一昨日8月2日、エコノミスト誌のGraphic Detailのコーナーに、People in the West are least worried about hurtful speech と題するグラフが掲載されています。 まず、エコノミスト誌のサイトから引用すると、上の通りです。有害スピーチ hurtful speech、とは、我が国でいえば「ヘイト・スピーチ」ということになるのかもしれませんが、エコノミスト誌では、一般に左派は有害な言論に対して非寛容的であり、公共の場での容認できない有害な発言を規定する法令の必要性を感じているのに対して、右派はこういった規制が行き過ぎると言論の自由がリスクにさらされる可能性を危惧する傾向がある、と指摘しています。 その上で、英国のキングスカレッジ・ロンドンの世論調査員であるモリ氏が行った最近の調査、2020年12月から2021年1月にかけて28か国の
太陽光、一転割高に 火力の効率低下で―経産省再試算 2021年08月03日19時21分 経済産業省は3日、2030年時点の電源別発電コストの再計算結果を有識者会議で公表した。太陽光発電など再生可能エネルギーを補う火力発電の効率低下に伴う費用を各電源のコストとして算入すると、太陽光は原発や液化天然ガス(LNG)火力に比べ割高になり、7月に示した試算と異なる結果になった。 原発は太陽光より割高 発電コスト、安全対策強化で―経産省試算 太陽光や風力の発電量は天候に左右される。安定的な電力供給には火力発電などによる調整が欠かせない。今回は再エネ活用に伴って生じるLNG火力の利用率低下や燃費悪化によるコスト増を各電源に上乗せした。その結果、事業用太陽光の発電コストは1キロワット時当たり18.9円となり、LNG火力の11.2円や原発の14.4円を上回った。コスト面の優位性が低下すれば、太陽光の普及に影
全国で感染拡大が止まらない。 東京、沖縄に加え、埼玉、千葉、神奈川の首都圏3県と大阪府に緊急事態宣言が出るほどまで感染者数を増やした大きな要因の一つが、変異ウイルス「デルタ株」の蔓延だ。東京でも8月半ば以降にほぼデルタ株に置き換わると見られる。 米国CDC(疾病管理予防センター)が「水ぼうそうと同程度」と指摘したとも伝えられるが、感染力が強く、重症化率も上げているこの変異ウイルスに対して、私たちはどれぐらい警戒感を強めたらいいのだろうか。 BuzzFeed Japan Medicalは、聖路加国際病院、QIセンター感染管理室マネジャーの坂本史衣さんに聞いた。 ※インタビューは8月2日に行い、その時点の情報に基づいている。 デルタ株の蔓延で受け入れられない患者が急増ーーデルタ株への置き換わりが進み、医療現場ではどのような影響が出ているでしょうか? まず、デルタ株というよりも、ワクチン接種が進
コロナ・ショックで為替相場が揺れた2020年3月、石油元売り大手・出光興産で資金管理を担当した長克重氏は幾度となく為替予約のレートチェックに追われた。「可能な限りリスクを排除したい」と輸入分をすべて予約する。ドルで購入した原油を精製して円で販売するため、円安・ドル高になると購買力が低下する。負担は消費者に転嫁せざるをえない。戦後1ドル=360円に固定されていた円相場はニクソン・ショックをきっ
第47回中期経済予測で想定した2050年のDX社会の産業構造を2015年の経済規模に当てはめ、これを現実の2015年産業連関表と比較することでDXと為替変動の関係を分析した 。産業全体では、両者の為替変動の影響はほとんど同じと言えるが、DXを加速させると、加工組立産業は円安の恩恵を得やすくなり、化石燃料の輸入が大幅減になるエネルギー産業も円安によるマイナス効果は小さくなる。一方、IT(情報技術)サービスは円高メリットを受けやすくなる。製造業中心で輸出に依存する経済では、円高懸念が強調されがちだが、DX社会にシフトすればするほど、円安のデメリットよりも円高のメリットが大きくなるだろう。円高による交易条件の改善は、理論的には海外への所得流出を押さえ、豊かな生活をもたらすことにつながるとされるが、日本の経済社会はデジタル化するほど、この理論どおりになる可能性が高い。 図 製造業は円安メリットが拡
授業科目「情報可視化」「情報可視化入門」という本は、筑波大学で学部3年生向けに行なっている「情報可視化」という授業の内容をまとめたものです。筑波大学の教育組織は、「学部・学科」ではなく、「学群・学類」ですが、その学群・学類を2007年に改組・再編しました。改組された学群の一つである情報学群に新設された情報メディア創成学類において、3年次科目として「情報可視化」が開講されることになりました。 3年生向け科目なので、授業は2009年度から行っています。開講当初は、2コマ(75分)×10週の2単位科目として、講義に加えてProcessingによる演習を提供していました。その後、毎年のマイナーチェンジに加えて、2回大幅な改修を行いました。1回目の大幅改修は2013年度で、3学期制から2学期制への移行に伴い、講義だけの15コマに変更しました。演習をなくしましたが、講義内容は増やしました。2回目の大幅
何となくすごそうだけど具体的に何がすごいのかはよく分からないThunderbolt 4について解説します。 はじめに 最近のPC関係で最も分かりにくいネタの1つが「USB Type-C」です。USB 3.2やThunderbolt 3の時点で「USB Type-C訳わからん」という人は少なくなかったですが、最近はUSB4やThunderbolt 4といった仕様まで登場しており、それなりにPCに詳しい人でもこれらをきちんと区別して理解できていないぐらい複雑になってしまっています。 本記事では、そんなUSB Type-C関係の中でも特に分かりにくい「USB4・Thunderbolt 3・Thunderbolt 4の違い」について解説します。記事の性質上、Thunderbolt 3についてある程度理解している前提で話を進めますので、「Thunderbolt 3についてよく知らない」とか「USB
厚生労働省は2回の新型コロナウイルスワクチン接種を終えている人に対し、2022年に3回目の接種を検討する。時間の経過とともに低下する免疫を高める効果を狙う。感染力の強い変異型ウイルスへの警戒が強まっているためだ。ワクチンの確保や費用負担の範囲、混合接種の是非など実施に向けた課題は多い。厚労省が7月、早ければ22年初めにも米モデルナと武田薬品工業から5000万回分のワクチンの追加供給を受ける契約
今年も「土用の丑の日」がやってきた。ニホンウナギは乱獲や生息環境の悪化から、その数を激減させ、2014年にIUCN(国際自然保護連合)が絶滅危惧種に指定したにもかかわらず、スーパーやコンビニ等は「土用の丑の日」のキャンペーンを毎年行い、メディアも「恒例ネタ」としてとりあげている。だが、日本の市場に出回っているニホンウナギの大部分が、違法或いは不適切に獲られたものだ。今月19日、環境NGOや専門家が、その危うさや行うべき対策を訴えた。 ○ウナギ消費が跳ね上がる「土用の丑の日」 「土用の丑の日」の起源は諸説あるが、"江戸時代の蘭学者平賀源内が、夏に売り上げが伸びず困っていたウナギ屋のために「丑の日にちなみ『う』から始まる食べ物を食べると夏負けしない」との販促キャンペーンを提案した"というものが有名だ。総務省統計局の調べ(2018年家計調査)では、一世帯ごとの「ウナギのかば焼き」の年間支出額のう
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