新型コロナウイルス感染拡大とともに、自粛を過度に強いる「自粛警察」や、県外ナンバーに嫌がらせをする「他県ナンバー狩り」といわれる行動が問題化しており、兵庫県但馬地域の住民の「姫路ナンバー」の車が鳥取県で被害を受けるケースが相次いでいる。麒麟(きりん)獅子舞の歴史文化が伝わる鳥取市や兵庫県新温泉町、香美町など1市6町でつくる経済生活圏域「麒麟のまち」は、圏域の在住者向けにオリジナルステッカーを作り、17日から各市町の役場で無料で配布する。(末吉佳希) 新温泉町に住む40代女性は6月下旬、鳥取市内の商業施設の駐車場で車のナンバープレートを曲げられる被害に遭った。ナンバーは60度ほどの角度に折れ曲がっており、車の修理店は「自然に曲がるのはあり得ない」と説明。女性は「自粛の緩和を待ち、数カ月ぶりの買い物だったのに」と肩を落とす。兵庫県警美方署に相談し、鳥取県警にも被害を訴えた。 知人に伝えると、ほ
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