グーグルの元CEOのエリック・シュミットは11月28日、人工知能(AI)企業が自社製品に実装しているガードレールは、人類への危険を防ぐには「十分ではない」と述べた。この発言は、マーク・ザッカーバーグやイーロン・マスクに続くハイテク企業の幹部からのAIの発展に対する警告だ。 28日にワシントンD.C.で開催されたアクシオスの「AI+」サミットで講演したシュミットは「コンピュータが自分で物事を決定できる段階までテクノロジーが到達すれば、5年から10年以内にAIが人類を危険にさらす可能性がある」と警告した。 「以前はこの段階に達するためには20年程度が必要だと考えられていたが、一部の専門家はこのシナリオは2~4年程度しかかからない可能性があると見ている」とシュミットは述べた。 2001年から2011年までグーグルのCEOを務めたシュミットはまた、政策立案者に正確な情報を提供し、テクノロジーを効果