安倍総理大臣は、来年10月に予定される消費税率の引き上げに伴う景気対策の一環として、クレジットカードなどのポイント還元について、還元率を5%として、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでの9か月間、実施することを検討する考えを示しました。
安倍総理大臣は、来年10月に予定される消費税率の引き上げに伴う景気対策の一環として、クレジットカードなどのポイント還元について、還元率を5%として、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでの9か月間、実施することを検討する考えを示しました。
アメリカのトランプ大統領と口論になってホワイトハウスへの出入りを禁じられた記者をめぐり、アメリカのメディアは、記者のふるまいが悪質に見えるよう、映像が改ざんされて公開された可能性があると伝え、物議を醸しています。 アメリカの有力紙ワシントン・ポストなどは、8日、ホワイトハウスのサンダース報道官がツイッターに公開した、記者のふるまいを映した映像は、元の映像が、一部、改ざんされた可能性があると伝えました。 それによりますと、映像の専門家は、記者が女性に伸ばした手が実際よりも速く動いたように改ざんされていると指摘し、その結果、記者が女性の腕をたたき落としたように見えると伝えています。 これについて、サンダース報道官は、「問題は記者が女性に触れたかどうかだ」と述べるにとどまっています。 トランプ政権は、日頃、CNNテレビなどを「フェイクニュース」呼ばわりして敵視しているだけに、アメリカ国内では、改
全国の学校で、昨年度、自殺した児童・生徒は250人に上り、この30年間で最も多かったことが文部科学省の調査でわかりました。 内訳は小学生が6人、中学生が84人、高校生が160人となっています。 自殺の原因について複数回答でたずねると、「不明」が最も多く140人、次いで、卒業後の進路に悩むなどの「進路問題」が33人、「家庭不和」が31人、「いじめの問題」が10人などとなっています。 全世代の自殺者数はここ数年、3万人を下回るなど減少傾向にありますが、子どもたちについては高止まりしているのが実情です。 自殺総合対策推進センターの本橋豊センター長は「子どもの自殺の場合、遺書がないケースが多く、原因がわからないため対策が立てづらくなっている。まずは未然に防ぐよう、子どもたちのSOSをつかむ仕組み作りが必要だ」と指摘しています。
首都圏を中心に風疹の感染が広がっていることを受けてアメリカのCDC=疾病対策センターは22日、予防接種を受けていないなど感染のおそれがある妊娠中の女性に対しては、感染の拡大が治まるまで日本への渡航を自粛するよう勧告しました。 こうした状況を受けてアメリカのCDCは22日、警戒レベルを3段階のうち上から2番目の「勧告」に引き上げると発表しました。 CDCはこの中で日本への渡航者に対して事前に予防接種を受けているか、確認するよう呼びかけています。 特に妊娠中の女性に対しては、これまでに風疹の予防接種を受けていなかったり風疹に感染したことがなかったりする場合、感染の拡大が治まるまで日本への渡航を自粛するよう求めています。 WHO=世界保健機関は、3年前に南北アメリカ大陸で風疹が撲滅されたと発表しました。厚生労働省によりますと、今のところ妊婦への渡航の自粛を求めているのはアメリカだけだということで
イギリスのオークションで、落札直後に突然、シュレッダーで一部が細断された作品について、制作した覆面アーティストのバンクシーが、実はすべて細断する計画だったと失敗を告白し、再び話題を集めています。 バンクシーは17日になってみずからのウェブサイトにおよそ3分間の新たな映像を掲載しました。 映像は、額縁にシュレッダーを仕掛ける場面から始まったあと、オークション会場へと切り替わり、作品が突然、細断され、人々が驚くシーンがさまざまな角度からとらえられています。 そして最後に「リハーサルでは毎回、うまくいっていたのに」という文字が表示されると、リハーサルの様子の映像へと切り替わり、静寂の中、作品がシュレッダーですべて細断されて終わります。 「大胆ないたずら」とも形容された作品をめぐるバンクシーの思わぬ告白に、ネット上には「笑いが止まらない」とか「かっこよすぎる。感動した」などといった声が寄せられ、再
「技術書典」この4文字を見て「なにかの辞典?」などと思ったあなたは永遠の文系。心を熱くするのが日本のITエンジニアたちです。技術者たちの「コミケ」とも言われ、最近、注目のイベントの魅力を知りたい!永遠の文系記者2人が迫りました。(ネットワーク報道部記者 郡義之 飯田耕太) 3連休最終日の10月8日、東京・池袋で行われたイベントの会場となったビルの前には、数百人の列ができていました。 IT企業に勤めるシステムエンジニアの40代の女性は、以前から気になっていたというこのイベントに初めて参加。その時の興奮と周囲の様子をツイッターに記しました。 「着いた!すでに200人以上並んでる感じ」 「すごい勢いで列が伸びててこわい」 入り口に進むと本を掲げた女性のイラストが出迎えます。 これが注目のイベント「技術書典」の会場です。 技術書典は、IT業界で働くエンジニアやその卵たちがみずから作った本などを展示
東京の靖国神社のトップを務める宮司が神社の運営などを話し合う委員会の中で、天皇陛下について不適切な発言をし、混乱を招いたとして、退任することになりました。 小堀宮司をめぐっては、一部の週刊誌がことし6月に行われた神社の運営などを話し合う委員会の中で、「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていく」などと天皇陛下を批判する発言をしたと報じられています。 靖国神社によりますと、調査に対して宮司はこうした内容を発言したことを認めたということで、不適切な発言で混乱を招いたとして、宮内庁に謝罪するとともに10日までに退任する意向を伝えたということです。 宮司はことし3月に就任したばかりで、神社のトップが半年余りで退任する事態になりました。 退任は、今月26日に開かれる総代会で正式に決まるということです。 靖国神社は「委員会での各委員の発言などの回答は控えます」とコメントしています
来年10月に予定される消費増税の際に導入される「軽減税率」について、財務省は、コンビニやスーパーでは店内のいすやテーブルを飲食禁止とした場合にはすべての食べ物の税率を8%に据え置くという基準を明確にしました。 このため店内にいすなどを置いて飲食ができるコンビニやスーパーでは、顧客への対応が複雑になると指摘されていました。 こうしたことから財務省は、コンビニやスーパーが店内での飲食を禁止にし、実際に飲食が行われていない場合には、店内で販売する飲食料品にはすべて8%の軽減税率を適用するという基準を明確にしました。 一方、店内での飲食を禁止しない場合には会計の際に持ち帰りかどうかを確認することが必要になります。 コンビニの関係者の間では、すでにイートインのコーナーを設けている店では飲食を禁止とするのは難しいという声も出ていて、今後各社がイートインを見直すかどうか注目されます。 財務省は国税庁が公
中国の人気女優、ファン・ビンビンさんは、脱税の疑いを指摘されたあと公の場から姿を消していましたが、3日までに税務当局から日本円で140億円余りの追徴課税などの支払いを命じられたことがわかりました。ファンさん側は「処罰を受け入れる」としています。 ファンさんに対する税務当局の調査結果を3日、中国国営の新華社通信が伝えました。 それによりますと、ファンさんと所属事務所は収入を少なく見せたり、事務所の会計を操作したりする手口で2億5000万人民元、日本円でおよそ42億円の納税を免れていたということです。 税務当局はファンさん側に、追徴課税や罰金として日本円で140億円余りの支払いを命じたということです。 ファンさん個人の刑事責任は問わないとしています。 ファンさんの中国版ツイッター、ウェイボーはほぼ4か月ぶりに更新され、「当局による処罰を受け入れる」としたうえで、「皆さんに心から謝罪する」とのコ
1992年の「PDー1」の発見と、それに続く極めて基礎的な研究が新しいがん免疫療法として臨床に応用され、そして、たまにではありますが、この治療法によって重い病気から回復して元気になった、あなたのおかげだと言われるときがあると、本当に私としては自分の研究が本当に意味があったということを実感し、何よりもうれしく思っております。 そのうえに、このような賞を頂き、大変、私は幸運な人間だというふうに思っております。今後、この免疫療法がこれまで以上に多くのがん患者を救うことになるように、一層、私自身も、もうしばらく研究を続けたいと思いますし、世界中の多くの研究者がそういう目標に向かって努力を重ねておりますので、この治療法がさらに発展するようになると期待しています。 また、今回の、基礎的な研究から臨床につながるような発展ということで受賞できたことによって、基礎医学分野の発展が一層加速し、基礎研究に関わる
ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、免疫の働きを抑えるブレーキ役となる物質を発見し、がんに対して免疫が働くようにする新たな治療薬の開発などに貢献した京都大学特別教授の本庶佑さんが選ばれました。
原発事故の影響で試験的な漁が続けられている福島県沖では、震災前に比べてヒラメがおよそ8倍、ナメタガレイがおよそ7倍と、資源量が増えていることが県の調査でわかりました。県は豊富な資源を漁業の復興につなげるため、販路の回復を支援することにしています。 それによりますと、去年1年間の平均の資源量は、震災前の5年間の平均と比べてヒラメがおよそ8倍、ナメタガレイがおよそ7倍と大幅に増えていたことがわかりました。 大きさもヒラメの場合、震災前は体長40センチ前後がもっとも多かったのに対し、おととしのデータでは50センチから60センチが多く、大型化しているということです。 福島県沖では、原発事故の影響で回数や海域を限定した試験的な漁が行われていることが、資源量の増加につながっていると見られています。 一方、福島県沖の魚介類を対象にした県の放射性物質の検査で国の基準を超えたものは平成27年4月以降出ておら
宮崎市中心部の江平五差路と呼ばれる交差点で、去年1年間に20件の人身事故が発生し、日本損害保険協会の調査で、全国の交差点で最も事故が多かったことがわかりました。 日本損害保険協会が発表した交通事故多発交差点マップによりますと、去年1年間に江平五差路で起きた人身事故は20件に上り、福岡市の交差点と並んで全国で最も多いことがわかりました。 死亡事故はありませんが、合わせて20人がけがをしています。 江平五差路は、「直進のみ」や「左折のみ」などの信号が多く、ドライバーは「方向の指示が複雑で、どの車線を進めば行きたい方向に進めるのかわかりにくい」などと話していました。 また、警察によりますと、隣の車線の車が動き出したのにつられて発進し、前の車に追突するケースが多いということです。 警察は「交差点では、信号や前の車の動きにいつも以上に注意し、スピードを抑えたり、車間距離を広くとったりして、安全運転を
アメリカのIT企業アップルが、アイルランド政府から不当な税の優遇を受けているとして、EU=ヨーロッパ連合が追徴課税を命じていた問題で、アップルがおよそ1兆9000億円を支払ったことがわかりました。 そのうえでEUはアップルに131億ユーロを追徴課税するようアイルランド政府に命じました。 これについてアイルランド政府は、18日、アップルが利息を加えて143億ユーロ、日本円でおよそ1兆9000億円を納付したことを明らかにしました。 アイルランドはEUの命令には一貫して反対してきましたが、18日もドナフー財務相が「EUの判断には、はっきりと反対しており追徴課税の命令の撤回を求めているが、EUの加盟国として税の徴収には協力した」とコメントしました。 EUは大企業の課税逃れへの監視を強めていて、去年10月にはネット通販大手アマゾン・ドット・コムへの追徴課税をルクセンブルク政府に命じています。
いま、中国の科学技術が急速に成長している。「科学技術強国」の建設を掲げてばく大な資金を研究につぎ込み、超大国・アメリカに迫ろうとしているのだ。これと対照的に、国際的な地位低下が指摘されている日本の科学技術。「科学技術立国」を標ぼうしながら、何がこの差を招いたのか。躍進を続ける中国の現実から目を背けてはならない。(科学文化部記者 横川浩士) 中国・上海から高速鉄道で1時間余り、江蘇省無錫市にある「国立スーパーコンピューターセンター」。ここに、中国が世界に誇る「神威・太湖之光」がある。 アメリカなどの専門家がまとめている計算能力の世界ランキングで、ことし6月までの4期2年、1位の座を保ってきたスーパーコンピューターだ。 高度な計算を伴う研究に欠かせず、各国が開発競争にしのぎを削っているスーパーコンピューター。最新のランキングでは、中国は上位500台のうち200台余りを占め、2位のアメリカを大き
ケンドリック・ラマ-。1人のアメリカ人ラッパーの言葉が、いま、世界を動かし、社会から疎外された人々を1つにつなげている。暴力や差別がなくならない混とんとした現代に生きる苦悩を表現してきた彼の歌詞は、世界中の若者の共感を集め、最新アルバムは、優れたジャーナリズムに贈られるアメリカのピュリツァー賞の音楽部門を受賞した。その彼が、ピュリツァー賞受賞後としては海外メディアで初めて、NHKの独占インタビューに応じた。ケンドリック・ラマ-が語る社会を変える“音楽の力”、そして日本へのメッセージとは。(聞き手/科学・文化部記者 斉藤直哉) ことしの「フジロックフェスティバル」に出演するため、5年ぶりに来日したケンドリック・ラマ-。 「取材に応じる」と返事が来たのは、インタビューした日の前日。どんな人物かと緊張して待っていた私たちの前に現れたのは、もの静かで知的な雰囲気の青年だった。 ピュリツァー賞の受賞
インターネットのアダルトサイトを訪れた人を、ほとんど見られることのない無関係のサイトに勝手に飛ばす仕掛けを使って、ネットの広告費を不正に横取りしようという手口が広がっていることが、NHKの取材でわかりました。ターゲットとなった広告は、大手企業や中央省庁、地方自治体のものなど、少なくとも200に上り、広告代理店やネット広告の配信事業者が調査を進めています。(ネットワーク報道部記者 田辺幹夫 科学文化部記者 斉藤直哉)
人はSNSで自分の政治的な立場に近い意見ばかりを読みがちで、異なる立場の意見を継続的に目にすると、それを受け入れるのではなく、かえって自分の立場に凝り固まるという研究結果がアメリカで発表されました。 それによりますと、実験では、保守的な共和党支持者たちとリベラルな民主党支持者たちに、ツイッターで、それぞれ反対側の政治家などの書き込みを1か月にわたって毎日読んでもらいました。 そのうえで政治的な傾向に変化があったかを調べたところ、双方とも、反対の立場を受け入れる傾向は見られず、とくに共和党支持者たちはかえって自分の意見に凝り固まる傾向が見られたということです。 研究グループは、こうした結果の理由はわからないとしながらも、「SNSで異なる立場の意見を伝えようという試みは、逆効果だ」と結論づけています。 アメリカでは、トランプ大統領の登場以降、政治的な分断が深まっているだけに、今回の研究結果は、
独特なせりふやポージングで知られる荒木飛呂彦さんの人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の原画展が、24日から東京の国立新美術館で開かれます。現役の漫画家の個展が国立の美術館で開かれるのは初めてです。 国立新美術館によりますと、現役の漫画家の個展が国立の美術館で開かれるのは初めてで、会場には漫画のカラー原画などおよそ210点が展示されています。 漫画を特徴づけている独特なせりふや、印象的なポージングの原画を集めた区画など8つのコーナーが設けられ、印刷物の漫画では見ることができないインクの凹凸や細かい線などを確認することができます。 また、高さ2メートルほどある12枚の大型原画が今回の展示のために書き下ろされ、訪れた人が等身大のキャラクターと一体化した空間を楽しめるよう、コの字型に配置されています。 荒木さんは「30年にわたって連載してきた漫画で、懐かしさを感じるのもいいと思います。等身大のキャラ
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