僕は東方が大好きだ。だけど同年代のヲタを見渡すと、疎外感を抱かずには居られない。かつてのパソコン通信仲間で今もコミケ会場に足を運んだり、創作活動を続けている人は大勢居るけど、そんな彼らが今夢中になっているのは大体ボーカロイドかアイマスのどちらかだ。あるいは当時から変わらずセラムンを描き続けていたりするが、これは例外中の例外。東方というジャンルがコミケを席巻していることは知ってはいても、それに興味を示す人は皆無である。理由を訊いてみても、そもそもどういう作品かもよく知らないので答えようが無いらしい。それほどまでに関心が無いのだ。彼らにとって東方の世界観やキャラクター設定というのものは、どうやらキャッチーではないらしい。それでも数人から「オタ候補の高校生にはウケそう」という第一印象だけはかろうじて聞き出せた。僕が普段から東方好きだということを表明していたので強くは語ってくれなかったが、要はガキ