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2014年2月19日のブックマーク (3件)

  • 笠井潔氏が語るファシズムと安倍政権 ― 都知事選の結果を受けて

    笠井潔 @kiyoshikasai 一昨年の尖閣危機前後に、政治的な分析をかなりの回数ツイートした。その後の総選挙、安倍内閣の成立、参院選、秘密保護法などの流れは、一昨年に予見したことの延長上だったが、今回の都知事選は少し違う。これについて、感想を少しまとめてみたい。 2014-02-14 15:44:28 笠井潔 @kiyoshikasai 主要候補の得票は、舛添211万、宇都宮98万、細川95万で、大雑把に2:1:1だった。 61万票の田母神は、0・6ということになる。原発の是非に則して分類すると、再稼働賛成派が272万、即時廃止派が193万票。しかし今回の都知事選では、原発問題が最大争点だったとはいえない。 2014-02-14 16:02:59 笠井潔 @kiyoshikasai かといって、総合的な政策の評価で票が分かれたともいえない。むしろ各候補の政治的・思想的スタンスに則して

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  • 専制君主としての徳川綱吉と生類憐みの令 | Kousyoublog

    公開日: 2013/07/09 : 最終更新日:2014/01/29 カテゴリー:歴史・宗教 タグ:思想, 日史, 江戸時代, 生活, 社会, 近世 徳川綱吉というと「生類憐みの令」によって人々を苦しめ、牧野成貞・柳沢吉保ら側用人の専横を許した暗君というのが一般的なイメージで、そのイメージへのカウンターとして動物愛護の慈愛に満ちた明君という説と、マザーコンプレックス・動物への偏愛による異常人格者という説などいずれにしても極端な人間像が近代以降の綱吉観であった。これらの通説に対してその政策や生い立ちから、将軍権力の強化の過程で専制君主として君臨し当時の社会情勢を踏まえた総合的な施策として「生類憐みの令」を位置づけたのが塚学氏の「生類をめぐる政治」である。83年に出版されて、多くの研究者によって綱吉の諸政策の研究は補強され、現在ではほぼ主流となっている。2013年に講談社学術文庫から改訂

  • 「労働を通じての絶滅」~第二次大戦中ドイツ産業での囚人労働力の酷使 | Kousyoublog

    公開日: 2013/08/03 : 最終更新日:2014/02/07 カテゴリー:歴史・宗教 タグ:ドイツ, ナチズム, 世界史, 労働, 差別, 社会, 第二次世界大戦, 経済, 近代 先日紹介したロバート・ジェラテリー著「ヒトラーを支持したドイツ国民」で特に興味深かったのが、強制収容所の囚人を企業や、市民たちが労働力として活用していたということだった。収容所についてのナチの方針は「労働を通じての絶滅」という『イデオロギーと経済観念が混然となった』(P250)思想であった。アウシュヴィッツ収容所に掲げられた「働けば自由になれる」というスローガンを思い起こすならば、そのスローガンが示す真意はあきらかだろう。強制収容所は当初共産党員やユダヤ人、各種刑法犯の収容を目的としていたが、やがて非社会的分子とされる様々な社会的アウトサイダー(乞、浮浪者(ジプシー)、売春婦、同性愛者など)の収容に向