チャンネル銀河で10月9日から12月1日まで放送されていた、中国ドラマ『鏢門』。 公式サイトによれば中国では「圧倒的高評価」を得たとのこと。このブログ的には、『逝去的武林』の徐浩峰(注1)が脚本で参加しているということもあって、見てみた。 www.ch-ginga.jp よく見かける、豪華な衣装の美男美女がこれでもかと出てくる武侠ものや王朝ものとは違って、やや地味な衣装とベテランぽい渋い役者たちが中心で面白かった。 www.youtube.com ところどころ、登場人物の会話のなかに、「これは形意拳の剛勁だ」とかいう用語や、「大刀王五」みたいな実在の鏢師の名前がでてくるところが、武術オタクの心をくすぐるような隠し味になっていたような気がする。 以下は感想を兼ねた備忘メモ。(ドラマのネタバレ的な内容も含むけれど、公式サイトの各話粗筋に書かれている範囲内なので、気にしないでおく。) 第何話か忘