フランス・モンペリエ(Montpellier)の税関で押収されるコカイン(2009年5月27日撮影、資料写真)。(c)AFP 【12月13日 AFP】イタリアの病院で、院長が職員らにコカインの吸引をやめさせる通達を出していたことが発覚し、物議を醸している。 伊ANSA通信が11日、報じたところによると、南部レッチェ(Lecce)近郊にある病院のジュゼッペ・ディ・マリア(Giuseppe Di Maria)院長は、病院でのコカイン吸引が行われていると匿名の内部告発を受け、同院に勤務する医師や看護師に対し、勤務中はコカインの吸引を控えるよう求める通達を送った。 地元の社会問題担当者はこの問題の内部調査を開始。また、通達の件は地元捜査当局に報告され、ディ・マリア院長は懲戒処分が科せられる可能性がある。 社会問題担当者は、病院職員のコカイン使用について、「院長は明らかに間違いを犯した。通達を出すの