外国人が委員11人中8人を占める検討会で議論し、来年3月末までに完成させる。日本の魅力を再発掘し、外国人にも人気が高い「清水寺」「歌舞伎」などの名所や伝統芸能のほか、日本文化の本質である「わびさび」「美意識」なども売りにする。観光地やテーマ別など1本約3分で計200本程度を作り、外国人が日本に行きたいと思わせる映像で訪日客の増加を目指す。 観光庁は2011年に人気アイドルグループを起用したPRビデオを作ったが、一部の外国人には不評だった。 このため今回は外国人の意見を多く取り入れ、「普遍的な日本の奥深い魅力」の発信を目指す。映像は「日本の食文化」「桜」「温泉・旅館」「祭り・花火」なども想定している。