働く男女を対象にした、仕事と子育てを巡るNPOの意識調査がまとまり、子どもを保育園などに預けて正社員として働く女性の3割以上が「子どもが3歳になるまでは母親が家庭で育てるべき」と考え、現状の働き方や育児のしかたとは異なる思いを抱えていることが分かりました。 調査はNPO「仕事と子育てカウンセリングセンター」が、子どもがいて正社員として働いている既婚の男女約1500人を対象に、ことし6月にインターネットを通じておこないました。 (回答数:女性286人、男性386人) 3割以上が「3歳まで家庭で育てるべき」 「子どもが3歳になるまでは、母親が家庭で育てるべきと考えているか」という質問に対し、「そう思う」または「ややそう思う」と答えた人の割合が、女性では全体の36%でした。 調査に答えた女性はいずれも子どもを保育園などに預けながら働いていますが、その3割以上が現状とは異なる思いを抱いていることが