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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/reizei (37)

  • 「パナマ文書」問題がアメリカでは大騒ぎにならない理由

    経済破綻で苦汁をなめたアイスランドでは首相の辞任を求める声が高まっている Stigtryggur Johannsson-REUTERS パナマの法律事務所モサック・フォンセカが作成した、膨大な機密文書の暴露、いわゆる「パナマ文書」問題では、アイスランドのグンラウグソン首相の辞任を求める声が高まっています。また、イギリスのキャメロン首相については、亡くなった父親がリストに含まれているという暴露があり、その他にもウクライナのポロシェンコ大統領や、サウジのサルマン国王などの名前も挙がっています。 また、中国の習近平主席の親族の名前や、ロシアのプーチン大統領の友人の名前も出ているそうです。またサッカーのスター選手である、アルゼンチンのリオネル・メッシ選手(FCバルセロナ)については親族の名前が出ているそうですし、そのサッカーに関してはFIFA(国際サッカー連盟)のスキャンダルに関係した暴露もあって

    「パナマ文書」問題がアメリカでは大騒ぎにならない理由
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2016/04/09
    文化が違ーーう!(ヒストリエAA略) 〉「 要するに「社会主義的な」左派ポピュリズムの立場からでないと、租税回避地の利用に対する積極的な批判は出てこない 」
  • 36時間後に迫った大統領選、開票速報のチェックポイント

    ハリケーン「サンディ」の被害は、状況が分かるにつれて更に深刻であることが判明しています。私の住むエリアでは5日間停電した後に電気が通じましたが、近隣でもまだまだ停電が続いているところがあります。広域に停電を起こしているところではガソリン不足も起きていますし、被害の甚大な沿岸部では、まだ水の引かない地域もあります。 ニューヨークの被害も大きく、例えばニューヨーク市でも、ダウンタウン、ブルックリン、クイーンズ、スタッテン島では、かなり長期にわたって停電が続いた地区があり、現在でも完全には復旧していません。そんな中、4日に予定されていたニューヨーク・マラソンは「巨大な発電機を並べてイベントをするぐらいなら、停電地域への配慮をするべき」という世論に押されて中止になりました。 一方で、大統領選の投票開始までは36時間を切っており、選挙は終盤の大詰めを迎えています。このニュージャージーでも既に停電地域

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    mame-tanuki 2012/11/05
    「結局のところは世界観の衝突というようなことではなく、中道実務家として「どっちが上か」という冷静な選択の選挙」「懸念材料があるとしたら「再集計」という泥仕合」
  • 村上春樹氏のノーベル賞見送り、これで良かったという理由

    下馬評では可能性大と言われていた、村上春樹氏のノーベル文学賞受賞ですが、結果的に今回の受賞は中国の莫言氏ということになり、村上氏の受賞は見送られました。残念とも思いますが、冷静に考えてみれば今回はこれで良かったのかもしれません。 1つは、莫言氏にノーベル賞を授与するということの政治的な意味です。私は莫言氏の作品は同氏が原作・脚を務めた映画『紅いコーリャン(紅高梁)』(張藝謀[チャン・イーモウ]監督)を通じて知っているだけで、小説そのものは読んでいないのですが、この映画を見れば同氏の政治的位置が「体制内批判者」だということは分かります。 映画については大変に立派な作品ですが、その中でも「赤(紅)」という色の鮮烈な使い方が特徴的です。タイトルの真っ赤な文字から始まって、ヒロインの真紅の花嫁衣装、花嫁行列の輿の色、そのヒロインが次の夫となる男性と結ばれる際の紅い衣装、そしてコーリャンからできた

    mame-tanuki
    mame-tanuki 2012/10/13
    たしかに>「村上氏が受賞したとして「日中対決に勝ったと言われる」とか「野田首相が電話で祝辞を言う」などという光景そのものが「村上春樹的世界」の180度対極にあるもの」
  • 中国の「反日暴動」がアメリカでほとんど報道されない理由とは?

    先週末から今週はじめにかけて、中国の各地では反日を表面的なスローガンにした一種の「反秩序暴動」がエスカレートしているわけですが、アメリカではこのニュース、驚くほど小さな扱いとなっています。例えば、暴動が格化した直後の16日の日曜日には、ニューヨークタイムス、CNNといったメディアでの扱いはほとんど「ゼロ」でした。 週明けの月曜になって、少し報道が出始めていますが、例えば中国にあるパナソニックの工場が操業停止しているなどといった「経済記事」的な扱いが主で、それに「在北京日大使館」に卵が投げつけられたなどの報道が加わっているだけです。実際に起きている、大規模な破壊行動については、一切伝えられていないと言ってもいいと思います。 私は各メディアの内情を知る立場にはないので、あくまで憶測に過ぎませんが、そこにはある種の「配慮」が感じられます。では、仮に「中国への配慮」があるとして、そこにはどんな

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    mame-tanuki 2012/09/18
    リビアで大使がアフガンで警官に米兵が殺され緊迫する中東情勢、中国と一蓮托生で手に汗握る米国経済の未来、謎が深まる中国権力闘争劇…日本人よ、これが米国メディアだ
  • マリッサ・メイヤーのヤフー電撃移籍は異例の人事なのか?

    グーグルの創業から「20番目の社員」で、サーチエンジンやGメールなど多くの商品開発に関与すると共に、広報担当的な役割も果たしてきたマリッサ・メイヤー前副社長は、7月17日付けで、ライバルとも言うべきヤフーに移籍しCEOとして経営の指揮を執ることになりました。アメリカでは大きな話題になっている事件ですが、ではこの「電撃移籍」というのは異例なのでしょうか? まず「女性のIT企業経営者」ということですが、現職のCEOとしてはメグ・ホイットマン(イーベイのCEOから政界転進に失敗後、HPのCEOに就任)であるとか、IBMのバージニア・ロメッティ(マーケティングを中心に同社の叩き上げ、年1月よりCEO)などが活躍しており、その前にはHPのCEOとしてコンパックとの合併とIT製品の大衆化を指揮したカーリー・フィオリーナなどの例もあります。もはや全く異例ではありません。ちなみに、ヤフー社では、キャロル

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    mame-tanuki 2012/07/18
    珍しくないんだ>「良くあるのは、妊娠を契機に前職をスパっと辞め、産休明けに本格稼働という条件で転職するというパターン」
  • オスプレイ配備問題は「腹芸」でいいのか?

    沖縄への垂直上昇機「オスプレイ」の配備に関しては、賛成反対が入り乱れているようです。その背後には「肝心の点を誰も口に出さない」という、日の「腹芸」がある、私にはそう見えます。 まずオスプレイという機の特徴です。反対論に近いメディアでは「ヘリコプターに似ているが、ヘリコプターとは違ってエンジン停止時に自然な羽根の回転による揚力発生(オートローテーション)がないので墜落しやすい」ということが言われています。確かに配備基地周辺での事故への懸念から見れば、そうした言い方になるのでしょうが、実はオスプレイの特徴としては、ヘリとは違って時速500キロ超という高速での水平飛行が可能という側面があるわけです。 つまり、プロペラ機に近い高速で目的地に急行し、しかも滑走路のない場所へ着陸が可能なのです。ということは、このオスプレイというのは「離島防衛」に最適な輸送機であると言えます。いや、それどころか配備を

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    mame-tanuki 2012/07/06
    そうか、離島防衛か…ん!?と、思わず二度見してランチ珈琲を噴くレベルの誤変換w >「「オスプレイ配備による離党防衛」について、野田政権は何も言わない」
  • ハリウッドが女性主人公のアクションを作り続ける理由

    アメリカ社会での女性の地位が向上する一方で、ハリウッド映画の世界では、アクション映画の主人公は男性という構図はずっと続いていました。 中には、アンジェリーナ・ジョリーの『トゥームレイダー』シリーズのように、完全に女性が主役というのもありましたが、これとか往年の『チャーリーズ・エンジェル』シリーズなどは、男性客を意識した特殊なジャンルと言えるでしょう。20世紀末のシャロン・ストーンなどもそうした性格の役で売れていったわけです。 例えば、クエンティン・タランティーノ監督が女性のヒロインに激しいアクションをさせていますが、彼の場合は、フェミニズム的な香りが残るのを厭わず、被害者側の復讐劇にジェンダーを絡ませて、それをスタイルにしてしまっているわけです。 ミラ・ジョボビッチなんていう人もいますが、『バイオハザード』シリーズなど、アクション映画での彼女のキャラというのは、アメリカの視点からすれば、や

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    mame-tanuki 2012/06/05
    なるほど、10代の少女たち向けの「女の子が主役のアクション」という路線か。米国版バトル・ロワイヤルな『ハンガー・ゲーム』は、北米市場歴代14位の興行収入なのかww
  • 「坂の上の雲」と現代アメリカの「戦争」

    NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」の最終第3部が始まりました。このドラマに関しては映像化を封印した著者の意図を著作権継承者が翻すことの是非であるとか、日露戦勝の神話を復権させるのはイデオロギー的に許容できないなど、様々な批判があるようです。 ですが、今回始まった第3部の前半を見た限りでは、高橋英樹さんのセリフの見事な呼吸感、目線の演技だけで乃木希典という漆黒の静謐感を表現してしまった柄明さんなど、TVドラマにおける表現としては1つの極限に達してしまったのは事実だと思います。 特に「乃木的なるもの」の絶望的な暗さをここまで丁寧に表現できたということについては、司馬氏も映像化封印への違反を許してくれるかもしれません。 それはともかく、現代のアメリカでこのドラマを見ていると、改めて「戦争とは何か」という問題を突きつけられる思いがします。戦争とは何を目的として戦われるのかということです。戦争

    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/12/12
    あれは良かった>「「乃木的なるもの」の絶望的な暗さをここまで丁寧に表現できたということについては、司馬氏も映像化封印への違反を許してくれるかも」
  • 日本の「おもてなしビジネス」はアメリカ進出が可能か?

    の製造業がもはや国際競争力を失う中で、その代わりにサービス業を産業の柱にしよう、ついては日式のサービス産業を海外に輸出すべきだという意見があります。TPPが今後成立してゆく中で、日の市場へとドンドン外資が入ってくるかもしれず、そうなるのであれば余計に新たな産業を外へ出してゆこうというのは、バランス感覚としては自然な話です。 先進国型の市場で、日以上にサービス産業のマーケットとして巨大な存在といえば、アメリカですが、ではアメリカでは日流のサービス産業が成立する可能性はあるのでしょうか? 結論から言えば、半分は可能性があり、半分はそのままでは難しいと思います。 どうして日のサービスに関する考え方がそのままアメリカでは通用しないのかというと、日アメリカでは、「ヒト」に関する社会慣習と価値観が大きく異なるからです。異なる部分は2つあります。 一つ目は、労働に対する姿勢です。アメリ

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    mame-tanuki 2011/11/29
    安価な労働力での質の高い「おもてなし」接客サービスは無理そうだけど、「正確でキチンとした」サービスは需要があると。米国と中国は似ている予感。
  • 「ウォール街占拠デモ」はどこまで本気なのか?

    ここ数週間、ニューヨークのダウンタウンで続いている「Occupy Wall Street(ウォール街占拠デモ)」は、先週末にはブルックリン・ブリッジでの無許可行進をめぐって大量の逮捕者を出すと共に、ニュース・メディアに話題を提供した形になっています。一部の芸能人や、経済界でも例えばジョージ・ソロスなどはある種の理解をしているようですが、ウォール街の関係者とも言うべき多くの経済評論家は、デモに対して非常に冷淡です。 いつもはアナーキーな「アブないオジサンのキャラ」で登場するジム・クレマー(CNBC)などは、今回のデモに関してはジョークを飛ばすどころか、3日の月曜には「奴らには何の主張もないんですよ。バカバカしいだけです。それにTVで取り上げると警察が悪玉で、逮捕された連中が善玉になっちゃうでしょ。報道で取り上げるのも問題ですよね」あるいは「強いて言えば、カイロの切羽詰まったデモというより、ア

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    mame-tanuki 2011/10/05
    所得移転による格差是正を主張しつつ リバタリアンに共感する(プラカードには共和党ロン・ポール議員の名)矛盾したデモを若者が起こす背景について
  • 「フジ子・ヘミング現象」の何が問題なのか?

    ピアニストのフジ子・ヘミング女史のリサイタルを聞く機会がありました。場所は、ニューヨークのリンカーンセンター内のアリス・タリー・ホール。東日大震災のチャリティーという主旨もあって、多くの聴衆が集まっていました。その聴衆ですが、ザッと見渡したところ95%は日人のようで、場内のアナウンスも日語だけであったり、在米日人コミュニティーのイベントということは明らかでした。改めて日でのフジ子人気の凄さを感じさせられました。 リサイタルの内容ですが、一部で言われているような「超スローテンポ+旋律の濃厚な味付け」のユニークな演奏というのではなく、端正でロマンチックな普通の演奏でした。確かにテンポに変化をつける部分はありましたが、一小節内のリズムは良くも悪くもメトロノームを刻むような正確さがあり、節度を崩した演奏という印象はありませんでした。 メカニックにしても解釈にしても最近のピアノ界の様々な「

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    mame-tanuki 2011/09/28
    音楽に限らず各種オタク界隈にも通じる。古参が新参の初感動体験を「浅い!」と見下して否定するような批評をすると、その文化は衰退するよという話。
  • M5・8が「大地震」というアメリカ東海岸の動揺

    クルマを運転していた私には揺れは全く感じられませんでした。私は家族を医者の検診に連れて行くところだったのですが、医院に着くと事務や看護師の人々が、出口で携帯電話をかけながら「地震だ、地震だ」と驚いた様子だったことで事態を把握したのでした。自分では揺れは感じなかったのですが、ニュージャージー中部では震度2から3というところだったようです。 医院では騒ぎが続いており、医師が出てきて「緊急事態だからローカルFM局の音声を全館に流すように」と指示していましたし、事務の人たちは「南のボーデンタウンでも揺れたらしい」とか「オハイオ州でも揺れた」などと情報交換していました。やがてFM(「NJ101・5」という局)で「マグニチュード5・8という発表です。これは日の東日大震災などと比較すると、全く問題にならない小規模なものですから心配しないように」というアナウンスがあると、人々は静かになって行きました。

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    mame-tanuki 2011/08/24
    寺田寅彦曰く、約五十年に一度、しかも不定期に突然に廻り合せてくるのであったら、夜だって天災に。逆に毎年来るなら大津波も天災に非ず http://goo.gl/fph1l
  • マードック帝国は崩壊するか? | プリンストン発 新潮流アメリカ | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    英国のタブロイド紙『ニューズ・オブ・ザ・ワールド』が、スキャンダル取材の方法として関係者の電話を違法に盗聴していた疑惑は、発覚後どんどん拡大しています。160年以上の歴史を誇った同紙は廃刊に追い込まれ、同紙の編集長だったレベッカ・ブルックス女史は逮捕、そして今週火曜の19日には、巨大なメディア企業の集合体「ニューズ・コーポレーション」を率いるルパート・マードック会長が英国議会に召喚されるという事態となりました。 この問題は、主として英国のスキャンダルとして「王室への盗聴疑惑」あるいは「ニューズ・コーポレーション」とキャメロン政権の親密度といった文脈で語られることが多いのですが、先週以来アメリカでも問題が拡大しています。一番の問題は、『ニューズ・オブ・ザ・ワールド』紙が、英国の「7・7テロ事件」の被害者家族だけでなく、アメリカの「9・11」の被害者家族に対しても盗聴を仕掛けていたことが疑惑と

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    mame-tanuki 2011/07/20
    マードック帝国の"皇后"ウェンディ・デン(鄧文迪)夫人の影響で露骨に親中化する「ニューズ・コーポレーション」への懸念と盗聴騒動というアングル
  • スキャンダル続く米民主党、それでもダメ男を見捨てない女性の伝統とは? | プリンストン発 新潮流アメリカ | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    それにしても、アメリカの民主党では政治家のスキャンダルが続いています。1つは、2004年の大統領選でジョン・ケリーと一緒に副大統領候補として選挙戦を戦い、2008年にも予備選の序盤を戦ったジョン・エドワーズの問題です。共に弁護士だったエリザベス夫人とは、長男の事故死を受けて社会貢献のために政界入りを決意、常に夫婦で遊説を繰り広げる姿は、政界の理想的夫婦像と言われていました。 ところが、エリザベス夫人は乳がんで長い闘病生活に入る中、エドワーズには「隠し子問題」が勃発したのです。夫人は、長男の事故死と同様に夫の裏切りに傷つきつつ、自分の死とも対決していった記録を感動的な自伝『Resilience(回復)』に残して昨年12月に死去しました。そのエドワーズは、愛人と隠し子の問題を社会から隠すために「大統領選挙資金を流用」して、愛人をホテルに住まわせたり、場合によっては公費で飛行機に乗せていたという

    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/06/10
    "デジタル露出狂"ウェイナー米下院議員 http://goo.gl/qk4e1 よりも、そのバカ夫を見捨てない賢妻としてもヒラリーの継承者といえる俊英Huma Abedin女史に要注目、という話。
  • ソニーの迷走をトヨタの忍耐と比較する | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    PS3のネットゲーム会員に関する個人情報流出など、一連のデータセキュリティ防衛の失敗が明るみに出たソニーですが、当初は米議会の公聴会への召喚を拒否したり対応がスッタモンダしていました。その対応には米政界から圧力が高まり、最終的には6月2日に議会下院エネルギー通商委員会小委員会において、ソニーのネットワーク・エンターテインメント(SNE)・インターナショナル社長のティム・シャーフ氏が証言台に立つことになりました。 この議会公聴会ですが、全体として淡々と進行したものの、小委員会のメアリ・ボノ・マック委員長(共和、カリフォルニア44区)は終始厳しい姿勢でしたし、与野党の各議員からは対応の遅さを指摘するなど、追求が続きました。さて、このシャーフSNEインターナショナル社長の対応ですが、一昨年から昨年にかけて発生した北米におけるトヨタの連続リコール事件と比較すると、大きな問題を残したと言わざるを得ま

    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/06/06
    え!?ソニーは米議会の公聴会でそんな迷言を吐いたの!?本当なら今度こそアノニマスから攻撃されるのでは?w→「今回の犯罪はウィキリークスなどの悪質な行為と同質」 #wl_jp
  • 政治的ポイント重ねるオバマ、再選に立ちはだかる挑戦者は誰になるのか?

    ビンラディンへの対応以来、オバマの支持率は高止まりどころか、その後もジリジリ上昇に転じています。度重なる悲惨な竜巻被害へのメッセージも的確である一方で、「中東演説」でパレスチナ和平問題における国境線の譲歩をイスラエルに要求するなど、政治的なアクションをどんどん進めています。これには、イスラエルは猛反発したものの、ネタニヤフ首相は「一定の譲歩」を口にするなど、政治的には「オバマの勝ち」となっています。 そのオバマですが、フランスでのG8へ向かう途中、アイルランドを訪問していますが、自分の母親のルーツがアイリッシュだということで「祖先の国に来た」と演説すると大喝采を浴びたそうです。アイルランドでのオバマ人気、しかも黒人大統領というイメージが強いオバマが「アイルランドが祖国」という言い方をすることが、そのアイルランドで自然に受け止められたというのは、オバマが過去に積み重ねてきた「紛争仲裁者」とい

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    mame-tanuki 2011/05/27
    オバマに対する共和党対抗馬の正副組み合わせは、景気回復傾向が続けば「実務家×バカ」、景気が反転悪化すれば「バカ×実務家」になる、という読み。
  • トランプ「大統領選撤退」に見るティーパーティーの凋落

    そう言えば、ティーパーティーという言葉をあまり聞かなくなりました。2010年11月の中間選挙で、保守系の候補を多数当選させて共和党躍進の原動力となったのは、つい昨日のことに思えますが、その後のティーパーティーというのは、ズルズルと失速しているのです。 何といっても、ティーパーティーの看板といえば、前副大統領候補のサラ・ペイリンでしょう。オバマ政権誕生後の政局にあって、「白人+保守+反エリート」という正にオバマの対極のような「キャラ」全開の姿勢は確かに存在感がありました。中間選挙では、応援演説で全国を駆け回って集票能力を発揮、その勢いは2012年の大統領選への待望論になっていたのです。 ですが、ペイリンの人気は長続きしませんでした。 年明けの1月8日にアリゾナ州で発生した女性下院議員狙撃事件を契機として、人気が下降し始め、以降は全く立ち直りの気配もありません。ペイリンのコピーと言われたミシェ

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    mame-tanuki 2011/05/18
    ペイリン失速→トランプも失速という流れのまとめ。景気回復傾向によって、支持母体(自営業・農家)が衣食足りて礼節を知る、という話。
  • 「殺害命令」の責任を背負ったオバマとどう向き合ったら良いのか?

    に来て強く感じるのは、ビンラディン「殺害」の責任を言明したオバマへの冷え切った視線です。核兵器廃絶を叫んだオバマに喝采がされ、似た名前の都市がダジャレのように歓呼を送った日々はまるで嘘であったかのようです。それどころか、オバマ個人への批判というより、アメリカという国への落胆と忌避のような感情すら感じるのです。国際法を無視し、法廷で裁くこともせず「一方的に殺す」国であり、結局オバマも「同じだった」、そんな感覚でしょうか。 日人の死生観や倫理観からすれば、それは自然なことだと思います。私には勿論理解できるし、ある程度は予想していました。ですが、日に来てみて、ここまでの反発がある、しかも「これで世界の反米感情が加速する」とか、「ノーベル平和賞は返上すべき」という強い違和感一色であるのにはやはりショックを感じています。 この分では、今後オバマが来日しても「核廃絶のメッセンジャー」として歓迎

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    mame-tanuki 2011/05/13
    米国の"光と影"を体現する男、オバマ。
  • 見方の分かれるアメリカのエジプト政変報道、その背景にある不安とは?

    エジプトの情勢は、思ったよりはスローな展開になっています。軍の出動により一部では死傷者も出ていますが、大規模な流血が拡大しているわけではありません。一方で、軍のかなりの部分はデモ隊に理解を示しているようですが、かといって軍の相当な勢力がデモ隊に合流して政権に大砲を向けているというわけでもありません。そんな中、火曜日の1日には「100万人デモ」への結集が呼びかけられる中、ムバラク大統領はテレビ演説で「9月の大統領選には出馬しない」という声明を出しています。 ここまでの情勢ですが、まずアメリカのオバマ政権は国務省主導で必死にムバラク大統領を説得した形跡があります。ムバラク大統領が「再出馬はしない」と述べた直後に、オバマ大統領自身が「政権移行は非暴力的でなくてはならない。そして直ちに開始されなくてはならない」という強めのメッセージを同じようにテレビ会見で発信していますが、そのタイミングを見ても、

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    mame-tanuki 2011/02/04
    危機感を煽るニュース専門局と冷静な新聞や三大ネット。対照的な両者に共通するのはエジプトにイランを、オバマをカーターに重ねて思い浮かべる最悪のシナリオへの恐怖感では、という話。
  • 「子供の期待に応える社会とは?」、オバマ演説の重たい問い

    1月12日の水曜日、前週末に起きた乱射事件の追悼集会で、オバマ大統領は犠牲者の中でも特に9歳の少女、クリスティナ・グリーンさんのことを何度も取り上げて、そこへスピーチのクライマックスを持って行っていました。 I want our democracy as good as Christina imagined it. (私はこの国のデモクラシーというものが、このクリスティーナさんが思い描いていたのと同じクオリティのものであって欲しい、そう願うものであります) I want America to be as good as she imagined. (アメリカという国についても同じです。彼女がそうだと思い描いていた、それと寸分たがわぬ良きアメリカでなくてはなりません) We should do everything we can so this country lives up to our

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    mame-tanuki 2011/01/14
    ネガティブな状況下で、リーダーは如何にポジティブなメッセージを発信できるのかが問われるのだなぁ。