最先端の現場だけでなく、身近なニュースでも耳にすることが増えた深層学習(ディープラーニング)。多くの方が関心を寄せる領域ではありますが、ハードルが高くまだ手を出せていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回、深層学習のモデルを実装するOSSライブラリであるTensorFlowの使い方や応用を解説した『現場で使える!TensorFlow開発入門』(翔泳社)の著者陣に、本書についてお話をうかがいました。 手軽に試せるTensorFlow本 ――今回、翔泳社から4月に発売した『現場で使える!TensorFlow開発入門 Kerasによる深層学習モデル構築手法』の著者陣であるブレインパッドの太田満久さん、小田大輔さん、須藤広大さん、黒澤匠雅さんにお話をうかがいます。最初に皆さんの自己紹介をお願いできますか? 太田:ブレインパッドで深層学習と機械学習を専門に扱っている部署の部長を務めてい