印刷 携帯電話用ゲーム大手のグリーが「釣りゲームをまねされた」として、ゲームサイト「モバゲータウン」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)などを訴えた訴訟で、東京地裁(阿部正幸裁判長)は23日、著作権の侵害を認め、DeNAに「釣りゲータウン2」の配信差し止めと、約2億3千万円の損害賠償を命じる判決を言い渡した。 グリーは、釣りゲータウン2について、自社が配信する「釣り★スタ」に特徴が極めて似ているとして「著作権を侵害された」と主張していた。グリー側の代理人弁護士によると、他人と交流しながら遊ぶ「ソーシャルゲーム」について、著作権侵害を認める判決は初めてだという。 関連記事DeNA、グリーに法的措置検討 取引妨害問題で反論(12/6)グリーとKDDI、DeNAを提訴 10億円賠償求める(11/21)「グリー」利用者130万人分の情報改ざん 容疑者逮捕(9/8)