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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (173)

  • 日本の復興:指導者なんて要るのか?  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2011年6月11日号) 3月11日の災害の後遺症は、日の強さが東京ではなく地方にあることを示している。 3カ月前に日を襲った地震と津波と原子力事故は、この国に関する重要なことを明らかにした。当の日人さえもが驚いた、社会の根底に脈々と流れる強さと冷静さである。 東京で国政に携わる政治家が自分のことばかり考えて何も決められずにいるのをよそに、こうしたたくましい回復力は、家族や住居、そして生計の術を失った何十万人の人が苦しみに耐えるのを助けただけではない。  英雄的な共同体精神 特に中央政府の浅はかさと比べると際立つ地域社会の隠れた奥深さを日に思い出させることで、この国が今回の危機から強くなって立ち上がり、長年の経済漂流を終わらせられるという予感を与えてくれた。 共同体精神を示す最も英雄的な見の1人が、24歳の遠藤未希さんだ。 彼女はマグニチュード9.0を記録した

    mahal
    mahal 2011/06/15
    読んでないけど、別に中央に指導者がいる必要はないけど、「口は出さないけど金は出す」ということだけはせめて国会で決定して貰わんと、色んな意味で捗らないというお話はあるのよね、と。
  • リーダーの資質が皆無の首相と日本の政治家 国家として危機に強い最高指揮官をどう育てたらいいか | JBpress (ジェイビープレス)

    これら首相経験者はいずれも幕末から戊辰戦争などの修羅場をくぐり、実戦で鍛えられて指導者としての知恵と胆力を自身で体得した。 たった1世紀が経過しただけだが、同じ国なのかと首を傾げてしまう。今の指導者を明治の元勲と比較すること自体が無謀であるが、あまりにもお粗末である。 危機は生の人間像を暴露する。今回の災害を通じ、日の選良には、自衛隊の初級幹部教育で受ける指揮官心得の基礎知識も有していないことが露になった。 思いつき、その場凌ぎ、責任逃れに終始し、怒鳴りまくるのがリーダーシップだと勘違いしている総理大臣、指揮官の自覚なく、自分の決心事項にもかかわらず統合幕僚長に責任を押し付けようとする防衛大臣。 黙々と働く消防官を指揮権限がないのにもかかわらず、その背後から「処罰するぞ」と言うような経済産業大臣等々、数え上げればきりがない。 防衛大臣の一件については、一般読者のために指揮命令関係を少し丁

    リーダーの資質が皆無の首相と日本の政治家 国家として危機に強い最高指揮官をどう育てたらいいか | JBpress (ジェイビープレス)
    mahal
    mahal 2011/06/13
    全体的な印象として、政治家のある種のロールモデルのようなものが、リーダーを涵養せず、むしろ足を引っ張り合うことにインセンティヴを与えている、というのが問題点な気はしている。
  • リーマンをちっぽけに見せる東京電力の存在 本当に大きすぎて潰せない会社 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2011年4月14日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 東京電力は米リーマン・ブラザーズを10倍にしたような存在だ。当に大きすぎて潰せないのである。 同社は日の電力の29%を、首都圏の200万社超の企業と2600万世帯に供給している。今、福島第一原子力発電所が恒久的な運転停止になっただけでなく、東電が抱える17基の原子炉のうち13基が停止中で、20ある石油火力発電所の半分と2つの石炭火力発電所も運転を停止している。 東電の失われた発電量(通常の発電量の4分の1程度)は、厳しい暑さで電力需要が急増する夏場の前でさえ、既に深刻な影響を及ぼしている。 政府は1974年の石油危機以来使われたことのない法令を発動し、今夏の電力使用量を昨年のレベルの4分の3に制限すると見られている。 大企業のロビー団体である日経団連は、強制的な使用制限は幅広い産業にダメージを与えると懸念している。 鉄道、紙パ

    mahal
    mahal 2011/04/15
    ところで、リーマンは現実に潰れたのだから、結果として温存されたフレディやファニー、或いはAIG辺りとの比較が妥当ではないか。
  • アラブ世界の民主主義 蜂起するエジプトの民衆 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2011年2月5日号) 西側諸国はエジプトでの激変を恐れるのではなく、祝福すべきだ。 独裁政治への恐怖から、幸福なひと時を経て、無秩序への恐怖へ――。過去10日間でエジプトは弧を描くような心情の変化を経験してきた。1月25日に数千人規模で始まった抗議行動は、2月1日に劇的な最高潮に達した。 この日、数十万人がカイロのタハリール広場に結集してホスニ・ムバラク大統領の退陣を要求。その後、大統領支持派がデモ参加者を攻撃したことで、事態は暴動へと悪化した。 だが、週半ばのひどい光景にもかかわらず、エジプトにおける事態の展開は歓迎されるべきである。弾圧されてきた地域が自由の味を覚えつつあるのだ。中東では、奇跡のようなこの数週間の間に、独裁者が1人失墜し、そしてもう1人、アラブ最強の国家を30年間支配してきた人物が倒れかけている。 3億5000万人を擁するアラブ世界は期待に活気づき

    mahal
    mahal 2011/02/07
    根本的には、半端に経済を発展させる開発独裁って、貧乏国で居続けるより持続性は低い気がする。まぁ、停滞の結果ではなく発展の成果として革命が起きるならそれはそれで国家のサイクルとして多分健全なのだろう。
  • 米国はアサンジ氏に勲章を授けるべきだ ウィキリークスがもたらした意外な効用 JBpress(日本ビジネスプレス)

    ウィキリークスが米国の外交文書を暴露し始めてから2週間が経った今、多くの米国人はその創設者であるジュリアン・アサンジ氏が鉄格子の向こう側に入ることを望んでいる。だが、米国はむしろ、同氏に勲章を授与すべきだろう。 もちろん、秘密にしてきた外交公電が公にされてしまったことで、米国はばつの悪い思いをしている。アサンジ氏も明らかに、米国のファンではないようである。 だが、それでも同氏とウィキリークスは米国を大いに助けたと言える。意図したわけではないものの、米国の外交政策にまつわる長年の陰謀論が誤りであることを暴いてみせたからだ。 長年渦巻いてきた米国外交の陰謀論 米国人が自国の外交政策について公の場で語っていることはいずれも、何らかの秘密の目的を隠すための作り話にすぎない――。欧州や中南米の左翼たち、そして中国ロシアの国家主義的な右翼たちは、ずっと前からそう思い込んできた。 秘密の目的が何である

    mahal
    mahal 2010/12/15
    自分がWikileaksを潰す立場なら、結構壮大な陰謀論のガセを掴ませて信用失墜させる的な方向を考えると思うし、逆にWikileaks側も一番怖いのはそれなじゃないかな、と。
  • 経済学を王座から引きずり下ろせ!  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年9月7日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ノーベル経済学賞の受賞者であるポール・クルーグマン氏と、著名な歴史学者で紙(フィナンシャル・タイムズ)にも寄稿しているニーアル・ファーガソン氏が経済危機への最適な対処法を巡って対立した際、ファーガソン教授はユーモアを交えた謙虚な姿勢でこれに応じた。 「も王の姿を見ることは許される(下々の者も目上の人間に対して一定の権利を持つの意)。たまには歴史学者が経済学者に意見することがあってもいい」 シャルトリューという種類の灰色で大柄なを飼い、大学では歴史学を専攻していた筆者は、知識人の間にあるこの暗黙の序列をひっくり返す時が来たと考えている。今こそは鋭い爪を露わにし、王に飛びついて化けの皮をはがしてやらねばならない。 経済学者たちの虚栄心に異議を唱える必要がある。とりわけ、経済学はモデルと方程式で支えられた厳密な科学であるという主張は

    mahal
    mahal 2010/09/08
    焚書坑経のディストピアの足音、か?
  • 子供を叱る若い母親に言いたい、「お母さん、それは無理です」 | JBpress (ジェイビープレス)

    私は家庭内では、主夫として家事全般を引き受けている。さらに、結婚に際しての姓に変わっているわけで、日人男性の中では珍しい生き方をしているのだと思う。 もっとも、当人としてはさほど珍しいことをしているつもりはなくて、生活が珍しいものになってしまっては大変である。 上の子供が生まれてからもうすぐ15年になる。それだけの年月、来る日も来る日も洗濯や買い物や料理をしてきたおかげで、いずれの腕前もの追随を許さない高処に到達しているのだけれど、それを素直に喜べないのはなぜなのか? また、私自身は普通だと思っていても、主夫という存在が少数派であることにかわりはない。 すっかり顔馴染みになったスーパーの店員さんたちからは、「当にエラいですよね」と折に触れて感心されて、そんなエピソードを旧知の女性編集者に話すと、「あたしたちだと、やって当たり前ですからね」と皮肉を返される中で、私は日々の暮らしを送っ

    子供を叱る若い母親に言いたい、「お母さん、それは無理です」 | JBpress (ジェイビープレス)
    mahal
    mahal 2010/08/13
    個人的には「早寝早起き」とかを、「約束」以外の文脈でどう身に付けさせるのか、とかが気になってしまう育児クラスタ。親に褒められることより自分の世界が大事になっているようだと、もう手遅れなんかな。
  • 笑うサムスン泣く国民、韓国経済に落とし穴 儲け過ぎの財閥企業に大統領が苦言呈す | JBpress (ジェイビープレス)

    李明博大統領の側近で現職閣僚級ポストである放送通信委員長を務める崔時仲氏が「今年第2四半期のサムスン電子の利益額が5兆ウォンで過去最高に達したという報道を見て、心が痛んだ」と語ったのだ。 最高益を上げたサムスン電子を、韓国の閣僚が賞賛するというのなら分かる。だが、「心が痛む」とは一体どういうことか。就任以来、「親大企業・財閥」政策を掲げてきた李明博政権が大きく方針転換、「大企業・財閥叩き」がついに始まったのである。 崔時仲氏は「心が痛んだ」と言った後、こうつけ加えた。「(サムスン電子最高益という)報道を見て、共感する人よりもむしろ相対的に貧しいことを感じる人が多いのではないか」 簡単に言えば「儲け過ぎ」批判である。崔時仲氏は、サムスン電子以外にも「時価総額の上位100社が過去5年間で雇用を1.5%しか増やしていない」と不満を表明、意図的な大企業批判の講演だったことは明らかだ。 李明博大統領

    笑うサムスン泣く国民、韓国経済に落とし穴 儲け過ぎの財閥企業に大統領が苦言呈す | JBpress (ジェイビープレス)
    mahal
    mahal 2010/08/06
    サムスンの大卒級新規採用者の何割が韓国人なのかが気になった。/トリクルダウンが可視化されづらい側面もあろうが、にしても大卒就職率5割以下ってのが事実なら、本朝のゼロ年代中葉よりも大変っぽいよなぁ。
  • 定年を廃して賃金を上げたら業績が伸びた 60歳を超えた社員の生産性が最も高い樹研工業 | JBpress (ジェイビープレス)

    前回に引き続き、重さが100万分の1グラムという世界最小の歯車の開発で知られるプラスチック小型精密部品メーカー、樹研工業が誇るユニークな経営手法をお伝えする。同社は、会社方針として、「新技術の開発」「品質を中心とした管理技術の確立」「戦略的財務会計」を掲げている。 会社の業績と潜在能力発揮の相乗効果 そしてこの3つを生かして会社を経営するには、人材育成が重要なポイントとなる。 特に「新技術の開発」で競争力を維持するには、常に全く新しい領域への挑戦をすることになるため、潜在能力の発揮が欠かせない。 具体的な商品開発の方針としては「世界ナンバーワンの技術で、価格競争はしない」「言われたものを作るのではない、部品のプロとして顧客に貢献できる商品を作る」「コストを下げ、性能を上げるためにはどんなに製造技術が難しくてもかまわない」の3つ。 その方針の下、社員は常に今までとは違ったやり方、新しい方法へ

    定年を廃して賃金を上げたら業績が伸びた 60歳を超えた社員の生産性が最も高い樹研工業 | JBpress (ジェイビープレス)
    mahal
    mahal 2010/01/25
    60代の生産性を上げた所で、奴ら10年そこらしか働けないのだから、20代30代の生産性が高くなる方が持続的な企業として優秀かと思うのだが。
  • 海兵隊がお嫌いのようですが You don't like the USMC? | JBpress (ジェイビープレス)

    問題は乱暴者、狼藉者の如くに言われ、とっとと出て行けと言われる普天間の海兵隊(マリーン)である。あれは邪魔者なのか。 居なくていいのか。少し減るのはやむを得ないのだとしても、居てくれないと困る。 「尖閣列島に中国が攻めてきたら日米安全保障条約が発動され、米軍は来てくれるんでしょうね」――なんてことを、とかく日は米国に確かめたがる。 しかも自分では尖閣に物理的プレゼンスを置くでなし、何もしないでいて、なおかつしつこく確かめたがるのだけれども、指呼の間、在沖海兵隊を根こそぎ居なくしたりしてでもいたら、それこそ中国さん、いらっしゃーいと言ってるようなもの。「へそ茶」の議論だ。 マリーンは日米をつなぐ血の紐帯 もう1つの考え方は、彼らマリーンを日米をつなぐ血の紐帯とみることだ。若い米国人のblood poolが沖縄にあり、日の各所にある。これくらい、米国が日防衛に示した堅いコミットメントの証

    海兵隊がお嫌いのようですが You don't like the USMC? | JBpress (ジェイビープレス)
    mahal
    mahal 2009/12/10
    海兵隊のことを「♪ファミコンウォーズが出~るぞ~」と歌いながら地獄の特訓に耐えて頭おかしくなった米国格差社会下位のゴミという前近代的ステロタイプでしか見てない日本人も多いのも、ちょっと問題か。
  • 社説:ドバイの驚くべき失態  JBpress(日本ビジネスプレス)

    ペルシャ湾西岸の派手な首長国の中で、ドバイは文句なく一番無謀な国だろう。そのドバイは代表的な政府系持ち株会社ドバイワールドの債務について6カ月間の返済猶予を要請して、資市場に手榴弾を投げ込み、難なくその評判に違わぬ行動を示している。 ドバイの行動は、重大な判断ミスか、驚くような大失態のどちらかであるように見える。後者の方があり得そうな話だ。 どちらにしても、その行動は、自国の名声に――そして地域の金融セクターと商取引の中心地、つまり中東のシンガポールかつ香港になろうとする壮大な野望に――実害を与えた、まだ答えの見つからない問題を後に残した。 ドバイは今、シンガポールなどよりも、むしろアルゼンチンに似ているように見えるが、もっと予測し難い存在だ。実際、ドバイの行動は全くもって不可解なのである。 今ではシンガポールよりもアルゼンチンに似て見える ドバイの首長シェイク・ムハンマド・ビン・ラシー

    mahal
    mahal 2009/11/30
    思えば、アルゼンチンもかつては競馬大国であった。現代の主要父系に連なる大種牡馬や英3冠馬も度々パンパスの地を踏んだものでな。
  • 海自に衝撃・中国海軍の実力 Japan at a tipping point | JBpress (ジェイビープレス)

    中国人民解放軍海軍(People’s Liberation Army Navy: PLAN)は昨年12月26日、駆逐艦2隻と補給艦1隻からなる艦隊をアデン湾へ進出させ、国連が促す海賊予防の国際共同行動に加わった。 以来、PLANは艦船ならびに要員の交替を挟みながら、引き続き当該海域でのプレゼンスを維持している。 海賊対策に名を借りた「プレゼンス」の押し出し この「プレゼンスを維持する」とは、どの国であれ海軍を遠方へ押し出す際、必ず随伴させる政治的意味合いである。中国はPLANを遠くソマリア沖に出すことで、世界に何を示そうとしているか? 石油の海上輸送路・シーレーンに及ぶ支配を、米海軍(と日の海上自衛隊、ならびにインド海軍)に独占させておくまいとする、その明白な政治的意思である。 遅れて日の海上自衛隊も今年の3月14日、2隻の護衛艦を送って作戦に加わった。 初めて尽くしのことで、PLAN

    海自に衝撃・中国海軍の実力 Japan at a tipping point | JBpress (ジェイビープレス)
    mahal
    mahal 2009/08/20
    海自にとって本当の意味で衝撃だとすれば、それは「米海軍の機密が中国に漏れている」ことだと思うが、本件がその成果によるものなのかは、イマイチよく分からん。
  • タイはアジアの劣等生へ転落? デモ終結を単純に喜べない理由 JBpress(日本ビジネスプレス)

    想像してみてほしい。トニー・ブレアがデリア・スミスの料理番組のゲスト司会者を務めたために英国首相の座を追われ、後継者のゴードン・ブラウンが反政府団体にヒースロー空港を占拠されて退陣を余儀なくされ、内閣がシェフィールド空港から政府を運営せざるを得なくなった――と。 比喩として不完全ではあるが、大雑把に言えば、それが過去数カ月間に我々が目にしてきたタイの民主主義の姿だ。 これまでタイは比較的安定した法治国家としてのイメージを維持してきた。立憲君主国家としての76年間の歴史の中で、タイが17もの憲法を採択し、数え切れない政変を経験してきたという事実にもかかわらず、である。 だが一体、政変を数えている人などいるのだろうか。というのも、タイ軍部の介入にはほとんど儀式的とも言える要素があり、きちんとアイロンがけされた軍服に身を包んだ男たちが民間人の一団を迎え入れては、多くの血を流すことなく別の一

    mahal
    mahal 2008/12/05
    「自分たちが無知な農民とみなす連中に」辺りのくだりを読んで「それ何てマイケル・ムーア?」とか思ってしまった(笑)。