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  • 米国に住む日本人小学生の生活 - Willyの脳内日記

    の小学校でも外国語活動が必修科されるなど英語学習熱が高まっている。日人にとって言葉の構造や音が大きく違う英語の学習はなかなか難しい一方で、英語圏からの帰国子女は、英会話がうまかったり、海外の一流の大学や大学院に合格しやすかったりと、羨望の眼差しで見られることも多い。しかしながら、日語と英語の両方を習得するためにはそれなりの労力がかかっていることもまた事実だ。そこで、米国在住の日人小学生として、おそらくごく標準的な生活を送っている、小学2年生の娘の普段のスケジュールを紹介したいと思う。 現地の小学校は月曜日から金曜日までで、午前9時から午後4時までの授業だ。娘の場合は、月曜から木曜までは、その後5時半頃までいわゆる学童保育で友達と遊ぶ。日によっては、学校で催されるお絵書き教室やサイエンス教室などの課外授業などがある日もある。宿題は、今はまだ年度初めのため、ごく簡単な計算プリントを1

    mamoruk
    mamoruk 2013/10/01
    「米国に住む日本人の小学生は、英語で週5日、日本語で週2日勉強し、足りない分は本を読んでなんとか補うという感じだろうか。大雑把に言って、2つの言語を完全に習得するには2倍の学習時間が必要だ。」
  • 日本人を米国一流大学院に大量に送り込む方法 - Willyの脳内日記

    近年、日は国を挙げて「グローバル人材の育成!」 なんてかっこいい事を言っているけど、要は 「日国内は空洞化してもうそんなに雇用を確保できないんだよね」 ということだろう。 大学についても国や地方の財政悪化と少子化が相まって、 20世紀末までの規模の研究者を国内で維持することは不可能だ。 国としては「日の大学の国際競争力を強化する」 という方針を立てないと国策として話が閉じないのは分かるのだけど、 現実問題として日人研究者を質・量ともに維持していくためには、 海外の大学に籍をおく研究者を増やすしかない。 それに、そうやって海外に広がったネットワークが、 日のためにならないとは思えない。 しかし日人に限らず、例えば、米国の大学に就職する研究者の大半は、 米国の大学院を修了しているという現実がある。 つまり、日人を海外の大学でどんどん活躍させるためには、 海外の大学院、特に一流大の

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    mamoruk 2013/07/31
    「米国では先に内部に入り込んでしまった者が圧倒的に有利なのだ。 そういった状況を考慮して、日本政府や一流大学は、半年〜1年間、米国等の一流大学の学部に短期留学させる制度を作ってみてはどうだろうか。」
  • バイリンガル教育と帰国時期 - Willyの脳内日記

    この7月でアメリカ生活も丸9年になり永住権も取得したが、 大学の教員という比較的転職の多い職に就いていることもあり、 どの時点で日に帰国すると子供の教育はどうなるのか、ということをよく考える。 日人家庭で、子供は生まれてからずっと、家では日語、外では英語の生活を していると想定すると、帰国時期によってその教育はどんな感じになるのだろうか。 個人差が大きいことは大前提として、 実際に見て来た例やバイリンガル研究の結果などを参考にしつつ、 独断と偏見で考えてみると、こんな感じになる。 小学校就学前に帰国: 英語はほとんど残らないと言われている。逆に言えば弊害もない。 ただし、私はこのパターンの子を知っているのだが、 帰国時(4〜5歳くらいだろうか)に兄弟で英語で話していたためか あるいは、親や兄弟からの英語習得ノウハウの点で恵まれていたためか、 高校生になっても他の日人の子よりは英語

    mamoruk
    mamoruk 2013/07/05
    「日本人家庭で、子供は生まれてからずっと、家では日本語、外では英語の生活を していると想定すると、帰国時期によってその教育はどんな感じになるのだろうか。 独断と偏見で考えてみると、こんな感じになる。」
  • 統計屋はどこまで給料をもらうべきか - Willyの脳内日記

    アカデミアでもビジネスでも統計解析のニーズは高くて、 データを分析して欲しいというような依頼は結構くる。 しかし、分析の対価としてどこまで給料をもらうべきなのか、 というのはなかなか難しい問題だ。 完全にビジネスとして外注して、博士レベルの統計屋に 分析をさせると、単価は1時間で100ドル前後のようだ。 以前に、コンサルティング会社が時給75ドルでそういった求人を 出していたから、マージンなどを考えれば大体そんなものなのだろう。 継続的に分析案件が発生するのであれば、 常勤で統計屋を雇えばもっと安く済む。 私も、大学院生の時は、医学部でデータの分析をして、 生活費や給料、健康保険料を払ってもらっていた。 一番厄介なのは、依頼者が案件をあくまで「共同研究」だと考えている場合である。 もちろん雑誌や学会等に投稿することになれば、 分析者として共著者に名前を入れてもらうことになるが、 それが統計

    mamoruk
    mamoruk 2013/07/01
    「博士レベルの統計屋に分析をさせると、単価は1時間で100ドル前後。分析に対価を払うという意識が定着すると良い。一方で、流行に乗って暴利をむさぼる人たちが統計屋のイメージをぶち壊してしまわないように」
  • いい加減、教員を聖職者扱いするのはやめよう - Willyの脳内日記

    自民党が、公立学校の教員希望者に対して、 3〜5年程度の試用期間を経てから免許を与える案をまとめたようだ。 結論から書けば、この案が実行されれば公立学校の新任教員の質は一気に低下するだろう。 1.雇用が不安定となり就職先としての魅力が低下 公立学校といえども教員には、教科の指導能力、マネジメント能力、対人交渉力、 とかなり幅広い能力が要求される。 もちろん公立学校に問題のある教員が多々いることも承知しているが、 それでも例えば米国などと比べて、熱意と指導力のある教員が多いのは 十分な待遇を用意しているからだ。 年収も平均で700万円台半ばとごく平均的なホワイトカラーが 就く仕事としては高いし(米国の多くの州では5万ドル台前半) 何よりも教員の雇用は多くの民間企業に比べて安定している。 業務内容の変化は緩やかであるし、一年単位で区切りのつく仕事なので、 女性には産休後に復帰しやすいというメ

    mamoruk
    mamoruk 2013/04/14
    激しく同意
  • 【大学新入生に告ぐ】大学は4年で卒業して就職しなさい。絶対にだ。 - Willyの脳内日記

    の四月は、桜が咲き、 たくさんの新入生や新入社員が新しい環境で勉強や仕事を始める特別な月だ。 私は、多くの人が将来に希望を膨らませて何かを始めるそんな日の四月が好きだ。 自分が小学校、中学、高校、大学、大学院に入学した日のこと、 初めての職場に入社した日の事を昨日のように思い出す。 私はいわゆる日でサラリーマンをやってから いまは米国で博士号を取って大学教員をしているのだけど、 何でそんなに変則的なキャリアになっているのか、 少し書いてみたい。 書いてみようと思ったきっかけは、「発言小町」の次の投稿だ。 大学新入生に「お金が要らないのはあと4年」と告げること(By 高校生の父) 長男がこの春大学に入ります。 そろそろ自立させる準備にかかろうかな、ということで、と話し、 以下のような条件を息子に提示しようかなと思っています。 との間では、「妥当な条件になっているのではないか」 と

    mamoruk
    mamoruk 2013/04/09
    自分も同感です。少しくらい時間かかってもいいんじゃないかと「大学を卒業して15年経ったいま、 少なくとも大学を4年で卒業すること、修士を2年で取ること、 に大して意味はなかったのだなと感じる。」
  • TOEFLを大学入試で義務づけるとどうなるか? - Willyの脳内日記

    自民党教育再生実行部が、英語試験のTOEFLで一定の点数を 大学入試で義務づける案をまとめたようだ。 この案にはプラスの面もマイナスの面もあるが、私の第一印象は 「あー、TOEFL受けたことがない人が考えた案でしょ」 であった。 1.英語能力試験として優れるTOEFL まず、TOEFLの最新の形式である TOEFL-iBT について簡単におさらいしよう。 この試験は、米国のETS社によって作られた、ノンネイティブの学生の 米国大学における英語運用能力を評価するための試験だ。 120点満点で、Reading, Listening, Writing, Speaking の4科目に30点ずつ配分される。 口語と文語、インプットとアウトプットを均等な点数配分で見るテストで、 大学に進むための正に総合的な英語力を試す試験となっている。 基的に「米国で学生生活を送るのに支障がないレベル」 が満点

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    mamoruk 2013/03/28
    日本で義務づけるのは難しいでしょうねえー
  • ハーバードじゃないとだめなのはだめ - Willyの脳内日記

    東大に受かるくらいの学力の高校生が、 ハーバード大など米国の一流大学を目指すケースが増えているらしい(記事)。 ツイッターでは批判的な意見も多いようだが、 私は基的に良い動きだと思うし応援したい。 別に優秀な人がみんな海外を目指すべきだとは思わない。 東大に入れるくらい頭の良い人はきちんとした人生計画さえ立てれば、 一生、日で余裕のある暮らしが送れるだろう。 いや、そんなに保守的にならなくても、 日から世界に新しいモノやサービス、研究成果などを 発信することだってもちろん可能だ。 今までだって、日はそうやって豊かになってきた。 しかし人材交流がグローバル化する中で 日人が相対的に孤立する傾向が強まっていることは 日社会にとってリスクファクターとなっており、 若くて優秀な人の一部が積極的に海外に出ていくことは望ましい。 「大人になってからだって海外に行くチャンスはあるのだから、

    mamoruk
    mamoruk 2013/02/11
    「「ハーバードやイェールじゃなければ東大」というのは、 「フィレミニオンがないなら寿司」というような滑稽さがある。」
  • 推薦状について - Willyの脳内日記

    米国では秋から冬にかけては、大学院や仕事への応募のシーズンであり、 大学で教員をしていると、学生から推薦状を書いてくれと言われることがよくある。 それは、大学院への応募のためだったり、仕事への応募のためだったりする。 私も米国の大学院にアプライする際や、米国で仕事を探す際には いろいろな先生に推薦状を書いて頂いた。 今年の秋は、3人の学生から相次いで推薦状を頼まれた。 A4一枚程度で学生との具体的関係や学生の能力について書くというのが一般的な形式で、 それに加えていくつかの多岐選択式のアンケートがある場合もある。 こういう仕事はある意味勢いが大事なので、一晩でまとめて3通書いた。 そこで自分で書く側になって分かったことをいくつか書いてみようと思う。 一番大事な事は、推薦状は長所を評価するシステムだということだ。 私は推薦状にわざわざ悪い事を書いたりはしないし、 他の多くの執筆者も同様だろう

    mamoruk
    mamoruk 2012/10/25
    推薦状を依頼される立場になることも増えてきたので、参考になります。
  • 東京大学には入ったけれど・・・ああ進振 - Willyの脳内日記

    東京大学で教鞭をとる伊藤乾氏の「東京大学には入ったけれど・・・ああ無常」が ずいぶんと話題になっているようだ。 記事の内容を手短かに言えば、 東大の1年生はパターン化した問題はよくできるが 自分の頭で考えることができない子が多い、 そんな方法では大学や社会では通用しない、というよくある問題提起である。 氏の主張にはもっともだと思うところもあるが、私が違和感を感じたのは 氏が問題提起しているのが東大教養学部での話だという点である。 東京大学は進学振り分けという制度を採用しており、晴れて東大に入学した学生は 2年の夏学期までの成績によって希望の学科に進学できるかどうかが決定される。 全ての学生の成績は(一部の例外を除き)同一の基準で平均が計算され、 理科1類から薬学部へは何点以上、理科2類から医学部なら何点以上、 と点数の大小によって定員は埋められていく。 もちろん、各科目の成績も単一の数値で

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    mamoruk 2012/07/04
    「伊藤氏が受けたようなクレームが専門課程で聞かれることは稀だろうし、 仮に1年からいきなり専門教育を初めたとしても 同様の不満はほとんど聞かれないだろう。」たしかに
  • 日米の専門職のキャリアと賃金カーブの違い - Willyの脳内日記

    日米の専門職のキャリアと年収を比較すると違う点は非常にたくさんあるが、 それが断片的に強調されすぎていることも多い。 そこで、企業や政府の研究開発分野で活躍する日米の専門職のキャリアと賃金が どのように違うのか、大雑把に書きたい。 1. 日は潜在能力重視、米国は学歴主義 日の新卒採用の採用は、個人の潜在能力が重視される。 それは一流大学卒の肩書きであったり、 人間性の豊かさであったり、頭の回転の良さであったりする。 一方で、米国では学歴が重視される。 学士、修士、博士では新卒の初任給には雲泥の差があるし、 研究/開発関係の主要なポジションは博士が必須と言っても良い。 これは、米国では学歴が潜在能力(例えば自分で考える力) を測るための指標としても比較的優れているという点に 大きく依存している。 例えば、私がいるような無名の大学であっても、 院生の潜在能力は学部生と比べて段違いに高い。

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    mamoruk 2011/10/19
    40歳くらいまでの差が……
  • 学科の事務員が削減された - Willyの脳内日記

    州立大学は近年どこも財政難で経費の削減を迫られている。 もちろんうちの大学も同様だ。だからこそ、 コピーの数を減らせとか、どうでも良いことが議題になるのだが、 そんなのは単なる目くらましであって、 要するに人件費を減らさなければ経費は減らせない。 教員にしても、学部向けのコースは 修士卒のインストラクターや非常勤講師の割合をもっと増やして 助教以上の教員を減らせば大幅に経費が削れるのは間違いない。 あくまで感覚的なものだが、 1コースを教えるのに必要な費用は4割くらい下がるだろう。 まあ、そうすると自分も解雇される可能性があるわけだけど。 しかし、現在もっと問題になっているのが、 無駄な事務員がやたらと多いことだ。 数学科には5人のフルタイムの事務員がいて、 概ね以下のような状況になっている。 職員A:事務のまとめ役。ビザ関係、庶務、学生対応を一手に引き受ける。 職員B:会計担当。勤務時間

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    mamoruk 2011/08/17
    「職員Eのポストが消滅した」という微妙な表現になっている。」微妙…
  • こんなんでいいのか、うちの学科の修士課程 - Willyの脳内日記

    月曜日に数学科のオフィスにふらっと寄ったら 修士課程の中年の外国人学生から声をかけられ、 「私は数学科の修士課程の学生で、 確率統計の修士を取るためにエッセイを書かなきゃ いけないんだけど、指導教官になってくれないか?」 と頼まれた。 アメリカの修士課程は修士論文が必須ではないので、 この学生の場合は論文は無しで、20~30ページのレポートを書けばよい。 コースワークは既に終わったとのこと。 しかし、もともと電気工学の学生で、 確率論や統計学にあまり興味がなさそうである。 取りあえず確定的な返事を保留しつつ、 今日少し話をしてみたのだが… 私「今までにどんなコース取ったの?」 学生「これがリストなんですけど…」 abstract algebra, real analysis, advanced statistical theory, control and stochastics, … と

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    mamoruk 2011/08/11
    こういう人、いますね……(涙)
  • 外国で暮らすのに大事なのは趣味を持つこと - Willyの脳内日記

    WS大にチェスクラブができたと知ったので、 冬学期が終わってから入ってみた。 基的に学部生が多いので年齢はかなり下の人が多いが アメリカ人は年齢をそれほど気にしないし、 思考回路も似ている人が多いので話が合う。 共通の趣味というのは、 外国で友人を作る上では特に大事だ。 職場の同僚の個人的な付き合いが強くない米国では、 他の人と付き合うのは、主に 子供の教育関係と趣味関係に限られる。 (宗教を信じる人はまた別かも知れない。) 日人同士で飲み会をやったりすることももちろん可能だが、 やはり共通の趣味がない限り付き合いは限られてくる。 奴はいつもべ物のことばかり考えているが、 こちらに来て一番仲良くなったのは、 娘のプリスクールで知り合った料理に関心のある人だ。 英語が完璧でなくても、 材や料理の話をしていれば結構話ができるし、 向こうも楽しいのだろう。 他の日人を見ても、 こちらで

    mamoruk
    mamoruk 2011/07/29
    同感! 趣味が合えば言葉の差はあんまないですね。趣味がないと、海外にいるのに週末は引きこもって日本とずっとチャットしていたりとか。。。
  • 日本企業就労適性診断テスト - Willyの脳内日記

    先日、独断と偏見に基づく「海外就労適性診断テスト」を掲載したが、 「89点でした」とコメントを頂いた方のブログを拝見したところ 日での就職活動がうまく行かなかったという体験談が書かれていた。 どこの国で働くにも必要なスキルは基的には同じだが 国によって求められる能力は若干異なる。 私は、日でも働いていたので、 今度は日版の診断テストを作ってみた。 <日企業就労適性診断テスト> (全て Yes/No の二択) 1.一流大卒ではないが、熱意と行動力には自信がある。 2.大学では法律や経済を専攻、あるいは薬学などの専門学位を得た。 3.アカデミックには全く興味がない。 4.男性である。 5.20歳までは日で育った。 6.TOEICは600点以上あるが、TOEFLは受けた事がない。 7.黙々と仕事をこなすタイプだ。 8.日テレビが好きだ。 9.日文化の豊かさは世界一だ。 10

  • 海外就労適性診断テスト - Willyの脳内日記

    池田信夫氏のブログエントリーのように 日の閉塞感や就職難から若者に海外留学を勧める向きが ジャーナリストの間に増えてきている。 これは、私が留学した2004年頃にはまだ見られなかった風潮だ。 しかし、masayang氏が書いているように 海外留学と海外就労の間には大きな違いがあるように思う。 無責任に勧めるのは棄民を促しているのと同じだ。 「じゃあ、どんな場合に留学後の海外就労が有望なの?」 というと説明しにくいので独断と偏見で数値化してみた。 (もちろん、特殊な才能がある場合は別だ。) <海外就労適性診断テスト> (全て Yes/No の二択) 1.旧帝大、東工大、早慶の上位学部、あるいは同程度の 日の大学に在籍していた事がある。あるいは受かる 自信がある。 2.アメリカの大学に行くなら理工系あるいは生命系(*1)だ。 (*1: ただし医学部、薬学部、歯学部などの職業的学位を除く。)

  • 小学校の英語教育は必要か? - Willyの脳内日記

    今年の4月から小学校では5、6年生に週1時間程度の英語の授業が必修となる。 英語が国際語であるという点、低年齢の方が語学の習得が容易である点を考えれば、 日人の英語力向上に望ましいことは論を待たない。 しかし、論点はもはやそんなところではないだろう。 具体的にカリキュラムや政策としての妥当性が問われる段階である。 1.コンセプトは悪くない まず、小学校の英語教育の目的をおさらいしてみよう。 小学校英語の主な目的は以下のように要約される。 外国語を通じて、言語や文化について体験的に理解を深め、 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、 外国語の音声や基的な表現に慣れ親しませながら、 コミュニケーション能力の素地を養う。 『新小学校学習指導要領』(平成20年3月公示) 体験を通して外国語の概念的な理解やモチベーション の向上を図ろうということである。 つまり、小学校英語

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    mamoruk 2011/01/30
    小学校の音楽教育と英語教育の対比が分かりやすい。なるほど
  • 学部1年生向けの授業準備 - Willyの脳内日記

    今学期はどうも授業の準備が大変だ。 授業というのは一般的に言って 程よいレベルのものを教えるのが一番楽なのだが、 今学期は学部1年生向けを1コース、修士向けを1コース、 ということで両方とも割と準備に気を遣う。 (学部1年生向けの方は大学生とは行っても 高校で既に数学が分からなくなった人向けのコースだ。) もっとも、 私の語学力がもっと高ければ学部1年生向けは楽勝だろうし 私の専門能力がもっと高ければ修士向けも楽勝なはずなわけで 一言で言えば自分の能力不足ということに他ならない。 学部1年生向けの授業は大教室で 学生が180人くらいいるのでスライドを使っている。 授業内容を全部スライドにするだけでも オリジナルな例をいれたりすると 授業時間の2~3倍は準備にかかるが、 全部スライドに書いてあるだけでは 学生は注意力散漫になるだろうからということで 学生用に要所要所を空欄にしたバージョン用意

    mamoruk
    mamoruk 2011/01/26
    一回教えただけではコストを回収できないと感じる。」
  • 企業はなぜTOEICに拘るのか? - Willyの脳内日記

    読売オンラインによると、 武田薬品工業が2013年の新卒採用から TOEIC 730点以上を義務付けるらしい。 新卒採用、TOEICは730点以上…武田薬品 製薬国内最大手の武田薬品工業が、2013年4月入社の新卒採用から、英語力を測る学力テスト「TOEIC」(990点満点)で730点以上の取得を義務づけることが22日、明らかになった。 通訳業務や海外赴任を前提とする採用を除いて、国内大手企業が新卒採用でTOEICの基準点を設けるのは極めて珍しく、他の大手企業の採用活動にも影響を与えそうだ。 730点以上は「通常会話は完全に理解できる」水準とされ、得点者は受験者の1割強にとどまっている。 武田薬品は、海外事業や研究開発体制の強化のために、外国人研究者の採用や海外の新薬候補品を持っているベンチャー企業のM&A(企業の合併・買収)を積極化させている。採用条件に高い英語力を明示することで、海外

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    mamoruk 2011/01/23
    TOEICスコアを課す日本企業は本当は国際化を推進してなどいない、という視点、おもしろい。
  • 学部生からの苦情メールに返答 - Willyの脳内日記

    今学期は、恐ろしいことに 学部1年生向けの初級の数学のコースを受け持っている。 何が恐ろしいかというと、そのコースの受講者の 数学力は概ね日の公立中学の2~3年生くらいだからだ。 アメリカの名誉のために書いておくとこれは米国でも多分 9年生(=中学3年生)くらいのレベルだと思う。 「y = 2x + 3」が直線を表す式だということを 分かっていない学生も結構多いらしい。 そんな学生に相関係数とか信頼区間とか教えるのは どうなのかと思うのだが、何故かそういう カリキュラムになってしまっている。 もう一つ恐ろしいところは、 学部1年生は数学だけでなく、 外国人にも慣れていないことだ。 今日は早速 E-mail で文句を言ってきた学生がいた。 文面は以下の通りだ。 I really don't understand what you lecture in class because your

    mamoruk
    mamoruk 2011/01/14
    Please drop the course if you would like to."