日経 xTECH(およびその前身のITpro)では、長期休暇の前に「○○スペシャル」と称した特別版の記事を掲載している。普段よりもテーマの幅を広げたり、エンターテインメント要素を盛り込んだりして、より多くの人にサイトに来訪してもらうのが狙いだ。 その記事作成の一環としてネタを探していたところ、ちょうど良い(とそのときは考えた)題材に思い当たった。古いパソコンのソフトのバックアップである。古いといっても、10年前や20年前ではない。1980年代に一世を風靡した、MSX規格のパソコン用のカセットテープ版ゲームソフトである。 日経 xTECHの読者の多くは「カセットテープ版ソフト」という単語を目にしても「ああ、アレね」で済むかと思うが、念のため説明しておこう。 カセットテープは、1970年代後半から1980年代半ばにかけては、パソコン(マイコンとも呼ばれていた)のストレージメディアとしてメジャー
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