切符を改札した際にできる「パンチくず」を使用したエコアートが話題を集めている。大阪市営地下鉄四つ橋線西梅田駅で展示中の、地下鉄車両を描いた作品。男性駅員が3カ月間計約300時間かけ、直径3ミリのパンチくずを1枚1枚ピンセットで計約15万枚貼り付けた。遊び心で「もう二度としない」という感想をつけて展示したところ、インターネット上でブレーク。駅員らは「これを機に四つ橋線に親しみを持ってもらえたら」と期待を寄せている。(芦田彩) 直径3ミリ、15万3600枚 アートがあるのは、同駅中改札西側にあるギャラリー。1×1・5メートルの模造紙に、ホームに停車中の地下鉄車両が描かれている。 近づいてよく見ると、直径約3ミリの小さな丸いパンチくずが規則正しく並んでおり、切符に印字された数字なども確認できる。計15万3600枚のパンチくずを使い、切符の裏表の色の違いを利用してホームの床のツヤや、かばんが置かれ