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ブックマーク / yumiki.cocolog-nifty.com (2)

  • 「氏・姓・名字・苗字」とは?-名前の日本史②: 明夜航記

    前回では、日史における「夫婦別姓」を話題にしました。 ただ厳密に言うならば、この「姓」というのは問題です。古代だったらこれは「氏」というべきところなのだ。日史における「氏-姓-名字-苗字」の変遷関係は、ひどく混乱しています。 僕にもわからないことが多いのだが、今回は、この問題をなるべく簡単に整理します。(間違ってるかもしれないので、メールにてご教示をいただけると幸いです) ◆血統の「氏」 まず「氏/うじ」は血統集団の名称です。鴨氏・物部氏・大伴氏・吉備氏・尾張氏などがこれにあたる。ただ王族には「氏」の名はありません。これが王族から臣籍へ降下すると、源氏・平氏など「氏」の名が与えられた。これはいちおう簡単です。 ◆カーストの「姓」 いっぽう「姓/かばね」は厄介です。これはほんらい古代の氏族を、政治的に分類・格付けしたものでした。【連/むらじ】【臣/おみ】【村主/すぐり】【吉士/き

  • 「夫婦別姓」議論のフシギ-名前の日本史①: 明夜航記

    初めに断っておきますが、僕はいわゆる「夫婦別姓」について、べつに賛成も反対もありません。僕は独身の男であり、どっちになろうが関係はないのです。 ただ…世間の議論を聞いてると、みんな何を言ってるのかわけわからん。フシギでしょうがないのです。今回はこのことを書いてみます。 ◆「日の伝統」は同姓? 別姓? とにかくこの議論でおかしいのは、多くの人が「日の伝統は夫婦同姓」と思い込んでいるらしいことです。そこで保守派の論客などが、「日歴史と伝統を守れ」「欧米流の夫婦別姓では家族が崩壊する」などとわけわからんことを叫んでいる。 何だ? 何を言ってるんだ? 藤原不比等の前は「蘇我」娼子で、後は「県犬飼/橘」三千代です。 源頼朝のは「北条/平」政子です。 西園寺実兼のは「中院」顕子です。 足利義政のは「日野」富子です。 細川忠興のは「明智」玉子です。 見ればわかるとおり、

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