ホウガンノキ(砲丸の木)は、文字通り砲丸を大量に携えた木。南アメリカのギアナが原産で、樹木の高さは20〜30メートルとかなり大きい。地面に近い幹から、直接長い花梗をだして、幹に花を咲かせ、実をつけるタイプの植物なんだ。 熱帯では、植物たちが、その高さを競い合うように密集して生えていく。そのため、高い木の枝に花を咲かせるよりも、昆虫や鳥たちが集まってきやすい幹に直接花をつけたほうが受粉しやすく、効率がよいのだそうだ。 <strong>Kuriositas: Don’t Stand Under the Cannonball Tree</strong> 砲丸の木、英語ではキャノンボールツリー(Cannon ball tree)と呼ばれるこの木の実の破壊力は伊達じゃない。高いところから直径20〜30センチものまん丸な実が頭上に直撃したら、ただじゃすまないので、この木があるところには「頭上注意」の看
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