自然科学研究機構生理学研究所などの研究チーム 自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)などの研究チームは、世界最大のウイルス「ピソウイルス」の構造を詳細に解析したと発表した。大きさや構造などで通常のウイルスと比べて多様性があり、生物の最小単位である細菌に近い構造であることを確認した。 同研究所の村田和義准教授(電子顕微鏡学専攻)とスウェーデンのウプサラ大との共同研究。試料を液体窒素で凍結して観察できる2種類の電子顕微鏡のある同研究所で解析した。 村田准教授によるとピソウイルスはシベリアにある3万年前(氷河期)の永久凍土で採掘され、仏の研究グループが2014年に、自己増殖できないウイルスと定義していた。
長崎市立小学校の男性教諭(61)が今月、教室内で女児らのスカート内を盗撮していたことがわかった。同市教育委員会の調査で、教諭は複数回の盗撮行為を認めているという。 市教委によると、教諭は今月13日午後の昼休み、2年生を1人ずつ教室に入れて九九の暗唱を確認する際、机の下で私物のタブレット端末を使い、複数の児童の下半身を動画撮影したという。児童の一人が不自然な動作に気づき、保護者が学校に通報。同日夕、学校が教諭に確認したところ、行為を認めたという。 9、10日にも同様の行為をしたことを認め、タブレットに数分の動画が複数残っているのを学校が確認した。教諭は「撮影した画像がほしかった」と話しているという。 教諭は県内の学校で教頭を務めた経歴があり、一昨年に定年退職。この学校には再任用で今春に着任していた。 学校は16日、教諭が九九を確認した約50人の児童の保護者に事情を説明。17日には全校児童を対
ネットギークが14日に公開した記事「【炎上】TBSの加計学園報道に数字捏造疑惑が浮上」が、初歩的な確認不足による誤報であることが判明した。該当記事のコメント欄には現役学部生が登場し、詳細な説明でネットギークの間違いを指摘している。 ネットギークは当初、TBSが示した北海道大学の学生数と教員数がデタラメで、捏造の疑いがあると主張していた。しかし、北海道大学の獣医学部は帯広畜産大学との共同獣医学過程であり、TBSが示した数字が正確なものと判明、ネットギークの誤報が確定した。TBSに対しては「これは謝罪・訂正すべき誤報ではないだろうか。」と糾弾していたネットギークだが、自分の間違いが指摘されたことに対しては「TBSの分析は全く意味が分からない。」と、全力で誤魔化そうとしている。 現役学部生に指摘されても謝らない TBSの報道は、北海道大学が「学生80名、教員100名弱」に対して、加計学園が新設す
福岡県筑前町の薬師ノ上遺跡で14年前に出土した石製品が、墨が付着した弥生時代のすずりである可能性が高いことがわかった。当時、北部九州の広い範囲で文字文化が普及していたことを示す傍証になる。 石製品は長さ約15センチ、幅6~5センチ、厚さ数ミリ~1センチ足らず。材質は砂質頁(けつ)岩で二つに割れているが、ほぼ完全な形。表面には炭化物がうっすらと付着し、当時使用された墨とみられる。 2003年、紀元前から紀元後にかけての弥生時代中~後期の土器だまりで発見された。田和山遺跡(松江市)や三雲・井原(いわら)遺跡(福岡県糸島市)に続く弥生すずりの発見で、墨が残る完全な形での出土は初めて。 日本列島にいつ文字が導入され、どのくらい定着していたかは考古学上で論争がある。筆記用具であるすずりはそれを解明するための重要な手がかりだ。これまでは、三雲・井原遺跡が所在する「魏志倭人伝」記載の伊都(いと)国領域な
はじめまして。身近な生き物を捕まえて、食べることを趣味にしているライターの玉置です。 私が紹介するのは、知る人ぞ知る島における、知る人ぞ知るイベント、粟島の『磯ダコ捕りツアー』です。 今年発刊された私の著書『捕まえて食べる』という本でも紹介したのですが、これがすごい! ほら、楽しそうでしょう。 「粟島ってどこ?」「磯ダコ捕りってなに?」「ツアーってどういうこと?」と、疑問だらけかと思いますので、じっくり説明させていただきます。 粟島ってどこにあるの? まずは場所の確認ですが、粟島とは新潟県の沖合に浮かぶ離島で、周囲は23キロしかなく、人口は361人(2017年9月1日現在)しか住んでいません。粟粒のように小さいから粟島と名付けられたとも言われています。 佐渡島なら知っているけど、粟島は知らないなーっていう人も多いんじゃないでしょうか。実は私も2013年にその存在を初めて知ったのですが、今年
大手IT各社は、仮想化技術を用いた「ドッカー」と呼ばれる、軽量で移行性に優れたコンテナ式アプリケーション(応用ソフト)実行基盤の普及拡大に乗り出す。日本IBMは自社クラウドに依存せず、オンプレミス(自前運用)でも使えるコンテナ式の実行環境「IBMクラウドプライベート」の提供を始めた。NECはドッカーの利便性を生かし、人工知能(AI)の利活用を促進するサービスを立ち上げた。ITの新潮流であるコンテナ型の仮想化技術が日本でもいよいよ本番稼働に入る。 ドッカーはアプリやミドルウエアなどを抽象化して、コンテナ方式でコンパクトにまとめ上げる技術。大がかりなシステムが不要な上、場所を問わずに多様なクラウドやオンプレミスなどを実行できる。 この技術はオープンソースとして複数提供されているが、中でもドッカーは米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)や米マイクロソフト(MS)がクラウドサービスに採用し、ここ数
「金田一耕助シリーズ」をはじめとして、何年経っても色褪せることない圧倒的な面白さで新しいファンを獲得し続けているのが、推理小説の巨匠・横溝正史の作品だ。 その魅力を余すところなく伝え、横溝作品を後世に残す強烈なイメージを作り上げたともいえるのが、角川文庫における横溝正史作品の表紙絵の数々。高いデッサン力と独自の構図が特徴的な、それらの作品をすべて担当したのが、イラストレーターの杉本一文さんだ。いま流行している「怖い絵」さながらに、あの角川文庫の表紙絵がトラウマとなっている人もいるのでは? この度、杉本さんがこれまで手掛けてきた装画と、近年の主な作品である銅版画の画集が発売され、同時に大規模な個展も開催される。杉本さんの作品には昔からの熱心なファンに加え、若い世代や海外のファンも多い。今回発売される「杉本一文『装』画集」の、Amazonでの予約順位は常に5位内をキープ。なんとあの新海誠監督の
この秋に相次いだ台風などの影響で一部の野菜の卸売価格が上昇していて、鍋料理に使われるねぎや大根も平年より大幅に値上がりしています。 また、いずれも1キロ当たりで、大根は109円と平年より39%高く、白菜も83円と平年より23%高くなっていて、これから本格的なシーズンを迎える鍋料理に使われる野菜が大幅に値上がりしています。 このほかの野菜では、台風や長雨などの影響で1キロ当たりでレタスが392円と平年の2倍余りに、ほうれんそうも906円と平年より94%高くなっています。 農林水産省は「大根と白菜は、最近、気温が下がって鍋物への需要が例年より早く出たことで価格が上がったと見られ、今後価格は落ち着く見通しだ。一方、ねぎは台風の被害が大きく、高値が続きそうだ」と話しています。
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