タグ

ブックマーク / ritou.hatenablog.com (9)

  • プラットフォームアカウントに紐づけられたクレデンシャルを利用するユーザー認証について - r-weblife

    おはようございます、ritouです。 何の話? 最近のユーザー認証を取り巻く状況について、次の2つの事例の共通点を考えましょう Passkey(FIDOアライアンスが言ってるMulti-Device FIDO Credentialsの方)はFIDOクレデンシャルがApple/Google/MSといったプラットフォーム(など)のアカウントに紐づけられる仕組み Google Authenticator のクレデンシャル管理がデバイス単位からGoogleアカウントに紐づくデバイス間で同期されるように変わる これらは "クレデンシャル" と呼ばれる、秘密鍵やパスワードなどの "認証のための情報" をデバイス単位ではなくプラットフォームアカウント単位に保存/管理するというお話です。 そのおかげで、新しいデバイスを使い始める際にこれまで利用してきたサービスに対して色々と設定しなおすことなく、Apple

    プラットフォームアカウントに紐づけられたクレデンシャルを利用するユーザー認証について - r-weblife
  • ID連携の標準化仕様紹介とセキュアな実装のためのアプローチ ~ 2021 - r-weblife

    おはようございます ritou です。 久々に「解説付きスライド全公開」的なやつをやります。 先月、チーム内でID連携のための標準化仕様に関する勉強会(私が一方的に話す会)を行いました。 が、実際はだいぶグダグダになってしまい、これはその後色々付け足してるうちに別物になってしまった資料です。 内容としては、ID連携のための標準化仕様にどのようなものがあるかを知ってもらうための「入門編」のような立ち位置で作りました。 OpenID Connect(やSAMLのような) ID連携のための標準化仕様を紹介しようと思うと、ついつい個別にシーケンスやリクエスト/レスポンスの説明を始めがちですが、初学者が気になるのはそんな細けぇことではないでしょう。 まずは「この仕様で何ができるようになるのだろう」「この仕様では何を実現したいんだろう」と言うところから理解していくのが良いのではないでしょうか。 そこで

    ID連携の標準化仕様紹介とセキュアな実装のためのアプローチ ~ 2021 - r-weblife
  • OAuth認証とは何か?なぜダメなのか - 2020冬 - r-weblife

    こんばんは。ritouです。 Digital Identity技術勉強会 #iddance Advent Calendar 2020 1日めの記事です。 qiita.com 初日なのでゆるふわな話をしましょう。 何の話か もうだいぶ前ですね。9月のお話です。こんなTweetを見かけました。 社内Slackにいる「OAuth認証」と書くと訂正してくれるbotが丁寧な解説をするようになっていた 認証(Authentication)と認可(Authorization)は間違えやすいわりにミスると甚大な被害をもたらしがちなので、常日頃から意識を高めていきたいですね pic.twitter.com/oVQxBgZcHS— greenspa (@greenspa) 2020年9月28日 このbotに対する思うところはもう良いです。 今回は、「OAuthの仕様に沿ってID連携を実装するいわゆる"OAut

    OAuth認証とは何か?なぜダメなのか - 2020冬 - r-weblife
  • 2020年版 チーム内勉強会資料その1 : JSON Web Token - r-weblife

    おはようございます。ritou です。 5月下旬ぐらいにチーム内勉強会としてJSON Web Token(JWT)についてわいわいやりました。 その際に作成した資料に簡単な説明を添えつつ紹介します。 このブログではJWTについて色々と記事を書いてきましたが、その範囲を超えるものではありません。 ちょっとだけ長いですが、ちょっとだけです。お付き合いください。それでは始めましょう。 JSON Web Token boot camp 2020 今回の勉強会では、JWTについて概要、仕様紹介という基的なところから、業務で使っていくにあたって気をつけるべき点といったあたりまでカバーできると良いなと思っています。 JSON Web Token 概要 まずは概要から紹介していきます。 JSON Web Tokenの定義とはということで、RFC7519のAbstractの文章を引用します。 JSON W

    2020年版 チーム内勉強会資料その1 : JSON Web Token - r-weblife
  • OAuth 2.0/OIDCに入門した開発者が仕様沼に潜るための次のステップとは? - r-weblife

    お疲れ様です、ritou です。 OAuth 2.0やOIDCの入門書(?)を読み終えた開発者の方に、仕様を理解していくための次のステップは何があるかを聞かれました。 そもそもそんなこと言う人は クライアントを実装したい(しなければならない) 認可サーバーを実装したい(しなければならない) セキュリティエンジニアを名乗っていてこの分野を抑えときたい ただ単純に興味がある : そんな人いる? とかそんな感じな気はしますが、基的なフローを乗り越えた先に広がる仕様沼への潜り方に戸惑っておられるようでした。 そこで、いわゆる RFC6749/6750/7636 あたりを完全に理解した開発者が山ほどある仕様にどう立ち向かっていくかを考えます。 仕様にも色々ある IETF の OAuth関連の仕様、いっぱいあります。密です。密です。みみみみみみみみ... tools.ietf.org 去年に一回まと

    OAuth 2.0/OIDCに入門した開発者が仕様沼に潜るための次のステップとは? - r-weblife
  • RFC7662として発行されたOAuth Token Introspectionとは - r-weblife

    こんばんは、ritouです。 今回紹介する仕様は、RFC7662 OAuth Token Introspectionです。 RFC 7662 - OAuth 2.0 Token Introspection ざっくり言うと Token Introspectionとかいうと、Token置換攻撃対策としてのClient-AuthZ Server間のAccess Token検証を想像する方もいるかもしれませんが、この仕様はそれとはあまり関係ありません。 この仕様はOAuthのProtected Resourceのための仕様です。 RFC 6749 - The OAuth 2.0 Authorization FrameworkのRoleのところには、resource serverがprotected resourceをホストしていて、 access tokenを用いたリクエストを受ける、とあります。

    RFC7662として発行されたOAuth Token Introspectionとは - r-weblife
  • RFC7636として発行されたOAuth PKCEとは - r-weblife

    おひさしぶりです、ritouです。 今日は家で風邪治してましたが、TLに流れてきた次世代なんちゃらの話題に乗っかって、ざっくりとした仕様紹介です。 ベンダー個別のパスワード管理には課税せよ!? 次世代Webカンファレンス『identity』 #nextwebconf #nextwebconf407 - Togetter OAuth PKCEがRFC7636として発行されました。 | @_Nat Zone RFC 7636 - Proof Key for Code Exchange by OAuth Public Clients 一言でいうと この規格はOAuth 2.0 [RFC6749]のPublic Client の Code Interception Attack 脆弱性に対応するもので、ephemeral keyを生成して、これを使ったProof of Possession of

    RFC7636として発行されたOAuth PKCEとは - r-weblife
  • OAuth 2.0のAccess TokenへのJSON Web Token(JSON Web Signature)の適用 - r-weblife

    こんばんは、ritouです。 久々の投稿な気がしますが、今回はOAuth 2.0のリソースアクセス時の設計の話です。 ずーっと前から書こうと思いつつ書いてなかったので、ここに書いておきます。 出てくる用語や仕様は、下記の翻訳リンクを参照してください。 The OAuth 2.0 Authorization Framework JSON Web Signature (JWS) 想定する環境 わりとよくある環境を想定しています。 OAuth 2.0で認可サーバーとリソースサーバーがある 認可サーバーがAccess Tokenを発行 リソースサーバーがAPIリクエストに含まれるAccess Tokenを検証する よくある実装とその悩みどころを、JSON Web Token(JSON Web Signature)により軽減できるかもという話です。 よくある実装 : Access Tokenに一見ラ

    OAuth 2.0のAccess TokenへのJSON Web Token(JSON Web Signature)の適用 - r-weblife
  • なんとなくOAuth怖いって思ってるやつちょっと来い - r-weblife

    こんばんは、ritouです。 Twitterの問題が発覚した際、こんなgistも書きました。 gist:5053810 · GitHub 今朝、こんなTweetしました。 https://twitter.com/ritou/status/317429458657222657:twitter:detail:left gistに書いた通り、私の考える今回の問題の質はoauth_callbackの管理、その一言に尽きます。他に2legged OAuthが入るとごちゃごちゃするので、OAuth 1.0の実装のポイントについてまとめてみました。 なんとなくOAuth怖いって思ってるやつちょっと来い from Ryo Ito もちろんこれだけではわけがわからないと思うので、説明が聞きたければどこかで話してもいいです。ぜひ声をかけてください。 普段は秋田にいますが、唯一この勉強会にはよく参加しているの

    なんとなくOAuth怖いって思ってるやつちょっと来い - r-weblife
  • 1