農林水産省は4月26日、家きん由来製品の最大の輸出先である香港向けについて、広島県からの輸出が再開されたことを発表した。 農水省は、2023年11月25日に高病原性鳥インフルエンザの今シーズン国内一例目が佐賀県で確認されて以降、輸出相手国・地域との間で地域主義の適用について協議を実施。主な輸出先である香港、シンガポール、米国、ベトナム、マカオ当局からは、非発生県からの家きん由来製品の輸出継続が認められている。 発生県からの輸出再開について協議してきたところ、このほど、香港当局との間で、高病原性鳥インフルエンザに関する清浄性が認められた広島県からの家きん由来製品の輸出再開について合意。4月26日から、動物検疫所において香港向けの輸出に必要な輸出検疫証明書の交付を再開した。