■暴力は批判するも反日デモは容認 15日を境に中国の報道がガラリと変化しましたね。デモをほとんど報じなくなりました。 環球時報ですら、ここ数日間に起きたのは「反日デモ」ではなく、「破壊行為」との表現に変わっています。本質は既に反日デモなどではないという認識の現われでしょう。ただ、「理性的に」との主張は変わっておらず、局地的にはデモ隊に催涙弾を打ち込んでいる地域もあるものの、中国全土で一斉にデモを取り締まるまでには至っていません。中国は抑制に転じたわけではないのです。
中国のブログは「裸官」の話題で持ち切りだ。検閲当局がこの言葉を検索不可にしたほどだが、「裸」といってもポルノとは関係ない。陰でせっせと私腹を肥やす一方、万一に備えて家族や資産をひと足先に国外に送り出している汚職官僚を指す。「裸」とは名ばかり、実は隠し事だらけというわけだ。 贅沢三昧の腐敗官僚に市民は怒りを募らせている。風当たりを弱めようと、中国政府は政府の接待費、公用車、国外出張費という「3大公費支出」の削減を目指す新たな規制を発表した。10月1日から政府機関による贅沢品の購入を禁止、違反した者は懲戒処分となる。 中国財政省によれば昨年の接待費は中央政府だけで14億7200万元(約180億円)。地方政府幹部の宴席費用まで含めたら、一体どれほどの額になることやら。 しかしそんな贅沢三昧に歯止めがかかりそうだ。公費引き締めの動きを受けて、公用車の競売が増加。浙江省温州市では宴席費用は1人当たり
連日続く中国における反日デモ。過去の反日デモ隊が暴徒と化すことはよくあるが、今回は窓ガラスという窓ガラスを破壊し尽くし、デパートの店内やホテルを荒らし尽くし、一部の日系企業の工場やディーラー販売店をも破壊し尽くした。その映像や写真をテレビやネットで見た人なら、モラルのなさ過ぎる暴徒にただただ驚かされたことだろう。 この情報だけ見た日本人は「中国人は反日だ、暴れる人間も随分いて中国人は恐ろしい」と思うかもしれない。一方で中国人の知人がいる日本人や、中国在住の日本人は「いやそんなことはない、多くの中国人は実に友好的だ」と言っている。実際暴動に反対する中国人もいる。中国各地域に住んでいる日本人、中国人の発信する情報は、いずれも「尖閣諸島は中国のもの」と中国人は信じているものの「反日デモに参加しない人が多数派だ」というものだった。 検索から分かる前代未聞の関心の高さ まずは「尖閣諸島国有化」につい
先週末から今週はじめにかけて、中国の各地では反日を表面的なスローガンにした一種の「反秩序暴動」がエスカレートしているわけですが、アメリカではこのニュース、驚くほど小さな扱いとなっています。例えば、暴動が本格化した直後の16日の日曜日には、ニューヨークタイムス、CNNといったメディアでの扱いはほとんど「ゼロ」でした。 週明けの月曜になって、少し報道が出始めていますが、例えば中国にあるパナソニックの工場が操業停止しているなどといった「経済記事」的な扱いが主で、それに「在北京日本大使館」に卵が投げつけられたなどの報道が加わっているだけです。実際に起きている、大規模な破壊行動については、一切伝えられていないと言ってもいいと思います。 私は各メディアの内情を知る立場にはないので、あくまで憶測に過ぎませんが、そこにはある種の「配慮」が感じられます。では、仮に「中国への配慮」があるとして、そこにはどんな
海上保安庁に入った連絡によりますと、18日午前9時半ごろ、沖縄県の尖閣諸島の魚釣島に2人が上陸し、日本人とみて確認を急いでいます。
9月17日、アメリカは弾道ミサイルを探知・追跡する高性能レーダーシステムを日本で追加配備すると発表した。場所は沖縄以外の日本南部とみられ、06年の青森県に続く2カ所目となる。 今回、ミサイル防衛網が拡充されるのは北朝鮮のミサイル技術の脅威に対抗するため、というのが公式見解。だが、実際には中国をけん制する意図もあるという見方も根強くあり、中国側は反発している。 「表面上の焦点は北朝鮮だ」と、ミサイル防衛の専門家である米議会調査局のスティーブン・ヒルドレスはウォール・ストリート・ジャーナル紙に語った。「実際には、誰も言葉にしようとしない重要な問題、つまり中国を見据えている」 だが、アジア歴訪の最初の訪問地として東京を訪れたレオン・パネッタ米国防長官は17日の記者会見で、新たなミサイル防衛網が中国を意図したものではないと強調。19日には中国を訪れ、次期最高指導者に内定している習近平(シー・チンピ
押井守と鈴木敏夫 世界的に注目されている押井守監督が17日、ニコニコ生放送「押井守ブロマガ開始記念! 世界の半分を怒らせる生放送 押井守×鈴木敏夫×川上量生」にて、人気漫画でもありOVAや劇場版などで監督を務めた経験もある「パトレイバー」の実写化の企画が進行中であることを示唆した。 押井守監督「パトレイバー」を実写映画化? ニコニコ生放送でポロリ。 画像ギャラリー これは番組半ばに旧知の間柄でもある鈴木敏夫氏から「『パトレイバー』実写で映画化するの?」と尋ねられた際のもので、押井監督は「言えるわけないでしょ!」と最初は否定しつつも「急に忙しくなったの。ここ3年間暇だったのに」と現在進行中であることを示唆。さらに、鈴木が「外国が出資するんでしょ?」と聞くと、押井監督は「それはまた別の話」とさらなる企画の存在も匂わせ、ファンにとってはうれしい報告だった。 ADVERTISEMENT 同番組は押
台風16号が尖閣諸島を過ぎ去った。1931年に満州事変が起きた今日、9月18日、大量の中国漁船が尖閣諸島に押し寄せる可能性がある。その一部が魚釣島に上陸する事態も起こりうる。川村純彦・元海将補に今後の見通しを聞いた。同氏は著書『尖閣を獲りに来る中国海軍の実力』の中で、中国の漁船や海軍がどのような行動を取るか、シミュレーションをしている。(聞き手は森 永輔=日経ビジネス副編集長) 9月18日は、満州事変の発端となった柳条湖事件が起きた日です。この日を期して、1000隻の中国漁船が尖閣諸島に向けて出港したとの情報があります。台風16号も同諸島を通り過ぎました。これから同諸島周辺の海でどんなことが起こりうるでしょうか? 川村:まず、中国人民解放軍の海軍がすぐに乗り出してくる可能性は小さいと思います。上陸部隊が海から急襲する、特殊部隊が潜水艦から潜行上陸する、空挺団が空から侵入する、といった事態は
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 中国の検索サービス「百度(Baidu)」のトップページが、尖閣諸島と見られるイラストに切り替わっています。島の頂上には中国旗が立てられており、イラストをクリックすると「釣魚島、中国的(尖閣諸島は中国のもの)」と書かれたページに切り替わる仕組み。 ページ内には、尖閣諸島に中国国旗を立てた独自のマップや、尖閣諸島に関連するニュース記事のまとめなども。日本版のサイトには今のところ変化は見られていません。 関連キーワード Baidu(百度) | 中国 | 尖閣諸島 | 領土問題 advertisement 関連記事 「何も聞いてなかった」――Baidu.comの尖閣ロゴに日本法人は困惑 現在は中国側に経緯を確認中とのこと。 「町田は神奈川」「池袋は埼玉」 日本国内にも存在する領土問題(?)あれこれ まるで実効支配のバーゲンセールだな。 野田
その1つは、米国内に限ってのことだが昨年の夏頃から、「フェイスブックのピークは過ぎた」という言説が出回っていた。 今年1月から4月までの1カ月平均の利用者数は、昨年下半期の平均と比較してすでに減少し、「熱が冷めた」との意見もある。 そして米国で取材を続けると、フェイスブックに対する悲観論を口にする人は1人や2人ではなかった。 「パーティーは終わった」という表現を使う人もいる。米国以外の各国では依然として利用者数は増え続けているが、本家ではすでに「飽きた」という声が多数聞かれた。 2つめは投資銀行アイアンファイア・キャピタルの創業者エリック・ジャクソン氏の消滅論だった。 あと5~8年で消滅する 「フェイスブックは今後5年から8年で完全に消滅すると思う。それはIT業界の流転の速さによるもので、フェイスブックは完全に飲み込まれる」 IT業界に通じた氏は、業界の将来を見据えるだけでなく、売り上げの
Why WikiLeaks' Spinoff OpenLeaks Failed - Slashdot 昨年など Wikileaks 本がいっぱい出たが、Wikileaks その後というべき本が出始めたみたい。Wired.com に抜粋が紹介されている This Machine Kills Secrets という本がそれで、副題にあるようにサイファーパンクという Wikileaks の源流にあたる運動、アノニマスなど Wikileaks 以後の動きをまとめる Hacktivist という言葉が使われており、包括的な本なのかな。 Hacktivist といえば、今『ハクティビズムとは何か』(asin:4797369620)を読んでいるが、これについてはいずれどこかで取り上げるでしょう。 ……しまった、OpenLeaks の話を解説するの忘れた(笑) This Machine Kills Sec
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