だいぶ前にFPGAで作ったアルゴリズムをメモとして書いておきます。 概要 入力角度をテーブル参照を使って求めています。 テーブル参照というのは、メモリ内にsin値、cos値をあらかじめテーブルとして用意しておいて、角度が入力されたときに、テーブルからsin値、cos値を返す方法です。 下記のようにメリット・デメリットがあります。 メリット ・演算がないため処理が高速 ・簡単に作れる デメリット ・精度を高めるほどメモリを食う テーブルを分割しよう 上のデメリットはテーブルを分割することで緩和できます。 テーブルを分割すると、参照した値を結合するための演算が増える代わりに、必要なデータ数を大幅に削ることができます。 データ量=2^(入力のビット幅)×出力のビット幅 入力、出力を2Byteとすると、テーブルのサイズは128kByteになります。大きいですね。 分割した場合のデータサイズは下記の
