【12月22日 CGTN Japanese】中国最高緯度の揚水発電所である黒竜江省(Heilongjiang)の荒溝発電所1号ユニットで20日、15日間の試運転が終了し、発電が本格的に始まりました。 揚水発電所は、電力系統の「蓄電池」「電圧レギュレータ」「調節器」として、山の上下にそれぞれダムを建設し、電力利用のボトム時に水を山上のダムに吸い上げ、電力利用のピーク時に放水して発電します。 同発電所は黒竜江省海林市(Hailin)にあります。同地は最低気温が氷点下45.2度に達し、凍土の深さは最大1.91メートル、氷の厚さは最大1.65メートルと、典型的な極寒地区です。低温下での正常な運転を確保するため、発電所の建設工事は、中国で最先端の耐凍技術が採用され、発電所のダムは氷点下50度に耐えられます。また、省の電力系統と密接に連携し、ユニットの停止時間の短縮などの措置を通じて、上下のダムの排水