64ビット版の Windows 7 や Windows Server 2008 R2 では、システムに 64コアを超える論理プロセッサーが搭載されていると、プロセッサーはプロセッサー・グループに分割されます。これまでこの規則に該当するシステムはほとんどありませんでしたが、インテル® Xeon® プロセッサーの E7 ファミリー(いわゆる Westmere-EX)の一部は、10個の物理コアを搭載し、4ソケットのシステムでは40物理コア、そしてハイパースレッディングを有効にすると、80論理コアを搭載するシステムになります。 この記事では、NUMA 環境におけるプロセッサー・グループの導入が、マルチスレッド・プログラミングにどのような影響を及ぼすか検証してみます。 ここでは、Windows Server 2008 R2 Enterprise SP1 (build 7601) を使用しています。
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