【北京=共同】中国北京市の故宮博物院で、一級文物(日本の国宝に相当)に指定されている宋代(960~1279年)の皿が誤って割れ、6片のかけらになった。1日の新華社電が伝えた。この事故は7月30日に短文投稿サイト「ツイッター」の中国版「微博(ウェイボ)」で暴露され、博物院は31日になって公表した。隠蔽を図ったのではないかとの疑惑が浮上している。皿は高さ約4センチ、直径約20センチの

今月26日に行われた日中防衛次官級協議で、中国人民解放軍の馬暁天(まぎょうてん)副総参謀長が、南西諸島への陸上自衛隊配備計画や、海上自衛隊による東シナ海での警戒・監視活動の強化方針を問題視し、「日本は危険な方向に向かっている」と批判していたことが分かった。 これに対し、中江公人防衛次官は、「陸自の配備は日本防衛の空白地域をなくす意味がある。特定の国を想定していない」と説明した。 また、「専守防衛という日本の防衛政策の基本方針に変わりはない」と反論した。複数の政府関係者が30日、明らかにした。 会談は、防衛省で約4時間行われた。この中で、馬氏は、陸自配備は中国をけん制するものだとの認識を示した。日本が新たな「防衛計画の大綱」(防衛大綱)や、先月の日米共同声明で、東シナ海や南シナ海で海洋活動を活発化させている中国を念頭に、「脅威」や「懸念」を表明している点についても、「我々には何ら懸念されるよ
印刷 事故後まもなく運行を再開した高速鉄道「和諧号」=30日、浙江省永嘉県、林写す家族連れなどでほぼ満席の和諧号の車内=30日、林写す 中国・温州の高速鉄道事故から1週間が経った30日、事故現場を挟む永嘉―温州南間(約20キロ)の高速鉄道の「和諧号」に記者が乗った。原因究明を待たず運行再開したことに批判が出たが、この日の客席はほぼ満席。安全優先を訴える切実な声がある一方で、「高速」を求める人々は絶えない。 追突したD301号が事故の直前、激しい落雷のために緊急停車した温州郊外の永嘉駅。駅前でアイスキャンディーを売る男性は「事故が起きてから、この駅で下車する人は半減したよ」とため息をついた。 待合室の乗客は、スーツケースを抱えたビジネスマンから、サンダル姿の軽装のお年寄りまで様々。上海まで1等席が219元(1元は約12円)で、正規運賃だと千元を超える飛行機より大幅に安く、長距離バスと大
今一番注目されている高速鉄道事故について、わたしはなんら一次情報を手に入れることができる立場にはない。中国ではジャーナリストには「記者証」所持が義務付けられており、外国メディアも例外ではない。警察が現場を仕切る事件、事故の現場取材など、記者証をもたないフリーランスにはまったく不可能な話なのだ。 だからわたしも、この事件に高い関心を抱いていた人たちと同じように、既存のメディアからの情報によって事態を判断するしかなかった。しかし、わたしのこの「既存のメディア」にはインターネットがかなりの割合を占めている。 中国ではインターネットは「一庶民が公に向けて発言できる場」として大きく利用されているのは周知の通りだが、特にマイクロブログと呼ばれるツールがその情報発信力を爆発的に広げている。日本ではマイクロブログと言えばツイッターだが、中国ではそのツイッターへのアクセスがブロックされており、その一方で「微
中国浙江省温州市で23日に起きたの死者は既に39人になった。当局が事故発生後数時間で救援を止めてしまったことに対し、「当局は復旧のことしか考えていない」と遺族が不満を訴えている。 香港メディアの『明報』が報じたところでは、事故のあった甬温線は25日午前7時に運行再開。当局の資料によると、これまでに確認された死亡者は39人で、これは最終的な数字ではないという。温州市では多くの市民が市役所前広場に集まり、キャンドルを灯して犠牲者を追悼している。また数十名の遺族も追悼に参加するとともに、座り込みで抗議を示した。 浙江から来た男性は今回の事故で妊娠7ヶ月の妻とお腹の赤ちゃんを含む5人の親族を失った。発見された妻の遺体は、顔が掘られて判別できないほどだったという。男性は義母と甥の遺体は鉄道部が救援終了を発表してから20時間後に発見されたと訴える。同じ車両には無事に救出され、鉄道部が「奇跡」と称した2
印刷 中国浙江省温州の高速鉄道事故で、鉄道省などは26日、犠牲者の遺族に賠償することを決め、一部が50万元(約625万円)で合意したと公表した。早期に賠償を受け入れた場合の「奨励金」を含んだ額だという。奨励金に反発の声も上がっており、ほかの遺族が受け入れるかは不透明だ。 23日夜の脱線事故で親族が犠牲になった遺族の男性が、火葬場で顔を真っ赤にして声をあららげた。 「人が死んで、奨励金とは何事だ。商売の話をしているんじゃない」。遺族の一人が50万元の賠償金を受け取ると報じられたが、短期間のうちに政府の賠償案にサインすれば金額が加算されるとの記述があった。 政府の賠償案に合意した林エン(エンは品の口がそれぞれ火)さんの遺族によると、政府側に「通常の鉄道事故だと賠償は15万元だが、今回は一律に20万元を上乗せする」と説明された。さらに列車事故保険の2万元や埋葬費を加え、50万元との差額を
35人上限があるんじゃね?っていうページ http://www.12371.gov.cn/Item/102863.aspx 中国でのこのデマに対する検証 「35名上限はナンセンス」 例として取り上げているものの死亡数は35名じゃないんですけどっていう反論 http://www.guokr.com/post/54177/ 中国のブロガーが検証したページ http://blog.163.com/sax_38001/blog/static/54650356201162701439299/ 属实は事実と適合って意味のようなのでソースの記載がないが36例中26例が当てはまらない ソース付き検証 取り上げられている事例 全部35人というわけでもない 確認した例↓ 2011年6月 鄂湘暴雨 41人死亡 http://www.gov.cn/jrzg/2011-06/10/content_1881428.h
2011年7月25日、中国共産党機関紙・人民日報系の国際情報紙「環球時報」は、浙江省温州市で発生した高速列車追突・脱線事故は各国メディアも高い関心を示しており、特に日本では人の不幸をあざ笑うような報道もあったと伝えた。以下はその内容。 【その他の写真】 23日晩、停車中の高速列車に後続車両が追突し、25日現在、死者35人、負傷者211人という大惨事となった。これに対し、24日付米紙ニューヨーク・タイムズは「中国の鉄道近代化計画にとって、過去最大の衝撃」、ドイツ通信社(DPA)は「国の誇りが受けた最大の挫折」、仏紙フィガロは「独自の知的財産権を持つと主張する当局もばつが悪いだろう」、ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)は「1度の暴風雨が中国高速鉄道の理想と大志まで打ち砕いた」と報じた。 中国高速鉄道計画に最も敏感に反応しているのは日本だ。アジアの大国に対して抱く自
事故車両の運転席、当局が現場の穴に埋める 中国脱線 2011年7月25日3時1分 中国浙江省で23日夜に起きた高速鉄道の追突・脱線事故から一夜明けた24日早朝、中国当局は、追突したとみられる車両の運転席部分を、現場に掘った穴に埋めてしまった。事故から約半日後の24日午前4時半過ぎ、現場に入った記者が一部始終を目撃した。 夜明け前。現場では、落下した1両の車体が、一部は地面に突き刺さり、高架に寄りかかるように立っていた。わきの地面の上では、追突した後続列車とみられる先頭車両が、真っ二つになっていた。 切断部分は鉄板や部品がめくれ、後ろ半分は原形をとどめていなかった。 空が明るくなり始めた午前6時ごろ、7台のショベルカーがすぐ横の野菜畑に穴を掘り始めた。深さ4~5メートル、幅も約20メートルと大きい。午前7時半過ぎ、ショベルカーがアームを振り下ろし、大破した先頭車両を砕き始めた。
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