ブックマーク / www.u-tokyo.ac.jp (23)

  • アスリートの身体で起こっていること──スポーツ科学の知見から | 東京大学

    アスリートたちは、どのように身体能力を向上させているのでしょうか。オリンピックや世界選手権で記録が更新される仕組みや、最新の測定技術について、身体の動きや知覚を研究する工藤和俊先生(総合文化研究科)に聞きました。 スポーツ科学は、スポーツを研究対象として生理学、神経科学、心理学、医学、生化学、工学、情報学など、さまざまな領域の知見を総合した応用科学です。パフォーマンス向上と健康増進がスポーツ科学の主な柱となっています。私の研究室では、スポーツ選手、ダンサー、音楽家、俳優などの熟練者がどのように自らの身体を使い、周囲の環境を知覚しているのかについて研究しています。熟練した行為は常に、熟練した知覚と一体になっています。具体的な研究例としては、ダンサーはどのようにして自らの動きを音楽に合わせているのか、レーシングドライバーはどのように周囲の環境を知覚しているのか、陸上競技選手のピッチおよびストラ

    アスリートの身体で起こっていること──スポーツ科学の知見から | 東京大学
    machida77
    machida77 2024/09/24
    巧みさの身体運動科学を研究テーマとする工藤和俊教授へのインタビュー
  • 溶姫御殿のトイレから発見された高濃度の鉛の正体とは?|堀内秀樹 | 東京大学

    1983年に立ち上がった埋蔵文化財調査室で、約40年にわたって学内の発掘調査を担当してきました。江戸時代に加賀藩の江戸屋敷が置かれていた郷キャンパス。建物の改修や建設の度に学内各所で行われてきた発掘調査によって、その広壮な加賀藩邸の姿が明らかになってきました。 2013~14年に総合図書館前広場(アカデミックコモンズ地点)の工事に伴い行った発掘調査では、井戸、排水溝、便所の遺構が発掘されました。1827年に第11代将軍徳川家斉の二十一女・溶姫が、前田家13代斉泰に嫁いだ時に建てられた溶姫御殿の最奥部にあたる場所です。 御殿の正門である赤門から奥に広がる約5,200坪の広大な御殿でした。特に長局ながつぼねは、大奥と同じレイアウトで、その「三ノ側長局」、「三ノ側続長局」という女中が居住していたエリアから5基の便所が出土しました。土を掘り、その中に木桶を埋める構造でした。便槽は2基が対になって

    溶姫御殿のトイレから発見された高濃度の鉛の正体とは?|堀内秀樹 | 東京大学
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    machida77 2024/05/14
    そういう名前のお店ではなく東大敷地内の加賀藩邸跡の前田家13代斉泰に嫁いだ泡姫の御殿。
  • なんで一卵性双生児でも違う部分があるの?→加納純子|素朴な疑問vs東大 | 東京大学

    同じ受精卵から生まれる一卵性双生児では、理論上、遺伝情報を担うDNA(デオキシリボ核酸)の配列が同じです。それなのに、体質が違ったり違う病気になったり見かけが少し違ったりするのはなぜでしょう。簡単に思い浮かぶ理由は、日々の暮らし方が同じではないからです。べ物、運動量、睡眠時間などの違いによって、体で作られる物質の種類や量が違ってくるでしょう。そしてDNAに関して言えば、生を受けてから少しずつDNAの配列が変化するからです。例えば、紫外線を浴びすぎて癌になるように、健康に重要な遺伝子のDNAに傷がついて病気になることが知られています。 しかし、一卵性双生児の違いをもたらす原因はそれだけではありません。意外と知られていませんが、生物にとってはDNAの配列に加えて、DNAの折り畳まれ方も重要なのです。実は、DNAの鎖はまっすぐ伸びているのではなく、いろいろな折り畳まれ方をしています。この折り畳

    なんで一卵性双生児でも違う部分があるの?→加納純子|素朴な疑問vs東大 | 東京大学
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    machida77 2023/02/09
  • HMC第71回オープンセミナー 明治文芸書の装幀と印刷 | 東京大学

    東京大学ヒューマニティーズセンター(HMC)では定期的にオープンセミナーを行い、HMCフェローの先生方の研究成果を発信しております。今回は第71回目のセミナーとなります。ご関心ある皆様のご参加をお待ちしております。 講演者:岩切信一郎(國學院大學大学院講師・美術史家) 企画・司会:出口智之(東京大学大学院総合文化研究科准教授) 概要 私の研究は、画家・版画家・装幀デザイナーであった「橋口五葉」への関心から始まっています。夏目漱石の一連の著書の装幀、あるいは今日、国際的に知られる「新版画」にあっても知られている訳ですが、その五葉の画業や仕事を探求する内に、背景にある明治期のデザインや印刷、時代の美術や文化の変遷へと好奇心を深めていきました。そして機会を得てまとめたのが『明治版画史』でした。今回は、文芸を商品化する上で重要な近代印刷、および文芸を包む製・装幀、さらにこれらの変遷について具体例

    HMC第71回オープンセミナー 明治文芸書の装幀と印刷 | 東京大学
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    machida77 2022/06/25
  • 定説を疑え。イスラーム美術をひも解き、新たな事実を発見。| UTOKYO VOICES 098 | 東京大学

    東洋文化研究所 西アジア研究部門 教授 桝屋友子 定説を疑え。イスラーム美術をひも解き、新たな事実を発見。 日とは馴染みが薄いと思われるイスラーム世界だが、明治時代からその美術品は徐々に蒐集されるようになった。現在、日が東アジアで最大のイスラーム美術品のコレクションを有することはあまり知られていない。桝屋はこのイスラーム美術をテーマに、13~14世紀のモンゴル帝国が栄えた時代のイランにおける東西の文化交流をはじめとした研究を行っている。 生まれ育った港町長崎の土地柄、幼少から外国の文化歴史に興味があった。小学生の時にイギリスの童謡マザーグースの絵を読んで以来、その虜に。「高校生になると、マザーグースの大家である東大の平野敬一先生の下で勉強したいと考えました」。 東大に入学すると、晴れて平野先生の全学自由研究ゼミナールに参加。しかし、先生の定年に伴い、さらなる指導を仰ぐことは叶わなか

    定説を疑え。イスラーム美術をひも解き、新たな事実を発見。| UTOKYO VOICES 098 | 東京大学
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    machida77 2021/02/18
  • ガラスは固体と液体の中間状態 | 東京大学

    東京大学大学院総合文化研究科の水野 英如助教、池田 昌司准教授、中国・上海交通大学のトン フア(Tong Hua)准教授、フランス・グルノーブル大学のモッサ ステファノ(Mossa  Stefano)教授は、ガラス中の分子の熱運動をコンピュータシミュレーションによって詳細に観察・解析し、通常の固体では起こり得ない、特異な分子運動が生じていることを発見しました。 固体中の分子は、熱(温度)によって絶えず運動しており、この熱運動が熱容量や熱伝導率といった固体の物性・性質を決めています。つまり、固体の物性を理解するためには、分子の熱運動を理解することが必須なのです。通常、固体中の分子は、ある一つの配置のまわりを“振動”しています。ところが古くから、ガラスには分子の振動運動のみでは説明できない物性があることが指摘されており、したがって、振動以外に何か別の分子運動が存在することが示唆されてきました。

    ガラスは固体と液体の中間状態 | 東京大学
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    machida77 2020/10/17
  • Heroタンパク質の発見とその驚くべき機能 | 東京大学

    タンパク質は一般に熱によって変性し、お互いに集まって凝集するという性質を持ちます。一方で、熱によって変性せず凝集しない熱耐性タンパク質は、これまで例外的であるとみなされ、そのようなタンパク質がどの程度存在するのか、またどのような機能をもつのかについては、不明なままでした。 今回、東京大学定量生命科学研究所の坪山幸太郎学振特別研究員、泊幸秀教授らの研究チームは、熱耐性タンパク質がヒトやハエにも豊富に存在することを発見しました。これらのタンパク質は、決まった構造を持たず「へろへろ」した性質を持つこと、また熱耐性( Heat-resistant)であり、機能があまりわかっていない(Obscure)ことから、Heroタンパク質と名付けられました。 驚くべきことに、Heroタンパク質には、他の一般的なタンパク質を安定化し、変性や凝集から守る「ヒーロー」としての役割を果たしていることが明らかになりまし

    Heroタンパク質の発見とその驚くべき機能 | 東京大学
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    machida77 2020/03/17
    へろへろとは
  • 懲戒処分の公表について | 東京大学

    東京大学は、大学院情報学環 大澤昇平特任准教授(以下「大澤特任准教授」という。)について、以下の事実があったことを認定し、1月15日付けで、懲戒解雇の懲戒処分を行った。 <認定する事実> 大澤特任准教授は、ツイッターの自らのアカウントにおいて、プロフィールに「東大最年少准教授」と記載し、以下の投稿を行った。 (1) 国籍又は民族を理由とする差別的な投稿 (2) 学大学院情報学環に設置されたアジア情報社会コースが反日勢力に支配されているかのような印象を与え、社会的評価を低下させる投稿 (3) 学東洋文化研究所が特定の国の支配下にあるかのような印象を与え、社会的評価を低下させる投稿 (4) 元学特任教員を根拠なく誹謗・中傷する投稿 (5) 学大学院情報学環に所属する教員の人格権を侵害する投稿 大澤特任准教授の行為は、東京大学短時間勤務有期雇用教職員就業規則第85条第1項第5号に定める「

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    machida77 2020/01/15
    最初話題になった記事の問題点の指摘から短期間で急激にヤバさをあらわにしていった人だった。
  • 生命の時間はガラスのようにゆるやかに流れる | 東京大学

    生体内の生化学反応は一般的に1秒以下の時間スケールで進みます。そこには、我々生物が生きている時間スケールとは大きな隔たりがあり、生物の中でその溝がどのようにして埋められているのかは、基礎的な問題であるにもかかわらずほとんど分かっていませんでした。この溝を埋めているメカニズムを理解することは、概日時計や睡眠、記憶など、時間が関わるさまざまな生命現象を理解し、制御するためには必須です。そこで、東京大学大学院総合文化研究科の畠山哲央助教、金子邦彦教授は、50年以上前から知られている生体内タンパク質のアロステリック制御のモデルであるMonod-Wyman-Changeuxモデルを、酵素反応を含むモデルへと拡張し、計算機シミュレーションを用いて解析することで、酵素反応のそれぞれの反応がどんなに速くても、全体としての速度が数十万倍以上も遅くなりうることを示しました。さらに、その遅い生命現象の時間スケー

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    machida77 2020/01/08
  • 知られざる日本史の謎解きに挑む | 東京大学

    どんよりと曇り、時折小雨がパラつく不安定な空模様。今年8月、北海道北東部の北見市常呂町で11世紀から12世紀の遺跡の発掘実習に参加した東京大学文学部考古学教室の学部・院生らにとって、すでに前日の雨で泥だらけになっていたその日の現場は、最高の状態とは言えないものでした。 学生たちはそれでも、慣れた様子で車から降り、ゴルフ場脇から草むらを掻き分け林の中を進みます。1辺5メートルほどの四角く掘られた穴のある現場に着くと、全身に蚊よけスプレーをたっぷりと吹き付け、道具を手にし、4つの区画に分かれて黙々と土を掘り始めました。しばらくすると、学生の一人が、指導教員の熊木俊朗教授に向かって突然声を上げました。 「先生、土器が見つかりました!」 黒茶色の地面の中から現れたどんぶり鉢ほどの大きさの土器は、最初はほとんど土と見分けがつきませんでしたが、注意深く泥を払っていくと、次第に、鉢の丸みや高台まできれい

    知られざる日本史の謎解きに挑む | 東京大学
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    machida77 2019/10/18
    常呂遺跡の発掘について。
  • 分子生物学の基本原理「セントラルドグマ」の理論的導出に成功 | 東京大学

    分子生物学の基原理「セントラルドグマ」の理論的導出に成功 - 情報と機能の分業を「対称性の自発的破れ」により解明 - 研究成果 生命の根原理の1つは、ゲノムと触媒の区別、すなわち遺伝と触媒の分業である。現在知られている生物ではすべてDNAなどの核酸分子が遺伝情報を担い、そこから一方向に情報が流れ、タンパク質がつくられ、それが触媒としてDNAを含む細胞内の分子の合成を助けている。 その一方で原始生命においてはゲノムと触媒は未分化であったと考えられている。 ではこのような役割の分化はいかに生じたのであろうか。 ニュージーランド・オークランド大学上級講師および東京大学生物普遍性連携研究機構客員准教授の竹内信人、 そして、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻および生物普遍性連携研究機構の金子邦彦教授は、 触媒機能を持ち複製する分子が集まった原始的細胞のモデルを考え、それが進化しながら複製し

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    machida77 2019/10/03
  • 平成30年度東京大学卒業式 総長告辞 | 東京大学

    平成30年度東京大学卒業式 総長告辞 日ここに学士の学位を取得し、卒業式を迎えられた10学部、3,017名の卒業生のみなさんに、東京大学の教職員を代表して心からお祝いを申し上げます。また、この日にいたるまで、長い年月、みなさんの成長を支えてこられたご家族の皆様方のご苦労に対し、敬意と感謝の意を表します。学が送り出した卒業生は、みなさんを含め合計286,106名となりました。1989年1月に始まった平成という時代が今、幕を閉じようとしています。みなさんは平成最後の卒業生として、学を巣立つことになります。 今からちょうど4年前の2015年4月、私は東京大学総長として初めての入学式に臨みました。みなさんの多くも新入生として、同じ式に出席されていたと思います。その席で私がみなさんに伝えたメッセージの中に、「多様性を活力とした協働」という言葉がありました。覚えているでしょうか。 それから僅か4

    平成30年度東京大学卒業式 総長告辞 | 東京大学
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    machida77 2019/03/31
  • 平成31年度第2次学力試験試験問題 | 東京大学

    平成31年度第2次学力試験 外国学校卒業学生特別選考(第2種)の「外国語、数学(理科)、理科」については、前期日程試験の問題を使用しています。 下記科目の問題は著作権の関係で、当WEBサイトには掲載しておりません。 最新の平成31年度第2次学力試験問題と解答等は、東京大学広報センターにて閲覧が可能です。 【前期日程試験】 外国語(英語)、外国語(ドイツ語・フランス語・中国語) 【外国学校卒業学生特別選考】 外国語(英語)、外国語(ドイツ語・フランス語・中国語) 前期日程試験(平成31年2月25日・26日 試験実施) ■試験問題

    平成31年度第2次学力試験試験問題 | 東京大学
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    machida77 2019/03/30
  • 廃墟を守る | 東京大学

    長崎県沖の端島の全景。軍艦のような姿をしていることから一般的には軍艦島と呼ばれている。© 2018 野口貴文 30年間の研究生活の大半を、古くなった鉄筋コンクリートの状態を診断することに、また「手術」を施すことでコンクリート建築を長生きさせることに費やしてきました。 そんな野口先生に7年前、長崎県のとある無人島にある、世界で最も劣化の進んだコンクリート建築の調査と修復に知恵を貸してほしいという依頼が舞い込んだ時、断る理由はありませんでした。 その島の名は端島(はしま)。鉄筋コンクリートの建物が詰め込まれた6ヘクタールの島が、軍艦のようなシルエットを呈していることから「軍艦島」と一般的に呼ばれています。 海底炭鉱を抱える軍艦島は1974年に無人島となり、そのまま放置されてきました。 住宅を含む木造の建物はすべて台風と高波で吹き飛ばされて消滅してしまいました。コンクリートの建物はかろうじて残っ

    廃墟を守る | 東京大学
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    machida77 2018/10/31
    東京大学工学系研究科建築専攻長・野口貴文教授による軍艦島の調査と保存
  • トップアスリートの知られざる困難 | 東京大学

    トップアスリートの活躍の裏にあるのは、美談だけだろうか。 オリンピック・パラリンピック競技大会  − この日のためにすべてをかける憧れの舞台。 トップアスリートたちの熾烈な闘い。メディアに溢れる感動秘話。 世界中が奇跡の瞬間に胸を躍らせ、涙し、勇気をもらう。 華やかなスポーツの祭典の、もう一つの顔。それが、「能力主義が先鋭化する舞台」だ。 2018年7月30日、東京大学先端科学技術研究センター(東大先端研)でシンポジウム『日常への帰還 アスリートと宇宙飛行士の当事者研究』が開催された。 国家的ミッションや巨大な資を背負いつつ、極限的な状況に身を置くことになったトップアスリートは、どのような困難を抱えるのか。 自らの経験を分かち合う「当事者研究」の視点で考察すると、今、私たちが向き合うべき課題が浮かび上がった。 『日常への帰還 アスリートと宇宙飛行士の当事者研究』 企画:    熊谷 晋一

    トップアスリートの知られざる困難 | 東京大学
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    machida77 2018/08/22
    『日常への帰還 アスリートと宇宙飛行士の当事者研究』より。能力主義とレッテル、依存症といった問題
  • 進化する巨大仏典デジタルアーカイブ | 東京大学

    1920年代から1930年代にかけて印刷、出版された大正新脩大蔵経の一部 © 2018 The University of Tokyo. デジタル時代の知の継承はどうあるべきか。東京大学で20年以上にわたって仏典のデジタル化プロジェクトを展開してきたSAT大蔵経テキストデータベース研究会は、最初のウェブサイト公表から10年を迎え、様々な課題を乗り越え機能を充実させながら、仏教研究にとどまらない新時代の人文学研究の可能性を追求し続けています。 大学院人文社会系研究科の下田正弘教授を代表とする研究会は、1994年、東アジアの仏教経典と解釈書の集成である「大正新脩大蔵経」をデジタル化するために設立されました。 大正新脩大蔵経とは、1924年から10年間かけて旧東京帝国大学(現東大)の高楠順次郎教授など日の仏教学者たちが出版した漢訳仏典の集成で、全100巻で構成されています。仏教がインドで生まれ

    進化する巨大仏典デジタルアーカイブ | 東京大学
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    machida77 2018/08/04
  • 東京大学中央食堂の絵画廃棄処分について | 東京大学

    東京大学中央堂は、東京大学140周年記念事業の一環として、老朽化が著しかった内装の全面改修工事及び厨房機器一式の取替を行い、2018年3月末に完成して皆様にご利用いただいているところです。ところが一部マスコミ等でも報道されたように、1977年の竣工時から約40年にわたって堂の壁面に展示されていた宇佐美圭司氏の絵画作品が、改修工事の過程において廃棄処分とされていたことがこのほど判明いたしました(詳細な経緯につきましては、東京大学消費生活協同組合のホームページに掲載されている「東京大学中央堂の絵画廃棄処分についてのお詫びと経緯のご報告」をご覧ください)。 この絵画の所有権は東大生協にあり、東京大学の資産管理下にはありませんでしたが、工事の監修にあたった学の教授は、作品を保存するべきであるという立場から、打ち合わせの段階で、意匠上も機能上も問題のない新たな設置場所を具体的に指定しておりま

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    machida77 2018/05/08
    保存するはずだったのに情報共有されずに廃棄されたという経緯だった。
  • テントウムシのはねを折り畳むメカニズムを解明 | 東京大学

    人工のはねをもったテントウムシ 今回研究グループは、人工の透明な前ばね(さやばね)を、ナナホシテントウムシへと移植し(左)、はねの折り畳み過程を詳細に観察した。人工のはねは紫外線硬化樹脂でできており、さやばね内側表面のシリコン製の型から造られている。 © 2017 斉藤 一哉 東京大学生産技術研究所の斉藤一哉助教(当時、現:情報理工学系研究科特任講師)らの研究グループは、テントウムシがはねをどのように折り畳んでいるのかを、透明な人口ばねをテントウムシに移植し、その基礎となる折り畳みのメカニズムを観察することで解明しました。研究成果は、はねがいかにして飛行時には強度と剛性を保ち、地上ではコンパクトに折り畳み収納ができる柔軟性を持つのかを明らかにし、人工衛星用アンテナからミクロな医療機器、傘や扇子などの日用品まで、形状変化構造を持つ製品の先進的なデザインへの幅広い応用が期待されます。 テント

    テントウムシのはねを折り畳むメカニズムを解明 | 東京大学
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    machida77 2017/09/21
    ネイルアートの樹脂がこんな形で研究に利用されるとは面白い
  • 失った手足の痛みを感じる仕組み | 東京大学

    両手協調運動課題(Bimanual circle-line coordination task; BCT)によって幻肢の運動と幻肢痛の関係を定量的に評価 実験参加者は健康な手で直線を描きながら幻肢で円を描くように指示されます。幻肢痛が重度な者は健康な手で描く直線が歪まず、幻肢痛が軽度な者は健康な手で描く直線が歪みます。幻肢をはっきりと運かせる者は幻肢痛が軽度であることがわかりました。 © 2015 Michihiro Osumi. 東京大学医学部属病院緩和ケア診療部の住谷昌彦准教授を中心とする研究グループは、切断によって失ったはずの手足を自分の意志で動かしているような感覚(幻肢の運動)の計測手法を開発し、幻肢の運動ができないと幻肢の痛みが強いことを明らかにしました。この計測手法は新しい幻肢痛の指標として治療開発に貢献することが期待されます。 幻肢痛は手腕や足の切断後に失ったはずの手足が存在

    失った手足の痛みを感じる仕組み | 東京大学
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    machida77 2015/09/12
    "幻肢を運動できるほど幻肢痛が弱く、幻肢を運動できないと幻肢痛が強い"
  • 永続的に熱エネルギーを保存できる“蓄熱セラミックス”を発見 | 東京大学

    ストライプ型-ラムダ-五酸化三チタン(図中ではラムダ-五酸化三チタンと表記)で発見された新概念“蓄熱セラミックス” (a)加熱により230 kJ L-1の熱エネルギーを蓄え、弱い圧力(60 MPa)で放出する。その他に、(b)電流を流す、(c)光を照射するという多彩な方法でエネルギーを蓄熱することができる。 © 2015 大越 慎一 東京大学大学院理学系研究科の大越慎一教授らは、永続的に熱エネルギーを保存できるセラミックス“蓄熱セラミックス(heat storage ceramics)”という新概念の物質を発見しました。蓄熱した大きな熱エネルギーを、弱い圧力を加えることで自在に取り出すことができるため、太陽熱発電システムや工場廃熱用の蓄熱材として、蓄熱エネルギーを再生利用できる新材料として期待されます。 熱を蓄えることのできる蓄熱材料には、レンガやコンクリートなどのくわえられた熱がゆっくり

    永続的に熱エネルギーを保存できる“蓄熱セラミックス”を発見 | 東京大学
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    machida77 2015/07/11