高額な研究費を少人数に集中して投じるより、少額でも多くの研究者に配分する方が、国全体として画期的な成果を効率良く出せるとの分析結果を、筑波大などの研究チームが発表した。1991年以降、国が支給した科学研究費助成事業(科研費)の投資効果を調べた。研究予算は、国が進める「選択と集中」路線よりも「広く浅く」配分する方が効果的としている。 チームは、国が91年以降、研究者に支給した科研費のうち、生命科学・医学分野の18万件以上を分析。個々の金額や発表論文数のほか、その後ノーベル賞級の成果につながったり、新たな研究分野に発展したりしたキーワードが論文に含まれているかを調べた。
三菱UFJ国際投信は、2023年9月8日からインデックスファンド「eMAXIS Slim」シリーズ4銘柄の信託報酬を業界最低水準に引き下げると発表しました。 三菱UFJ国際投信 プレスリリース 2023/8/18 業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』 信託報酬率の引き下げを実施 昨日、日本経済新聞が報道した信託報酬率引き下げ情報(該当記事)の公式発表が出ましたね。気になる引き下げ概要は以下のとおり。 ■eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 信託報酬率 年0.1133%以内 → 0.05775%以内 実質的な信託報酬率 年0.05765% 純資産総額 13,729億円 ■eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 信託報酬率 年0.1133%以内 → 0.05775%以内 実質的な信託報酬率 年0.05773% 純資産総額
東京理科大学の研究グループは、汗の乳酸濃度を長時間安定して測定可能なバイオセンサーを開発したことを発表した。研究の成果が米国化学会の「ACS Sensors」に論文掲載されるとともに、同大学のサイトにプレスリリースが掲載された。測定誤差の原因となる気泡をトラップする機構をマイクロ流体デバイス内に設けることで、測定への影響を抑えることに成功し、従来よりも安定的に乳酸濃度を測定することができるため、長時間のトレーニングやコンディション管理に有用なウェアラブルデバイスとしての応用が期待されるという。 研究の概要 汗や血液に含まれる乳酸は、運動やトレーニングの指標となることが知られている。従来も、汗に含まれる乳酸を簡便に測定できるウェアラブルデバイスがいくつか報告されているが、使用中に流路内に気泡が侵入して電極部分に接触することで、センサー応答が不安定になるという課題があった。そこで研究グループは
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