2018年8月25日のブックマーク (4件)

  • アンドレア・プラト 「金融規制の政治経済学」(2009年3月9日)

    現状の金融規制に欠陥があるのは間違いない。しかしながら、ルールが今のままであっても、規制当局は手持ちの情報を使ってもっと積極果敢で迅速な対応をとれたはずである。ルールがどんなに優れていても、規制当局者がそのルールを忠実に執行するインセンティブを持たなければ宝の持ち腐れだ。規制当局はこれまでに知り得た情報を公開して、規制対象となる業界との「人的なつながり」の実態について公表すべきである。そうすれば、金融規制の分野で「規制の虜」と呼ばれる現象が起きる可能性がどれくらいかを評価できるようになるし、その可能性を抑えることもできるようになるのだ。 ●Andrea Prat, “A political economy view of financial regulation”(VOX, March 9, 2009) 今回の金融危機で大きな打撃を受けたのは、金融市場だけにとどまらない。金融システムを監視

    アンドレア・プラト 「金融規制の政治経済学」(2009年3月9日)
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    maeda_a 2018/08/25
    “現時点における産業界との人的なつながりだけではなく、将来における産業界との人的なつながり(いわゆる「天下り」問題)も検討の対象となる”
  • 防護服を着た子供像「サン・チャイルド」は、なぜ福島で炎上したのか(林 智裕) @gendai_biz

    「住民は怒っている」と世界で報じられた 2018年8月3日、JR福島駅前にモニュメントが設置されました。現代美術家として知られるヤノベケンジ氏が2011年に、東日大震災をきっかけに制作した、「サン・チャイルド」と呼ばれる全高6.2mにもなる巨大な子供の像です。 その容貌は、黄色い放射能防護服を着た子供がヘルメットを脱いで左手に抱え、顔に傷を負い、絆創膏を貼りながらも、空を見上げて立っているというものです。胸には「000」と表示されたガイガー・カウンター(放射線測定器)が表現されています。 しかし、この像が設置されると、様々な批判と議論が起こりました。 国内のメディアの他、英国BBCが 「福島市がJR福島駅付近に設置した防護服姿の少年像に、住民らが怒りの反応を示している。2011年に起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故以来、同市が未だに放射能に汚染されたままだとの印象を与えるとの声もあ

    防護服を着た子供像「サン・チャイルド」は、なぜ福島で炎上したのか(林 智裕) @gendai_biz
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    maeda_a 2018/08/25
  • オルタナ右翼の源流ニック・ランドと新反動主義 - Mal d’archive

    イギリスの哲学者ニック・ランド(Nick Land)は、2012年、ネット上に「暗黒啓蒙(The Dark Enlightenment)」*1というテキストを発表し、新反動主義(Neoreaction:NRx )の主要人物の一人になった。詳しくは後述するが、この新反動主義のエッセンスがオルタナ右翼の中にも流れ込んでいるとされている。そのもっとも直截な例は、オルタナ右翼系メディア『ブライトバート』(Breitbart)の元会長であり、またドナルド・トランプの元側近でもあるスティーブ・バノンで、彼は「暗黒啓蒙」のファンであったことを公言している*2。 ■ニック・ランドの思想 ニック・ランドは、もともと大陸哲学とフランス現代思想の研究からスタートしており、初期にはジョルジュ・バタイユに関する著書もあるが、90年代中頃になると、のちに「加速主義(accelerationism)」と呼ばれることにな

    オルタナ右翼の源流ニック・ランドと新反動主義 - Mal d’archive
  • FRB、金融緩和「新たな手法議論」 景気悪化に備え (写真=AP) :日本経済新聞

    【ワシントン=河浪武史】米連邦準備理事会(FRB)は22日、7月31日~8月1日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表した。先行きの景気悪化に備えて金融緩和の手法を議論し、参加者は利下げや量的緩和に加えた「新たな政策手法を議論する」と決めた。2%の物価目標を柔軟にして一時的なインフレを容認する案などが検討課題になりそうだ。前回のFOMCでは追加利上げを見送った。ただ、4~6月

    FRB、金融緩和「新たな手法議論」 景気悪化に備え (写真=AP) :日本経済新聞
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    maeda_a 2018/08/25
    “物価水準目標とは、物価上昇率が長く2%を下回り続けた場合は、目標に到達した後も一時的なインフレを容認して金融緩和を続ける政策手法だ”