以前、データの正規化にはいろいろな方法があることを述べました。 数量の正規化:方法の違いは何を意味するか? - jnobuyukiのブログ いろいろな正規化をやってくれるコマンドにR言語のscale()があります。 この関数は、何も考えずに使ってもそれなりに動きます。 しかし、引数として含まれるパラメータを利用すると、もっと便利です。 scale()の引数 scaleには3つの引数があります。 1. 行列(matrix)オブジェクト: ここに当てはめた変数を正規化します。 2.center: パラメータの値として3種類あります。 TRUE: デフォルトの値です。行の平均値を全てのケースから引きます。 FALSE: 引き算をしません。 数値ベクトル: 数値ベクトルの値をケースのそれぞれから引きます。 3. scale: centerと同様3種類の設定が可能です。 TRUE: デフォルトの値で