クリスマスにお正月と、出費が重なる年末年始に、限られた予算で賢く買いたいという消費者が増えている。そんなことから、販売価格が一目で比べられる「価格比較サイト」の利用者が主婦や中高年男性を中心に増え、取扱い商品も、家電やオーディオといった定番から、ベビー用品、化粧品、スイーツへと広がっている。 「」は過去最大の伸び幅を記録 が行った比較サイト市場の動向調査によると、市場規模(2008年度見込み)は245億6500万円で、前年に比べて27.4%増となっている。09年度はさらに拡大し、304億2000万円になると予測。Eコマース(電子商取引)を使った商品やサービスが年々増えて、比較サイトのニーズが高まっている。また、景気が悪化する中、「より良い商品をより安く手に入れたい」というユーザー心理も強まると考えられている。 比較サイト市場は年々拡大している。2000年頃から複数の企業がサービスの提供