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ブックマーク / zenn.dev/ubie_dev (7)

  • Ubie における、小さく泥臭くはじめる開発生産性改善

    記事では Ubie における最近の「開発生産性」というテーマで向き合っている事柄と実際のアクションについて紹介します。まだまだ発展途上ではあるのですが、何かの参考になれば嬉しいです。 背景 「開発生産性」とは一見シンプルな概念に見えますが、世のテック企業、取り組んでいる人々のアクティビティを見ていると複雑で深いものにも感じます。例えば SpeakerDeck で「開発生産性」と検索することで多様な情報発信を見ることができます。有名な書籍として「 Lean と DevOps の科学」も、初学者が内容を頭に叩き込むのも難しいのではないでしょうか。 これらの先行者の知見は素晴らしいものの、具体的に我々の現場の開発組織、事業状況などなど現実に近しい環境と密接に接続して、すぐに手応えが感じられる成果が得られるかというとそうでもないとも思います。 Ubie でも過去に開発生産性課題を感じて様々なアプ

    Ubie における、小さく泥臭くはじめる開発生産性改善
  • Firebase Authから内製認証基盤に無停止移行して年間1000万円以上削減した

    症状検索エンジン「ユビー」 では、ローンチ当初から Firebase Auth (GCP Identity Platform) を使っていましたが、OIDCに準拠した内製の認証認可基盤に移行しました。 認証認可基盤そのものは m_mizutani と nerocrux と toshi0607(退職済) が作ってくれたため、僕は移行のみを担当しました。 結果として、強制ログアウトなし・無停止でビジネス影響を出さずに、年間1000万円以上のコスト削減に成功しました[1]。その移行プロセスについて紹介します。認証認可基盤そのものの紹介はあまりしません。 移行した理由 大量の匿名アカウント ユビーでは、アクセスした全ユーザーに対して自動的に匿名アカウントを発行しています。これにより、ユーザーがアカウント登録しているかどうかに関わらず、同じID体系で透過的に履歴情報等を扱うことができます。アカウント

    Firebase Authから内製認証基盤に無停止移行して年間1000万円以上削減した
  • コンポーネントをアクセシブルに保つ技術

    アクセシビリティ Advent Calendar 2023 21日目の記事です。 Ubie株式会社 デザインエンジニアのtakanoripです。 Ubieではデザインシステムの1要素としてコンポーネントライブラリの実装を進めています。その中でコンポーネントをアクセシブルに保つための仕組みをいくつか導入しているので紹介します。 Linter まず一番オーソドックスなものとして、アクセシビリティ向けLintツールを導入しています。 Ubieではeslint-plugin-jsx-a11yとMarkuplintを導入しています。 両者は重複する部分もありますが、eslint-plugin-jsx-a11yはよりReactでの実装を考慮したチェック、Markuplintは純粋なマークアップのチェックに強みがあるので、両方のツールを使用することでより網羅的にチェックができます。 上記Lintはコンポ

    コンポーネントをアクセシブルに保つ技術
  • ユビーにおけるシステムアーキテクチャを改善するための取り組み

    @hokaccha です。こんにちは。最近は主にプロダクト基盤チームで組織的な開発生産性の改善に取り組んでいます。この記事では開発生産性を改善の一環として、現在取り組んでいるシステムアーキテクチャの改善や技術的負債の返却の取り組みについて紹介します。 なぜアーキテクチャを改善するのか 最初に、なぜ我々がアーキテクチャ改善に取り組んでいるかの背景について説明します。 最終的にやりたいことは開発生産性を改善することにより、事業の成長速度を最大化することです。アーキテクチャの改善はそのための手段の一つであり、他にも開発プロセスの改善や開発組織の最適化など、開発生産性の改善のために並行しておこなっている施策は多岐にわたります。 ではアーキテクチャの改善がどう開発生産性に影響を与えるかという話ですが、これについては Martin Fowler の Design Payoff Line の図を引用しま

    ユビーにおけるシステムアーキテクチャを改善するための取り組み
  • Firebase Auth の力を 120% 引き出すためのハック集

    Ubie Discovery の @yukukotani です。 症状検索エンジン「ユビー」では Firebase Auth (GCP Identity Platform) をヘビーに使っています。その中で一部 Firebase Auth の想定を超えた使い方をしていて、それを実現するための無理矢理なハックを紹介します。 Capacitor 上で OAuth を動かす Capacitor (=WebView) 上で Web ブラウザと同じように OAuth をやろうとすると、以下のような問題に直面します。 Google などの認証プロバイダは WebView 内でのアクセスを弾く (参考) 認証プロバイダからのコールバックが端末のデフォルトブラウザで開かれてしまい、ネイティブアプリに戻ってこれない Capacitor の類似技術である Cordova でも同様の問題がありますが、Fireb

    Firebase Auth の力を 120% 引き出すためのハック集
  • UbieのこれまでのOSS支援と、これからの支援戦略

    Ubie Discovery ソフトウェアエンジニアのゆうく(@yukukotani)です。 Ubie として2021年5月から行っている OSS への支援を振り返り、得られた学びや今後の支援戦略をご紹介します。 これまでの支援内容 ほぼ全て Open Collective を通して寄付しています。 Babel JavaScript/TypeScriptトランスパイラです。2021年5月に500ドルを寄付しました。 webpack JavaScript/TypeScript のバンドラです。2021年7月に1000ドルを寄付しました。 mockk Kotlin のモッキングライブラリです。2021年8月に1000ドルを寄付しました。 Pact コンシューマ駆動テストツールです。2021年9月に1000ドルを寄付しました。 core-js JavaScriptPolyfill ライ

    UbieのこれまでのOSS支援と、これからの支援戦略
  • GitHubの運用を「会社」にしていく話

    Ubie DiscoveryでSREなどをしている@itkqです。 UbieではGitホスティングにgithub.comを使っています。プロダクト開発に必要なprivateなコードベースはもちろん、OSSや就業規則といったドキュメントをpublicにホストしたりもしています。また、この記事を書いている時点で、メインのOrganizationのメンバーは121名です。 自分が入社したのは一年前(2021年1月)で、まだ情報システム専任の人がいませんでした。それから今に至るまで、GitHubの運用を「会社」にしていく話を書きます。 一年前のGitHubの運用 当時、UbieのOrganizationに所属していた人数は、業務委託含め80〜90名ぐらいで、Businessプランを利用していました。私はSREとして入社しましたが、情報システム専任の人がおらず、SREをはじめとする何名かのメンバーが

    GitHubの運用を「会社」にしていく話
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