インフラのいわほり(@egmc)です。 サーバ監視を構成するシステムは色々ありますが、今回はAWS環境上での監視に使われているアラート通知の仕組みについて紹介させて頂きます。 監視システムの構築そのものは2015年頃、AWSの本格的な利用に伴い、AWS環境を対象とした新規システム(AWSモニタリングシステム)の構築プロジェクトにて作成されたものですが、稼働から約2年が経過し、それなりに実績が積めてきたのではないかと思います。 通知システムにはYusuraという名前がついていて、機能的には過去のエントリで紹介されていたAWACSに近いものとなります。 主な機能としては 設定に基づいた通知先の振り分け アラートの集約(summarize) 同一アラートの抑制(suppress) インスタンスのタグ情報に基づいたignore処理(特定のタグがついているインスタンスを通知の対象とする) を行います
![SQS、ElastiCache、Lambdaで作る高可用なアラート通知システム | GREE Engineering](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/aba5e40eae61e8a60ad78a9934d27a148b30a03e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flabs.gree.jp%2Fblog%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F05%2Fyusura-structure-1.png)