留学と恋愛、留学と結婚については以前書いたので、 今回は、家族連れで留学する男性の配偶者が同伴して渡米し 留学先で出産することについて考えてみる。 若い人の中には家族連れの留学というのは稀だと思う方も多いかも知れないが、 アメリカの大きな大学に来るとそういう日本人は結構いるものである。 子連れの留学や留学先で配偶者が出産するケースを見ると、 1) 医師の研究留学、 2) 大学や企業の研究員の在外研究のための留学 3) 社会人経験の後に大学院に留学 の順に多いように思う。 日本の機関から紐付きで来る場合は1~2年のことが多く、 そうでない場合は4年以上の長期の人も多い。 出産自体は全人類に共通する営みなので 日米でそんなに大きな違いがあるはずはないが、 制度や環境が異なるという点でいくつか注意するべき点はある。 主な注意点は以下の三つだ。 ・健康保険のカバレッジ ・出産後のサポート体制 ・妊