タイタンI(Titan I)はアメリカ合衆国が開発した大陸間弾道ミサイル(ICBM)。アメリカ空軍で運用されたもので、アトラスと並びICBMとしては最初期のもの。後に衛星打ち上げ用のタイタンロケットシリーズに発展したんだそうだけれども、そのタイタン?が収納されていた地下格納庫の廃墟写真なんだ。 Abandoned Titan 1 Missile Silo タイタン?は、1955年より開発が開始され、初飛行は1959年2月6日。液体燃料ロケットエンジンを用いた二段式ミサイルであり、酸化剤には液体酸素、燃料にはケロシン(RP-1)を用いている。ミサイルは地下に垂直に置かれ格納されており、発射直前に推進剤を充填、エレベーターにより地上へと鉛直に移動し、それから発射が行なわれる。燃料充填や移動など発射までには約15分を要したそうだ。 1962年よりアメリカ合衆国本土のアメリカ空軍基地で配備に付いた