共同通信社の世論調査で、自由党を吸収合併した国民民主党の政党支持率が0.9%にとどまった。4月の前回調査で国民(1.6%)、自由(0.3%)が得た支持率の合計を下回り、合併の効果はなかった格好だ。 国民の玉木雄一郎代表は取材に「誤差の範囲だろう。わが党は低年齢層の支持が強いが、うまく反映されなかったのでは。今後はしっかりと新しい党のカラーを打ち出していく」と述べた。 立憲民主党幹部は合併に至る過程で国民内に反対論があったことに触れ「党内の争いも影響した上、新鮮さがなかった」と指摘。国民関係者は「参院選を控え、厳しい現実を突き付けられた」と語った。