メタアナリシスは、エビデンスの包含基準と除外基準をあらかじめ明示し、エビデンスを包括的に検索した後にそれらを統合して(系統的レビュー)、その結果を要約するために、定量的方法を使うレビュー分析である。メタアナリシスは、いくつかのサンプルサイズが少なく決定的な結論を導きだせないような場合に威力を発揮するが、必ずしも検出力がアップするという保証はなく、メタアナリシス結果とその後に実施された大規模ランダム化比較試験の結果を比較すると、35%は結果が一致していなかったという報告もある。メタアナリシスの主な目的は以下である。 右の図で、group-1では無効で、group-2では有意の差があると判断してはいないだろうか? ・・・ →JAMA Users' Guide, subgroup analysis サンプルサイズを大きくすることで統計的検出力を高める 論文の結論が一致していない場合に、その不