盗まれた作品は、警察がおとり捜査のために展示していた偽物だった/church of Santa Maria Maddalena イタリア北部リグーリア州の教会で、17世紀の巨匠が描いた時価340万ドル(約3億8000万円)相当の絵画が盗まれるという事件があった。しかし実はこの作品、警察がおとり捜査のために展示していた偽物だった。 展示されていたのはフランドル(現在のベルギー)の画家ピーテル・ブリューゲル2世が描いた「十字架」という作品で、20世紀初めにこの教会に寄贈された。 地元メディアの報道によると、警察はこの絵画を盗み出そうとする計画があることを突き止め、1カ月ほど前に、本物と偽物を入れ替えていた。 本物は安全な場所に保管し、偽物を展示して、警察が監視カメラで教会を見張っていた。 13日に教会に押し入った窃盗団は、展示ケースをハンマーで破って絵画を持ち去り、車で逃走した。盗んだ作品が偽
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