概要 「インターネットの中身」についてどれぐらい知っているでしょうか? インターネットを普段から当たり前のように使ってる人は多いですが、その裏側の仕組みについて知っている人は、決して多くはありません。(IT業界で働く人であっても、インターネットを構成する深い部分まで理解している人はごく一部だったりします。) 本講演では、業界歴13年の現役ネットワークエンジニアであり、YouTubeにて5年に渡って情報発信してきた発表者が、ネットワーク業界関係者しか知らない「インターネットの裏側の仕組み」について、ディープに、かつ初心者にもわかりやすい言葉遣いで噛み砕いて解説させていただきます。 インターネットの仕組みやネットワークインフラの存在を知ることで、みなさんが普段お使いのサービスの裏側が理解できるようになるのはもちろんのこと、みなさんの業務においても、的を射たビジネス企画やサービス提案が実現できる
こんにちは、NTT東日本の白鳥です。 AWSでネットワークを構築する際にBGPの設定が必要になるケースが出てくるかと思います。 なかにはハンズオンで出てきた設定をそのまま入れられる方もいらっしゃるかもしれません。 AWSを利用するためのBGPを少しでも理解が深まると幸いです。 ※本記事はBGPのすべてを理解することが目的ではなく、あくまでAWS利用時に必要となる部分に絞っています。 AWSのネットワーク設定においてBGPが出てくるシチュエーション AWSのネットワーク設定を行う中でもBGPの設定に出会うシチュエーションは大きく3つあります。 Direct Connect Transit Gateway Site-to-Site VPN たとえば、仮想プライベートゲートウェイを作成するときに、こんな設定項目を見たことがあるかと思います。 BGPとは?BGPが必要になる背景 BGPはBorde
はじめに お久しぶりです、iselegantです。 今回はAWSアーキテクトの目線から、多様なGoogle Cloud Load Balancingの世界を紹介してみたいと思います。 昨今、担当業務やプロジェクトによってはAWSのみならずGoogle Cloudを活用したり、マルチクラウドとして両方扱うエンジニアの方も多くなってきたのではないでしょうか? 特に、SI企業に所属する人においては、担当プロジェクトや業務、お客様が変われば利用するクラウドサービスも変わる、なんてこともよくあると思います。 私もその道を辿ってきた一人です。 現在ではクラウドサービス間においてもある程度のコモディティ化が進んでおり、ある一つのクラウドサービスに精通すると、他のクラウドサービス利用時におけるメンタルモデルが出来上がり、システムを構築する際に前提の知識や経験が大いに役立つはずです。特にAWSはサービスの幅
✔️Googleも参戦してしまった韓国の通信戦争 去る9月20日、韓国科学技術情報通信部で電気通信事業法改正案関連公聴が開かれました。マスコミではこの法をいわゆる「ネットワーク使用料法」と命名しました。コンテンツ事業者(CP)とインターネットサービスプロバイダ(ISP)間のネットワーク利用料の支払いを法的に義務付ける法案の推進を本格化し始めました。 すると、YouTubeアジア・太平洋地域総括副社長であるガトム・アナンド(Gautam Anand)氏は、公式ブログに「今回の法案が通過する場合、YouTubeは韓国での事業方式を変更しなければならない」とし、韓国のクリエイターやユーザーに反対請願を促し、敏感な反応を示しました。事実上、韓国事業への投資縮小を警告したのです。 実際に公聴会以後、ストリーミングプラットフォーム「Twitch(ツイッチ)」は運営費負担を名分に韓国ユーザーの最大画質を
こんにちは、SCSKの木澤です。 先日、VPCにおける大きなアップデートが発表されました。 Multi-VPC ENI Attachmentsaws.amazon.com EC2から複数のVPCに対してENIを接続できるようになったよ、という話です。 オンプレミスのネットワーク設計経験者であれば、この話を聞いて「管理用VPCが作れるようになったな」と感じることでしょう。 実際私自身もAWS初心者の頃は管理用のネットワークが構成できないことが気になっていました。 ですが、AWSにおいては安易に管理用VPCを設置すべきではないと考えています。 その理由を下にまとめたいと思います。 オンプレミスネットワーク設計のセオリー オンプレミスにおけるネットワーク設計経験が無い方もいらっしゃると思いますので、丁寧に解説したいと思います。 今回は下図のような一般的なWeb3層のシステムのネットワークを設計す
AWSのVPCに大きなアップデートが! 今週10/26、AWSにこんな機能アップデートが発表され大変話題になりました。 簡単に言うと 「EC2インスタンスから複数のVPCに対してENI(NIC)を足出しできるようになった」 という大きなアップデートでした。 みんな戦々恐々? しかし、Twitterのオンプレミス経験者たちは口を揃えて懸念を漏らしています。 「これ、クラウド初心者がオンプレからの移行で "監視セグメントVPC" みたいなものを作ってしまうんじゃなかろうか…」 今回のアプデを見て「ウッ…😅」と感じた方も、改めて何が問題なの?と聞かれると意外としっかり言語化できないかも知れません。これを機にAWSの代表的なサービスであるマネージド論理ネットワーク「VPC」の基本をおさらいしてみましょう。 オンプレ時代の基本を振り返る パブリッククラウド普及前のオンプレミス時代では、企業のシステ
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© 2019, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 多くの選択肢が揃ってきた 「オンプレミスとVPC間の接続方法」 を整理してみる 菊地 信明 アマゾン ウェブ サービス ジャパン 技術本部 ソリューションアーキテクト ネットワークスペシャリスト 門田 梓 アマゾン ウェブ サービス ジャパン 技術本部 ソリューションアーキテクト © 2019, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Agenda 本セッションの狙い はじめに オンプレミスとVPCの接続パターン 1. 拠点からインターネット経由でVPCに接続 2. 複数拠点からセキュアにVPCに接続 3. 拠点からシステム毎に異なるVPCに接続 4.
こんにちは、テクニカルトレーナー/マネージャーの西村 (@kuwablo) です。 AWS トレーニングのトレーナーを担当しつつ、お客様の AWS 学習を支援する記事を公式ブログや builders.flash に投稿し、チームメンバーのマネジメント業務も合わせて行っています。 突然ですが、皆さんは普段の仕事でネットワーク機器の設計や保守などは担当していますか ?「ルーターはマシンルームで見たことはあるけど触ったことはない。」「アプセトネデブ (OSI 参照モデルの 7 つの階層の暗記術) とか昔ちょっと勉強したけど忘れちゃったな。」という方から「俺はネットワーク生まれデータセンター育ち」という方までいらっしゃると思います。 私がトレーニングを実施する際に「自分のチームのメンバーにネットワークを勉強してもらいたいんだけど、何か良い方法ありますか ?」「アプリ開発者ですがインフラを体系的に勉
Cisco Modeling Labs (通称、CML) は、仮想的にネットワーク環境を構成するソフトウェアプラットフォームです。2020年5月に、待望のメジャーバージョンアップを行い、簡単なインストールや軽量化など、より使い易く身近なものになりました。 ネットワークの自動化はますます重要な分野になってきており、最近では Cisco DevNet 認定資格が新設されるなど、ネットワークプログラマビリティに対する注目度が高くなっています。今回のセッションでは CML のおさらいから始まり、デモンストレーションを中心に CML に備わっている API のご紹介や、CML で構築したラボネットワークをプログラマビリティで制御するといった内容をご紹介します。Read less
Cisco Modeling Labs (通称、CML) は、仮想的にネットワーク環境を構成するソフトウェアプラットフォームです。2020年5月に、待望のメジャーバージョンアップを行い、簡単なインストールや軽量化など、より使い易く身近なものになりました。 第2回目となる本セッションでは、CML に付属する様々な仮想デバイス、仮想ネットワークと外部ネットワークとの接続など、デモを交えながらわかりやすくお伝えいたします。特定コンフィグやプロトコルの動作確認や検証、外部ネットワークに設置したサーバーやアプリケーションの監視対象ネットワークとして使うなど、実践的な活用法についてもご紹介致します。Read less
Cisco Modeling Labs Cisco Modeling Labs is our premier platform for network simulation. With an easy-to-use HTML5 UI and a comprehensive API, Cisco Modeling Labs makes it fun to design, test, troubleshoot, and learn. Cisco Modeling Labs is an on-premises network simulation tool that runs on workstations and servers. With Cisco Modeling Labs, you can quickly and easily simulate Cisco and non-Cisco
AWS/Azure 2023.02.20 AWS Network Firewallにおけるログの出力方法 当記事では、AWS Network Firewallにおけるログの出力方法について記載します。 前提条件既にAWS Network Firewallを構築しており、通信を制御できていることを前提とします。 設定方法に関する記事はこちら:AWS Network Firewallの設定方法設定方法 コンソールのを選択します。その後、表示されたファイ… AWS/Azure 2024.03.29 CloudFrontなどのS3にしか出力できないログをCloudWatch Logsに集約してLSC… 当記事では、LogStare Collector(LSC)のCloudWatch Logs収集機能を用いてCloudFrontログを取得する方法について記載しま…
こちらの記事では、CIDRとCIDR表記について解説します。 CIDR(Classless Inter Domain Routing)は、別名をクラスレスアドレッシングとも呼び、現在主流で使用されているIPアドレスの割り当て方式です。また、CIDR表記はIPアドレスにサブネットマスクの情報を簡略化して付随する表記方法です。それぞれの概要などについて詳しく説明します。 こちらの記事は「IPアドレス」と「サブネット・サブネットマスク」に関する知識が必要です。それぞれの記事は以下をご覧ください。 https://envader.plus/article/51 https://envader.plus/article/53 CIDRの概要 初期のTCP/IPのIPアドレス(IPv4)は、IPアドレスの枯渇問題を抱えていました。この問題の対策として、IPアドレスの割り当てをクラスフルアドレッシングと
スマートフォン同士やスマートフォンとPC間のファイル送受信を行うにはAirDropやニアバイシェアなどの無線ファイル送受信機能を使うと便利ですが、「iOSとWindows」「iOSとAndroid」といった組み合わせではOS標準のファイル送受信機能を使えません。オープンソースで開発されている「LANDrop」はWindows、macOS、Linux、iOS、Androidに対応したファイル送受信アプリで、簡単操作でファイルを送受信可能とのこと。スマートフォンで撮影した写真をPCへ送信する際などに便利そうだったので、実際にインストールする手順や使い方を確かめてみました。 LANDrop - Drop any files to any devices on your LAN https://landrop.app/ ・目次 ◆1:iOSとWindowsでファイルを送受信する方法 ◆2:PC起動
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