はじめに 本投稿の目的 Elasticsearchでログ収集を行う際、ApacheやSyslog等の代表的なものであれば、既存のgrokパターンが存在しているが、たいていはオリジナルで作成が必要なケースがほとんど。 また運用者の分析したい観点に合わせるため、既存のgrokパターンが在ったとしても、修正したいケースがある。 このように、Logstashのgrokパターンの生成は、Elasticsearchでのログ収集にあたって、不可欠なスキルである。にもかかわらず、Logstashを利用する上での最難関のConfigであるため、一人でも多くこの難関を超えてほしいという思いから、入門用のチュートリアルを作成する。 本投稿のゴール grokパターンを自分で作成できるようになること ステップ1:取り組み方 ログは頭から順番に分解していく。 まずは簡単なログサンプルを見てみる。以下、Syslogのと