。そして、当にまもなく、大きな余震があった。しかし、じゅうぶん、机の下にかくれるくらいの時間はあった。 ■この国にNHKを見ることのできる人はどのくらいいるかは知らないが、これをみた知人の中国人は「日ってすごい!」と驚いていた。実際、翌日からの中国メディアは岩手・宮城地震の死傷者の少なさ、倒壊建物の少なさを感嘆し、日を見習え!と、一時おさまりかけていた日賛美が再燃しかけている(東シナ海ガス田開発合意でまた揺り

  • 情報統制の壁を越えて漏れ聞こえるラサの悲鳴を聞け!①:イザ!

    ■チベット民族蜂起49周年の3月10日にラサでおこった僧侶に対する公安、武装警察らの暴力以降、14日、ついに暴動に発展してしまいました。ラサが燃えています。 ■11日にセラ寺でおこった抗議デモは催涙弾で制圧されました。このあと、ジョカン、デプン、セラのラサ3大寺院は人民解放軍に包囲されていました。数千人規模のデモ隊と武装警察が衝突、警察の発砲して2人が死亡した、と自由アジア放送が報じました。セラ寺では、僧侶らが抗議のハンストを行って、当局の暴力に抗議しています。2人の僧侶が、抗議の意味で手首を切って重体。 ■今、ラサの友人とチャットしています。14日、街は中国系商店などが焼き討ちにあいました。この日の午後7時ごろ、娘熱路と2環路の交差点あたりで、衆人環視の中で3人のチベット族が撲殺されたそうです。誰に殺されたの?「そんな怖いこと聞かないで!私はここで生きていかねばならいの!」。パソコン

  • 福島香織さんの「北京・官邸趣聞博客(ぺきん・かんていこねたぶろぐ) 」:イザ!

    「さよなら北京」‐趣聞とは、中国語で興味深い話題、噂話。街角で拾った小ネタ、タブロイド紙の三面ネタなどを、関西風突っ込みをいれつつゆかいに紹介。中国ではやりの書籍、映画、ドラマな■引っ越しの準備、どうしても会いたい人へのあいさつまわり、送別会などで、いそがしくずっとブログ更新を怠っていました。日14日は、私の北京特派員としての最後の1日となります。15日の昼には東京の成田空港に到着しているはずです。北京の国際空港に降り立ったのは、2002年4月30日午後のことでした。期待より大きな不安をかかえてひとりタクシーで京倫飯店にはいったことを覚えています。いま、帰任を前にして、やはり建国門外の京倫飯店に宿泊し、このブログをかいていると、長かったような短かったような特派員生活が走馬燈のように思い出され、鼻の奥がつーんとしてきました。 ■当は、今晩、以前から会いたいと願っていた老革命家と会ってもら

    m_yanagisawa
    m_yanagisawa 2008/02/16
    なんで中国側から検出されないのかと思ったが、時系列で見ると…。中国側の未検出だけでは信頼回復に繋がらないと思うのだが。中国首脳部は「人の噂も75日」に期待かw
  • 食の安全学再び:食品テロはどうやって防ぐ?:イザ!

    ■北京五輪の選手団の品の安全は、提供前にハツカネズミにお毒味させることで確かめる。これ当。ハツカネズミってすごく弱い動物なので、微量の毒物でも反応するそうだ。炭坑のカナリアみたいなもんだな。化学検査だと結果がでるまでに時間かかるし、とりあえず安全を守る、という点では、一番クイックな方法だろう。今後、中国産冷凍品の安全検査が大変だ、どうしようと思われている輸入品企業の方。市販の前にいくつかのサンプルをハツカネズミにべさせてみてはどうだろうか?サリン事件のとき、警察がカナリアをつれていてびっくりしたが、実は原始的な方法ほど信頼できるもんなんだ。毒ガステロにはカナリア、毒品テロにはハツカネズミ!品企業のオフィスで、ハツカネズミを飼うなんて、癒しにもなるし。社員交代で飼育当番なんかしちゃったりして、小学校のころを思い出すね。動物愛護団体には怒られそうだが。 ■閑話休題。ハツカネズミ

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