ブックマーク / tech.preferred.jp (21)

  • PFNで10年続く読書会について - Preferred Networks Research & Development

    総務・ファシリティ担当のやまかつです。初blogなので軽く自己紹介します。4年前にインテリア設計事務所からPreferred Networks (PFN)に総務担当として入社しました。ワークスペースや実験環境の構築や運営維持が主な仕事ですが、実は入社前から読書会のことは噂に聞いており、当時から参加することを楽しみにしていました。好き・屋好きです。 PFNが読書会について社外に紹介するのは初めてかもしれません。PFNの前身であるPFI時代から10年以上毎週続いている社内イベントです。読書会の紹介を通じて、みなさんにPFN社内の雰囲気を少しでもお伝えできればと思いblogにまとめてみました。併せて、読書会から派生した夏のインターン向け企画「PFNメンバーによる選書」についてもご紹介します。 PFN読書会とは PFN読書会とは、社員が最近読んだを紹介する会です。当初は知見を広めることが主な

    PFNで10年続く読書会について - Preferred Networks Research & Development
  • 深層学習を用いた物理探査技術の研究開発 - Preferred Networks Research & Development

    エンジニアの水野尚人です。PFN は、深層学習を用いた物理探査技術の研究開発を三井物産株式会社との合弁会社 Mit-PFN Energy を通じて行なっており、この取り組みの成果を第 82 回 EAGE ANNUAL Conference & Exhibition という物理探査分野の国際会議で発表しました。この発表では、実用的な学習用データセット生成と、物理探査に適した深層学習モデルの構築という 2 つの課題を改善する手法を提案しました。記事では物理探査に深層学習を用いる際に技術的にどのような難しさ・面白さがあるのかに触れつつ、発表内容について紹介します。 * 記事の図はいずれも下記の発表からの引用です。 T. Shibayama, N. Mizuno, H. Kusano, A. Kinoshita, M. Minegishi, R. Sakamoto, K. Hasegawa,

    深層学習を用いた物理探査技術の研究開発 - Preferred Networks Research & Development
  • Google Colaboratoryを用いた機械学習・深層学習の入門教材を無料公開(健康・医療向けデータを用いた実践編も含む) | Preferred Research

    Home Blog Google Colaboratoryを用いた機械学習・深層学習の入門教材を無料公開(健康・医療向けデータを用いた実践編も含む) PFNのリサーチャの齋藤です。今年は色々な仕事に取り組みました。記事では、日メディカルAI学会が新しく始める公認資格へ向けたオンライン講義資料について書きます。 昨今、機械学習や深層学習といった技術IT企業のみならず様々な分野で活用されるようになってきました。その一つに医療分野があります。しかし、忙しい臨床医・研究医・その他医療従事者の方々の中には機械学習や深層学習の可能性を知りつつも、なかなか自ら手を動かして学び、それを医学の研究や医療の現場へ生かしていく時間がとれない方もいらっしゃいます。その大きな理由の一部には、特に深層学習を実践的に用いる方法を学ぶ場合に必要となる計算機環境の用意および環境構築が難しいといった点があります。 そこ

    Google Colaboratoryを用いた機械学習・深層学習の入門教材を無料公開(健康・医療向けデータを用いた実践編も含む) | Preferred Research
  • 2018年 PFN夏季インターンシップのコーディング課題公開 - Preferred Networks Research & Development

    PFN 2018夏季インターンシップの選考で用いたコーディング課題を github 上で公開しました。 https://github.com/pfnet/intern-coding-tasks PFN の楠です。PFN では毎年8,9月前後に2ヶ月間の長期インターンシップを行っています。コーディング課題はその選考で応募者のプログラミング能力や問題解決能力を見るために出題させて頂いているものです。PFN のインターンシップでは機械学習をはじめとする幅広い分野で応募を行っているため、今年は「機械学習・数理」「バックエンド」「フロントエンド」「プロセッサ/コンパイラ」「Chainer」の5種類のコーディング課題を用意し、応募者の希望するテーマに応じてこのうちのいずれかを解いていただく形にしていました。 今年は去年を大きく上回る数の応募を国内外双方からいただくことができました。それに伴い、インタ

    2018年 PFN夏季インターンシップのコーディング課題公開 - Preferred Networks Research & Development
  • DNN推論用ライブラリ「Menoh」リリースについて - Preferred Networks Research & Development

    Python以外も使いたくないですか?  特にDeepLearning界隈で. Menoh開発者の岡田です.この記事ではMenohの紹介と開発に至った動機について説明します. Menohのレポジトリ: https://github.com/pfnet-research/menoh Menoh(メノウ)は学習済みのDNNモデルをONNX形式から読み込んで動作させる推論専用のライブラリです.実装はC++で書きましたが,C言語のインターフェースを持たせて,他の言語用からもその機能を呼び出しやすくしてあります.リリース時点でC++版ラッパーとC#版ラッパー,Haskell版ラッパーがあり,Ruby版ラッパーとNodeJS版ラッパー,Java(JVM)版ラッパーが開発中です.バックエンドにはIntelの開発しているMKL-DNNを採用し,GPUが無くてもIntel CPUが使える環境で高速にモデルの

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  • NIPS'17 Adversarial Learning Competition に参戦しました - Preferred Networks Research & Development

    機械学習の国際学会 NIPS’17 に併設され Kaggle で開催されたコンテスト「NIPS’17 Adversarial Learning Competition」に PFN のメンバーで参加し、4 位入賞を果たすことができました。その結果、NIPS’17 に招待され発表を行い、手法についての論文も執筆し公開しました。ソースコードも公開しています。記事では、具体的にどういった内容のコンテストだったかや、我々がどのようなアプローチで取り組み 4 位入賞を達成したのかについて紹介します。 Adversarial Example とは? Adversarial example [1, 2, 3] は深層学習を実用化していく上での最も大きな課題の 1 つとして考えられている非常にホットな研究分野です。画像認識を例に取ると、元画像に対し人が気づかない程度の僅かな変更を加えるだけで、CNN によ

    NIPS'17 Adversarial Learning Competition に参戦しました - Preferred Networks Research & Development
  • 異常検知ナイトで講演してきました | Preferred Research

    みなさん こんにちは! 2/14にDeep Learning Labの異常検知ナイトというイベントでPreferred Networksの比戸、中郷、小松が講演してきました。 異常検知というニッチなテーマでしたが、300人以上に聴講していただきました。 この講演は3パートに分かれていて、基的な手法からディープラーニングの応用まで一通り話しています。 資料は、比戸パートがこちら、小松と中郷パートがこちらです。 また、発表当日の動画はこちらになります。(PFNパートは5:00~です) 異常検知入門(比戸) スライドにもある通り、「データがあるところに異常あり」で、異常検知には様々なアプリケーションが想定されます。 では、そもそも異常とはなんでしょうか?というのが、このパートのメインテーマです。 異常検知には、3つの種類の問題があります。 外れ値検知 変化点検知 異常状態検出 これらがどのよう

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  • 「コンピューターサイエンスのすべての分野に精通していること」という応募資格に込めた想い | Preferred Research

    ※PFNの募集要項は、ブログの内容をふまえ、適切に意図が伝わるよう一部更新しました PFN代表の西川です。 今回は、SNS上でもたびたび話題(炎上?)になっているPFNの応募資格について、改めてご紹介したいと思います。 PFNの採用募集ページに書かれたリサーチャーの条件には、「コンピュータサイエンスのすべての分野に精通していること」という一文があります。この条件は、PFIの時から、リサーチャーの応募資格として常に掲げてきました。 その背景にある想いは、コンピュータサイエンスの研究をする上では、一つの分野だけでなく、幅広い分野について深い知見を有することが極めて重要である、ということです。たとえば、データベースの研究をする上では、トランザクション処理の理論や関係代数について詳しく知っているだけではなく、データベースを動かすコンピュータアーキテクチャ、ストレージ、また、今では分散データベース

    「コンピューターサイエンスのすべての分野に精通していること」という応募資格に込めた想い | Preferred Research
  • 実センサを搭載したロボットカーの深層強化学習による自律制御 - Preferred Networks Research & Development

    はじめに はじめまして。PFNで夏季インターンに続き、アルバイトをしている宮下恵です。普段は東京農工大学大学院で強化学習に関する研究をしており、ものづくりやロボットに興味があります。 「実センサを搭載したロボットカーの深層強化学習による自律制御」について報告させていただきます。 背景 パーソナルモビリティ・移動ロボットは様々な領域で注目されています。具体的には家庭内でのヘルパーロボット、工場内での無人搬送車などが挙げられます。これらのロボットは臨機応変に対応することが重要です。このような、知能を持つ実用的な移動ロボットシステムを作ることが今回のシステムの目的です。 PFNでも過去に移動ロボットのデモ(分散深層強化学習によるロボットカー制御、CES2016のロボットカー)を発表しています。こちらは先ほどご紹介したデモで開発したシステムを発展させたものです。これらのデモは深層強化学習をベースと

    実センサを搭載したロボットカーの深層強化学習による自律制御 - Preferred Networks Research & Development
  • ニューラルネットの逆襲から5年後 | Preferred Research

    私が2012年にニューラルネットの逆襲(当時のコメント)というのをブログに書いてからちょうど5年が経ちました。当時はまだDeep Learningという言葉が広まっておらず、AIという言葉を使うのが憚られるような時代でした。私達が、Preferred Networks(PFN)を立ち上げIoT、AIにフォーカスするのはそれから1年半後のことです。 この5年を振り返る良いタイミングだと思うので考えてみたいと思います。 1. Deep Learning Tsunami 多くの分野がこの5年間でDeep Learningの大きな影響を受け、分野特化の手法がDeep Learningベースの手法に置き換わることになりました。NLP(自然言語処理)の重鎮であるChris Manning教授もNLPで起きた現象を「Deep Learning Tsunami」[link] とよびその衝撃の大きさを表して

    ニューラルネットの逆襲から5年後 | Preferred Research
  • 分散深層学習パッケージ ChainerMN 公開 - Preferred Networks Research & Development

    Chainer にマルチノードでの分散学習機能を追加するパッケージ ChainerMN のベータ版を公開しました。 GitHub ドキュメント ChainerMN とは ChainerMN は Chainer の追加パッケージで、Chainer を用いた学習を分散処理により高速化できます。柔軟で直感的に利用できる Chainer の利便性をそのままに、学習時間を大幅に短縮できます。1 ノード内の複数の GPU を活用することも、複数のノードを活用することもできます。既存の学習コードから数行の変更で ChainerMN を利用可能です。ChainerMN は既に社内の複数のプロジェクトで実証が行われています。 Chainer を用いた通常の学習における 1 イテレーションは下図のように Forward, Backward, Optimize の 3 つのステップからなります。 Chainer

  • Googleの並列ログ解析向け言語「Sawzall」が公開されたので使ってみた | Preferred Research Blog

    Rapidly Realizing Practical Applications of Cutting-edge Technologies

    Googleの並列ログ解析向け言語「Sawzall」が公開されたので使ってみた | Preferred Research Blog
  • 深層強化学習による自動駐車の実装 - Preferred Networks Research & Development

    初めまして! PFN でアルバイトをさせてもらっている芝慎太朗です。普段は東京大学大学院で行動神経科学の研究をしています。僕が去年取り組んでいた、「車が自ら駐車場に向かい停止する」自動駐車プロジェクトについて報告します。まずはこちらのアニメーションをご覧ください。(アニメーションがうまく再生されない場合は画像をクリックしてください) We implemented self-driving car that parks itself using deep reinforcement learning. The English slide is available at SlideShare! 背景 深層強化学習は、2015年から非常に注目され始めた人工知能技術であり、深層学習と強化学習を組み合わせたものです。深層強化学習によって、それまでできなかったような複雑なタスクにおいてもコンピューター

    深層強化学習による自動駐車の実装 - Preferred Networks Research & Development
  • 深層強化学習ライブラリChainerRL - Preferred Networks Research & Development

    Chainerを使った深層強化学習ライブラリChainerRLを公開しました. https://github.com/pfnet/chainerrl PFNエンジニアの藤田です.社内でChainerを使って実装していた深層強化学習アルゴリズムを”ChainerRL”というライブラリとしてまとめて公開しました.RLはReinforcement Learning(強化学習)の略です.以下のような最近の深層強化学習アルゴリズムを共通のインタフェースで使えるよう実装してまとめています. Deep Q-Network (Mnih et al., 2015) Double DQN (Hasselt et al., 2016) Normalized Advantage Function (Gu et al., 2016) (Persistent) Advantage Learning (Bellemar

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  • 機械学習の経済学:クラウドはIoTの夢を見るか - Preferred Networks Research & Development

    比戸です。夏の思い出、もう作りましたか? 今回はPreferred Networksのポジショントークをします。と言っても、ディープラーニングではなく、Internet of Thingsのほうです。 前回IoT関連のブログ「のび太とインターネット・オブ・シングス」を書いてから1年半弱、枯れたバズワードどころか、IoTはあらゆる業界を巻き込んだムーブメントになりつつあります。ちょうど昨日発表された、ガートナーの2015年度版ハイプサイクルでも、去年に続きハイプカーブの頂点に位置付けられていました。 IoTではコネクションとデバイスの管理、プロトコルの互換性、セキュリティについての議論が盛んですが、それは脇において、我々はいつも通りデータ解析の話をしたいと思います。 興味は「クラウドコンピューティングはIoT向けデータ解析でも唯一の主役となるのか?」です。 結論はずばり「そんなにうまくはいか

    機械学習の経済学:クラウドはIoTの夢を見るか - Preferred Networks Research & Development
  • Deep Learning のフレームワーク Chainer を公開しました - Preferred Networks Research & Development

    こんにちは、得居です。最近は毎晩イカになって戦場を駆けまわっています。 日、Deep Learning の新しいフレームワークである Chainer を公開しました。 Chainer 公式サイト GitHub – pfnet/chainer Chainer Documentation Chainer は、ニューラルネットを誤差逆伝播法で学習するためのフレームワークです。以下のような特徴を持っています。 Python のライブラリとして提供(要 Python 2.7+) あらゆるニューラルネットの構造に柔軟に対応 動的な計算グラフ構築による直感的なコード GPU をサポートし、複数 GPU をつかった学習も直感的に記述可能 ニューラルネットをどのように書けるか 次のコードは多層パーセプトロンの勾配を計算する例です。 from chainer import FunctionSet, Vari

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  • オンライン機械学習(機械学習プロフェッショナルシリーズ第1期)発売のお知らせ - Preferred Networks Research & Development

    お久しぶりです。徳永です。 講談社からオンライン機械学習というタイトルのが出版されます。著者はPreferred Infrastructure/Preferred Networksの海野, 岡野原, 得居, 徳永の4人です。 機械学習の中でもオンライン機械学習に特化したで、単純パーセプトロンから始まり、Passive Aggressive, Confidence Weighted, AROW, Soft Confidence Weightedなど(Passive Aggressive, Confidence Weighted, AROWは分散オンライン機械学習フレームワークJubatusでも実装されています)についてアルゴリズムの概要を説明したり、リグレット解析による性能解析について説明しています。また、分散環境でのオンライン機械学習や、深層学習での応用、効率的な実装方法など、応用的な

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  • EMNLP2014読み会を開催しました - Preferred Networks Research & Development

    海野です。 先週末の11/22(土)に、PFIオフィスにてEMNLP2014読み会を開催しました。7月に行ったACL2014読み会の続編です。EMNLPとは、自然言語処理の国際会議で最もメジャーとされるものの1つで、10月に今年の会議が開催されたので、気になる論文をみんなで紹介しました。 前回に引き続き、30人弱の方にお集まり、8件の発表が行われました。エンジニアや学生の方を中心に、いろんな方に集まっていただけたようで良かったです。当日のTwitterの様子は、togetterにまとめました。 今回初めての試みとして、Ustreamの配信と録画を行いました。カメラで撮った映像なので、画質は荒いです。発表者のスライドを横に置きながら見ていただくことをおすすめします。 EMNLP読み会 #1 Broadcast live streaming video on Ustream EMNLP読み会

    EMNLP2014読み会を開催しました - Preferred Networks Research & Development
  • PyData Tokyo Meetup #1でCaffeとmafについて発表しました - Preferred Networks Research & Development

    10月30日のPyData Tokyo MeetUp #1にて「Caffeとmafを用いたディープラーニング開発・実験方法」というタイトルで発表を行いました。 当日の発表に関する情報はconnpassにまとめられています(私以外の発表の資料へのリンクや当日のUstreamでの配信へのリンクもあります)。また、当日までのtwitterの反応はtogetterにもまとめられています。 PyData Tokyo Meetup #1 – Deep Learning(connpass) PyData Tokyo MeetUp #1(togetter) 発表資料はSlideShareで公開しています(当日きちんと答えられなかった質問の回答を資料の最後に追記しました)。 今回はディープラーニングライブラリの中でも特に開発が活発に行われているCaffeと、PFI/PFNで開発している実験ビルドツールのma

    PyData Tokyo Meetup #1でCaffeとmafについて発表しました - Preferred Networks Research & Development
  • 技術と時機 - Preferred Networks Research & Development

    2000年前後、クラウドという言葉が立ち上がった時、クラウドビジネスを立ち上げた企業の多くは失敗しました。 (例:opsware 彼らはその後システム運用ツール提供で生き残ることができました)。 クラウドという言葉はそれ以降あまり聞くことはなくなりました。2006年GoogleのErick Schmidtがクラウドという言葉を再登場させ、AmazonAWSを提供開始します。それ移行クラウドは爆発的に普及し、ITの戦場は全てクラウドに移行しつつあります。 (IBMですら、半導体部門を売却しクラウドに移行できるかに社運をかけています link) 自社運用やDC運用をしている企業もまだ多く存在しますが、パブリック・クラウドを利用している企業の競争力は増すため、今後10年ぐらいを考えるとパプリッククラウドの影響力はさらに増していくと考えられます。 IoTという言葉も1999年から存在します。私自

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