飛鳥時代は、4つに分けて覚えると分かりやすいと思います。6世紀が第一期。大伴氏が磐井の乱により失脚、物部氏・蘇我氏が仏教をめぐり敵対し、その結果、崇仏派の蘇我氏が勝利しました。7世紀前期が第二期で、蘇我氏と聖徳太子が代表する時代。7世紀中期が第三期で、大化の改新から壬申の乱が起こるまでのことを指します。そして、壬申の乱が終わり平城遷都以前の皇親政治を第四期といいます。 4期それぞれ天皇が3名ずつだったので、計十二人もこの時代に天皇がいたことになります。全員の名前を一気に記憶するのは骨が折れるので、3名ずつ期ごとに覚えていきましょう。「継体・欽明・崇峻」が第一期の天皇の名ですが、これらについていた豪族が「大伴・物部・蘇我」です。前期と中期と後期の3つに分けることができる6世紀ですが、前期に継体天皇、中期に欽明天皇、そして後期が用明天皇。この3名がメインとなって国を治めていました。 さらにこの