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ブックマーク / blog.nomadscafe.jp (21)

  • dstat + fluentd + Elasticsearch + kibana でサーバモニタリングする - blog.nomadscafe.jp

    普段はサーバのメトリクス可視化のためにcloudforecastを使っていますが、某案件用に数秒単位で数十台のサーバのメトリクスを表示したいので、記事タイトルのような構成を作ってみた。 dstatでとった各種値の他に、nginxとmemcachedの情報も合わせて表示させています。 セットアップ もろもろのセットアップのメモ 監視サーバ まず、監視サーバにElasticsearchとkibanaをいれる。環境はCentOS6 $ sudo yum install java-1.7.0-openjdk $ sudo rpm -Uvh https://download.elasticsearch.org/elasticsearch/elasticsearch/elasticsearch-1.x.x.noarch.rpm Elasticsearchは特に設定なく起動 $ sudo service

  • 一時ファイルとdentry cacheとメモリ - blog.nomadscafe.jp

    わりと長い間悩んでいたんだけど、最近解決したのでメモ。 サービスで利用しているsmalllightの画像変換サーバが、Apacheが使っているメモリ以上のメモリを使用し、Swapしたりメモリ枯渇でサーバがダウンするなどのことが何度かありました。 ↑メモリの動きはこんな感じ いろいろ調べた結果「dentry cache」なるものがメモリ多くを占めていることがわかりました。dentry cacheはディレクトリやファイル名とinodeとを結びつけに使われるキャッシュです。smalllightでは画像を変換する際に一時ファイルを作成するので、その情報が残るようです。 手元で再現させる 番で使っているサーバはCentOS5系ですが、手元のVagrant上のCentOS6(ファイルシステムはext4)で、再現させてみました。 use Parallel::Prefork; use File::Tem

  • ISUCON3 で優勝してきました!!! #isucon - blog.nomadscafe.jp

    いやぁ、、ほっとした。予選はこっちのblogに書かないぐらい惨敗した気分だったのでよかった。勝たなければ「LINE選抜大した事無い」とか「元出題者wwww」とか言われるし、勝ったら「#茶番」とか言われる立場でしたが、まじほっとしました。やったぁぜぇぇえぇえ!!! (写真は http://isucon.net/archives/33919770.html から引用) チームは、@tagomorisさん、@sugyanさんとの「LINE選抜チーム」です。お疲れ様でした!! isucon3戦いってきた&勝ってきた! #isucon - tagomorisのメモ置き場 #isucon 2013で優勝しました - すぎゃーんメモ 最終的なコードや設定などはこちらのリポジトリ 予選で学んだこと 予選のときは、開始直後からアプリケーションをみて明らかに重そうなところから手をつけていって、序盤からスコア

  • G-WANはなぜ速いのか?をnginxと比べながら検証してみた - blog.nomadscafe.jp

    ツチノコブログのWEBサーバベンチマークツール比較の記事で紹介されていた。WebサーバのG-WAN。この記事によると凄く速いようです。 Intel Xeon E5-2640 (6コア/12スレッド 2.50GHz) を2つというサーバで gwan  334944 req/s nginx 111842 req/s と、速いと言われているnginxの3倍の速度を出しています。 このベンチマーク結果がとても気になったので、なぜG-WANが速いのか、自分でも検証してみました。 結論から言うと以下の2つ。 1) G-WANはデフォルトで物理CPUに合わせた数のスレッドを起動する 2) HTMLファイルも一度読み込んでキャッシュする という事です。 今回はAWSのcc2.8xlarge(E5-2670 8コア/16スレッド 2.60GHz *2)を使ってベンチマークを行いました。OSはAmazon L

  • Starlet が HTTP/1.1 に対応しました / wrkによるベンチマークとYAPC::Asiaのトーク宣伝 - blog.nomadscafe.jp

    Starlet が HTTP/1.1 に対応しました。これによりでnginxのupstream keepaliveなどが捗ると思われます https://metacpan.org/release/Starlet https://github.com/kazuho/Starlet ながらくStarletはHTTP/1.0 + keepaliveなサーバでしたが、version 0.20にてHTTP/1.1に対応しました。具体的に対応したスペックは以下。 HTTP/1.1 keepalive Transfer-Encoding: chunked (Request & Response) Expect HTTP Pipelining StarmanやMonocerosとだいたい同じ動きをするようになっていると思われます。 なお、導入にあたっては、リバースプロキシ等と組み合わせた場合の動作パターン

  • 「ISUCON 夏期講習」のサーバ環境のつくりかた - blog.nomadscafe.jp

    秋に第三回が開催されるISUCONですが、学生さん限定で「ISUCON 夏期講習」が開催されました。イベントは、tagomorisからWebアプリケーションについての座学を行ったあとに、ISUCON2の問題にチャレンジしてみるという内容でした。 参加者の中にはWebアプリケーションの開発・運用を既にやっている方もいましたが、それ以外の方にとっては、普段からプログラミング言語に触れていても、サーバの設定やデータベース・Webアプリケーションのチューニングといったものは未知の世界で、何から手をつけて行ったら良いかわからず、苦労していた方が多かったように感じました。 今回の「ISUCON 夏期講習」では、ISUCON2の問題に取り組む環境としてEC2の仮想サーバを用意しました。参加者には事前に環境を構築してもってきてもらうという予定でしたが、ノートPC上の仮想サーバなどでは性能が出にくく難しいだ

  • ディレクターやエンジニアが運用エンジニアにインフラの相談をする際に持って来て欲しい5つのこと - blog.nomadscafe.jp

    新しいWebサービスを開始する際や、既存サービスに変更を加える際に、サーバを何台確保するか、ストレージやAPIといった共有リソースを使用して良いか、ディレクターやアプリケーションエンジニアの方に訪ねられることがありますが(というかそれが仕事ですね)、その際相談のためにどんな情報を持って来て欲しいか書いてみます。人間同様にサーバやネットワークリソースも有限なので、無駄にならない最適なサーバ台数を割り出したり、増強が必要かどうかを判断して、会社のビジネスを効率よく進めていくことが重要です。 人によっては以下に書いてあることが、非常に緩く感じでしまうこともあるかもしれません。これはWebサービスを早く立ち上げて、柔軟に運用していくことができる環境ならではだと思います。それでも出して欲しいモノはいくつかあります 企画書 どんなサービスであるか説明できる企画書があるといいでしょう。ないわけはないと信

  • 今こそ見直すApacheの設定 - blog.nomadscafe.jp

    nginxやvarnishなどがアツいですが、Apacheもまだまだ実績や安定性から採用されていると思います。ここではデフォルトとは異なる値に変更するサーバ設定を中心に、パフォーマンス改善、安全性向上のためのApacheの設定を紹介します。 mpmの確認 > /path/to/bin/httpd -V Server version: Apache/2.2.19 (Unix) Server built: Jun 23 2011 17:13:13 Server's Module Magic Number: 20051115:28 Server loaded: APR 1.4.5, APR-Util 1.3.12 Compiled using: APR 1.4.5, APR-Util 1.3.12 Architecture: 64-bit Server MPM: Worker PreforkやW

  • 私家版省サーバ運用2011またはWebシステムのコンポーネントの配置について - blog.nomadscafe.jp

    小規模のサービスを如何にスモールスタートするか、そのために各コンポーネントをどうやって配置するのがいいのかという話。個人的な考えも含めて。 大まかな構成は昨年のnekokakさんのYAPC::Asiaでの発表、省サーバ運用と大体同じです。Web/Appに使うサーバ2台、データベース2台です。あとはLBが別にあればそれを、なかったらもう一台(組)必要となります。 Web/Appサーバには、Reverse Proxy、Application Serverがまず配置されます。あとは必要に応じてmemcached、Job Queueのworkerを動かします。ここまでのコンポーネントは2台のサーバ両方に配置し、Active-Activeで動作し冗長性がとれるよう構築します。cronについては、両方のサーバで動かしても問題がない状態が理想ですが、そうでない場合、Web/Appの1台目で動かすというル

  • Webアプリケーションエンジニアに知っていて欲しいインフラの知識 - blog.nomadscafe.jp

    過去に何回か、Webアプリケーションエンジニア向けのインフラ勉強会があったらいいなぁとtwitterにつぶやいたことがありますが、じゃぁ実際どんな内容が良いのか、あまりまとまっていませんでしたので、整理してみました。 まぁ「Webアプリケーションエンジニアに知っていて欲しいインフラの知識」と言いながらWebアプリケーションの運用の仕事をしている自分でも専門にやっている方からみて完璧に答えられる自信はありません。ただ今の世の中ググれば答えは見つかるので「概要は知っている」そして「詳細を調べる方法を知っている」ぐらいで問題ないと思っています。 ネットワークにおけるレイヤ2,3,4,7の概要 TCP/IPの通信開始、通信終了時の状態遷移の把握 IPアドレス、セグメント、スタティックルーティング、NAT CPUのトレンド HDDの構造 RAIDレベル、RAIDカードのBBUの役割 SSDの特徴 ハ

  • Short-term Edge Cache (フロントサーバでの一時キャッシュ) - blog.nomadscafe.jp

    3日間で去年一年間分の花粉が悲惨したようです。元気です。 「HTTPコンテンツ圧縮はどのレイヤーで行うのがいいか」で書いたあたりと問題は共通しているのですが、大規模サイトの運用で最近割とボトルネックとなりやすいのはラック-集約スチッチ間のトラフィックです。1台あたりの性能が飛躍的に向上し、画像転送では100Mbps〜300Mbps、それ以上ぐらいは楽に吐き出すようになっているので、ラックスイッチの1Gbpsのuplinkではすぐに詰まってしまいます。この対策として、高トラフィックのサーバを分散配置したり、link aggregationにて2Gbps-4Gbpsに増速したり、あるいは10Gの導入を検討すると思いますが、それには手間もお金もかかるので、まずはトラフィックを減らせないか考えるわけです。 そこで最近、2カ所ほどでとった方法が、フロントのReverse Proxyで短時間、キャッシ

  • Cache::Memcached::鉄板(てっぱん) - blog.nomadscafe.jp

    Cache::Memcached(::Fast)を使う上でベストプラクティスをまとめたモジュールを書いてみた。名前は、Cache::Memcached::IronPlate。おのみち焼き。 githubにあります。ドキュメントが日語だけです: https://github.com/kazeburo/Cache-Memcached-IronPlate つかいかた use Cache::Memcached::IronPlate; use Cache::Memcached::Fast; my $memd = Cache::Memcached::IronPlate->new( cache => Cache::Memcached::Fast->new(...). ); $memd->get $memd->get_multi $memd->set $memd->add $memd->replace

  • CloudForecast Updates - blog.nomadscafe.jp

    1ヶ月前ほどにBlogに書いたサーバリソースの監視ツール CloudForecastは弊社でも導入前提で試験をしつつ、さまざまなアップデートを行っているのでその紹介です 大きく変わったのはWeb画面の見た目です。 サーバ一覧 各サーバのグラフページ 多くのサーバを監視するにあたり、通常は見ないサーバに関してはグループ名をクリックすることで畳んでしまうことができます。見たくないサーバはこれで桶。また、各サーバのグラフページでは、デフォルトでMonthlyとYearlyのグラフの表示をやめています。通常ブラウザの画面には入りきらないと思いますし、参照することも24時間、1週間のグラフに比べて少ないだろうという判断です。表示速度も高速化される期待もあります。月間年間のグラフを参照したい時はワンクリックで表示できるので不便はないと思います 加えて、日時指定でグラフを表示することができます。Pick

  • CloudForecastっていうリソース監視のツール/フレームワーク作った - blog.nomadscafe.jp

    「クラウド」って言ってみたかった。今は反省していr 上のグラフは前回のエントリーを公開したときの、当blogを配信しているサーバのトラフィックグラフです。記事を公開した17時にぴょーんとトラフィックが伸びています。4時にも増えているけどこちらは謎。 実はこのグラフもCloudForecastを利用して取得しています。CloudForecastはサーバ等のリソース監視を行うツールもしくはフレームワークで、rrdtoolの薄いラッパーとして動作し、小規模から大規模なサーバ群を一括で管理できるように設計してあります。tokuhirom曰く、「perlが書けてrrdtoolがつかえるsysadminの人だったら使いやすいと思われる」というのがもっともしっくりくるような気がします。Perlとrrdtoolが使える運用者によるカスタマイズ前提なのがフレームワークと呼んでいる所以です。 CloudFor

  • YAPC::Asia 2010 Tokyo で CloudForecast について喋ってきた - blog.nomadscafe.jp

    Yokohama.pm で話したこと+αで、監視についての話、CloudForecastの概要とインストール方法、拡張方法、また生成するグラフの見方、運用方法について紹介しました。 slideshare版の資料にはありませんが、発表で使った資料の最後はShibuya.pmの中継を見ていた息子です。去年の発表でも画像の縮小のサンプルにもつかってました^^ \n\n[Yokohama.pm](https://blog.nomadscafe.jp/2010/07/yokohamapm-6cloudforecast.html) で話したこと+αで、監視についての話、CloudForecastの概要とインストール方法、拡張方法、また生成するグラフの見方、運用方法について紹介しました。\n\nslideshare版の資料にはありませんが、発表で使った資料の最後はShibuya.pmの中継を見ていた息子

  • gumiStudy#2 で memcached の運用について喋ってきた - blog.nomadscafe.jp

    例の件以来、memcachedについて書いたり話したりする機会が多く頂いています。次はShibuya.pm で再び監視について発表する予定です。また、今回の発表でも紹介したリソースモニタリングツール cloudforecast はYAPC::Asiaで詳しく説明します。Shibuya.pmは参加のキャンセル待ちがかなり多い状態ですが、YAPC::Asiaはまだまだチケット絶賛発売中です。ぜひいらしてくださいませー。 \n\n例の件以来、memcachedについて書いたり話したりする機会が多く頂いています。次は[Shibuya.pm](http://shibuya.pm.org/) で再び監視について発表する予定です。また、今回の発表でも紹介したリソースモニタリングツール cloudforecast はYAPC::Asiaで詳しく説明します。Shibuya.pmは参加のキャンセル待ちがかなり

  • NoPasteを作るためにsinatraライクなWAFを書いてみた - blog.nomadscafe.jp

    社内にNoPaste的なものがなくてカッとなって作っていたらsinatraライクなフレームワークを作っていた。何を言っているか(ry NoNoPasteソースコード: http://github.com/kazeburo/NoNoPaste 元々、CloudForecastには、tokuhiromのMojaMojaやyusukebeのHitagiからコピペをしつつ作ったフレームワークがあり、NoPaste的なものを作成するにあたりCloudForecastからWAF部分だけを切り出して作り直した。 今回のWAFのコードはまだNoPasteのパッケージ内にある。名前はShirahata。 Shirataha.pm: http://github.com/kazeburo/NoNoPaste/blob/master/lib/Shirahata.pm 特徴は sinatraライクなURLの組み立て

  • Catalyst::View::JSON : blog.nomadscafe.jp

    Catalyst::View::JSON miyagawaさんのCatalyst::View::JSONを試し中。 sub foo : Local { my ($self,$c) = @_; $c->stash->{tags}=[qw/foo bar baz/]; $c->forward('View::JSON'); } として、prototype.jsのAjax.Requestなどで、 new Ajax.Request( "/foo",{ onComplete: function(originalRequest){ var ret = eval(originalRequest.responseText); alert(Object.inspect(ret['tags'])); } }); こうすると、きちんと ['foo','bar','baz'] と得られるはず。Object.insp

  • nginxの組み込みperlで非同期に遅延させてレスポンス - blog.nomadscafe.jp

    ひさびさにnginxなどいじっている。 nginxがnon-blockingで動いているので、組み込みのPerlでもblockingする処理をいれることはおすすめされていないのですが、sleepだけは機能が用意されていました。使い道がよくわからないけど、とりあえずレスポンスを遅延させるのだけやってみた。 まず、handlerとなるperlモジュール package delay; use nginx; sub handler { my $r = shift; my $args = $r->args; $args =~ m/sleep=([^&]+)/; my $sleep = $1 || 1; $r->variable("sleep", $sleep); if ( $sleep ne "no" ) { $r->sleep($sleep * 1000, \&next); return; } $

  • PSGI/Plackで非同期 Web Server - blog.nomadscafe.jp

    PSGI/Plackにおいて、非同期にレスポンスが返せるstreamingという仕様/機能が追加されました。 PSGI/Plack streaming is now complete これを使うと、streamingをサポートしたサーバから非同期/nonblockingにhttpやGearmanを利用して外部へ問い合わせを行い、その結果をレスポンスしたりできます。 また、これがPlackで既に実装済みなので、非常に短いコードでサーバの実装ができちゃいます。 すばらしいですね。 すでにmiyagawaさんが、この機能を利用した非同期Web Framework「Tatsumaki」を書かれています。 イベントを扱う部分が隠蔽されているので、これを使うとさらに簡単に実装できます。 すばらしすぐる。 ここでは、簡単に外部へAnyEvent::HTTPを用いて、HTTPリクエストを行うサンプルを書い