パイオニアは11月9日、2018年3月期第2四半期(7~9月)の連結業績を発表した。売上は減収となったが、営業利益は増益となり、計画をクリアしている。 第2四半期の売上高は前年同期比2.3%減の929億円、営業利益は約2倍の23億円、経常損益はほぼ横ばいの9億円、当期純損失は同3億円の赤字から6億円の赤字となった。売上高は減収になったが、減価償却費の減少などにより原価率の良化が増益に結びついた。 上期(4~9月)の売上高は前年同期比7.5%減の1762億円、営業利益は約1.3倍の20億円、経常損益は4億円の赤字(前年同期は28億円の黒字)、当期純損益は26億円の赤字(同10億円の黒字)となっている。 カーエレクトロニクス分野は、売上高が同5%減の746億円、営業利益が前年とほぼ横ばいの18億円。円安の効果や、市販、OEMともにカーオーディオの新製品導入効果があったものの、カーナビゲーション