ギリシャ中部テッサリア地域の村で、地震により損壊した住宅のそばを歩く女性(2021年3月3日撮影)。(c)Sakis MITROLIDIS / AFP 【3月3日 AFP】(更新)ギリシャ中部で3日、マグニチュード(M)6.3の強い地震が発生し、十数人が負傷、建物100棟以上が損壊した。パニックとなった住民らは、屋外へ避難した。 地震は正午(日本時間午後7時)ごろ、ラリサ(Larissa)近郊で発生。余震も数回あった。首都アテネの観測所によると、震源地はエラソナ(Elassona)から南へ16キロの地点で、震源の深さは8キロだった。この地域で地震が起こるのはまれで、ラリサ市内は一時パニックとなった。 救急当局は、軽傷者10人の対応に当たったと説明。ラリサの病院関係者はAFPに対し、55歳の男性が落下物で頭にけがをし、病院に搬送されたと語った。 テッサリア(Thessaly)地域の当局者は震